Waseda e-school

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カンニングするのが悪いさせたのが悪い?

2011年03月10日 | waseda univ
脳学者の茂木氏は京都大学が携帯を使った受験でのカンニングを行った受験生を真っ先に為計業務妨害で告発し逮捕させるに至ったことを厳しく批判した。
彼曰くこの問題はまずカンニング行為がどの様に行われたか調べもせずいきなり逮捕という事態になった事。
大学が自治というこれまで独立して守ってきた教育の砦を真っ先に司法の手にゆだねた浅はかさだと述べている。
早稲田大学はこの受験生が合格した事もあり同じような手続きを取った模様である。
一番滑稽な事はこんな簡単に受験問題の漏洩がスル―されてしまう事である。
もっと厳密に教室の監視をするとか携帯を持ちこませないとか、持ち込んでも妨害電波で使えないとか受験料を多額に取っているのであればそれを収入に残さずしっかりと使い切る位の努力が必要であったわけで、その点で試験官が寝ていたのではないかとか、見て見ぬふりをしていたとか・・・憶測も多い。

また、マスコミもばかである、色々な手口があるぞとその代表的な幾つかの手法を毎日いくつもの曲で馬鹿さ加減よろしく流していた。結局蓋をけてみれば単純な単独犯?であったとか?

そして驚くことに受験中に携帯で漏洩した問題が投稿され回答があった画面を見ていた受験生がいた「本人が申し出た」という驚きの事実まで明らかになってきた。
おそらく複数の受験生がもしかしたら見ていたかもしれない。

如何にネット社会の危うさが露呈されてしまったのである、これは試験を実施する大学側の責任も大きく反省されることにあるだろう。

唯一同志社大学はこの問題での告発はしないことを決めたが、之が大人のやることだろう。
未成年の犯罪の難しさをつくずく感じさせる問題であった。

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