余りに目まぐるしい今週でした。安倍氏は緊急入院ということになり、また世論も今回の辞任は已むを得ないか、という同情論も出てきています。
いよいよ総裁選が始まり、麻生太郎氏と福田康夫氏が立候補しました。私の属する山崎派はいち早く福田氏支援を決定しました。福田氏には事実上麻生派を除く全ての派閥が支援をきめたことになります。幕が上がる時には芝居は終わっていた、といわれるほど福田氏の優位は揺るぎませ . . . 本文を読む
安倍首相が突然に辞任を発表、全国が衝撃を受けました。余りの唐突さに国会内は第一報に茫然自失でしたがやがて次なる行動が始まりました。一昨日に首相として所信表明演説をしたばかりで代表質問を直前にしてやめるとは、それは無責任といわれようとなんといわれようと弁解はできませんが、健康状態も含めてこれ以上続けることは困難という本人の決断は受け入れるしかありません。
安倍氏は立派な人ではあるが、やはり若 . . . 本文を読む
臨時国会、始まる。ところで安倍首相が重要発言をした。昨日のオーストラリアでの記者会見でテロ特措法の延長が出来なければ職を辞する覚悟、と発言したが、延長不成立なら「内閣総辞職」を明言したということ。今日の公式の所信演説では「全力を尽くす」とトーンを落としており、延長に向けての「決意の表れ」、「気迫の一端」など与党側の注釈はついているが、首相のことばは重い。
特措法の延長か特別立法はできるのか . . . 本文を読む
福岡県柔道整復師会の盛大な記念式典があり私もご挨拶を致しました。「柔道整復師」は接骨医、ほねつぎとも親しまれる町の身近なドクターです。私は会の皆さまから大変お世話になっていますので日頃のお礼を述べつつ、ふと思い出したので保田満先生のことを話してしまいました。保田先生は神奈川県川崎市で柔道場を開き併せて接骨医をしておられました。私は近くに住んでおり高校、大学と道場に通い、社会人になってからも先生 . . . 本文を読む
地元農業団体主催で農水省幹部を招いての農政懇談会が行われました。我々国会議員も来賓として呼ばれましたが、農水省の担当から受ける政策説明は詳しいものがあり、また新しい農政の中心に位置する「品目横断的経営安定対策」（米、麦、大豆を一体として扱う穀物政策）の評価と改善策などについて徹底した議論が行われ、私自身も今までになく深い理解に達しました。この制度はその制定時から随分と議論があり、今後日本農業が . . . 本文を読む
１１月１日に期限切れとなるテロ特措法の延長問題が待ったなしとなってきた。民主党は依然絶対反対の立場を繰り返している、「テロ対策」という国際的な基本問題に対してひたすら国内政局として（選挙対策の材料として）考えているところが特徴であるが、与党も参議院過半数割れの現実の下ではそれを前提に対応せざるを得ない。今特措法の延長は諦めて新法を作るという議論も進んでいるがこれとて予断を許さない。
どうな . . . 本文を読む
大阪での世界陸上選手権は終わったが日本陸上陣は甚だ不振だった。なまじホスト国になるとお祭り騒ぎが重なり、一見自国の選手が頑張ってくれるかのような錯覚もありますが現実は甘くない、女子マラソンの銅メダル一個（土佐礼子選手）というさびしい結果。体力不足、練習不足、本番に弱い、期待のし過ぎ、など負けた理由はいくつでも挙げられますが、これらを克服して来年の北京オリンピックにどう対応するかが今問われていま . . . 本文を読む
就任したばかりの遠藤武彦農水大臣が辞任に追い込まれた。理事長として所属する地元団体の資金管理の不手際という理由であるが、殆ど本人の関知しないであろうことに対する責任を問われても気の毒な部分もある。参議院での過半数転落の影響は予想以上に大きいものがある。今はただ「忍」の一字、黙々と耐えているうちに必ずや潮目が変わるはずである。 . . . 本文を読む
福岡県選出の同志、武田良太代議士夫人が急逝された。３６才。田川市で盛大な葬儀が行われましたが、本当に惜しみても余りある悲しい葬儀でした。予兆もない突然の出来事ということで、改めて政治家の妻（家族）の健康管理にも警鐘が鳴らされました。５才の一人娘が健気にも挨拶している姿は全ての弔問客の涙を誘いました。
武田代議士は都度厳しい選挙を戦いながら今日に至っています。必ずやこの悲しみを乗り越えて将来 . . . 本文を読む
アフガンのゲリラ・タリバンに拉致されていた韓国人グループが４０数日ぶりに全て解放されました。韓国をはじめパキスタン、アメリカなどの当局者の粘り強い交渉が効を奏したもので、併せて世界中の祈りが遂に天に通じたものといえます。凶暴なタリバン相手に最後まで望みを捨てなかったことに敬意を表するとともに宗教活動や慈善活動とはいえ一般市民は危険なゲリラ地帯に近付くべきでないという強い教訓を改めて国際社会に与 . . . 本文を読む