雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

お酒

2007-04-18 08:48:46 | Weblog
○○正宗が多い:
○○正宗という名が183種もある。(銀座・日本酒センター調べ)
日本で最初に正宗を酒につけたのは、摂津・魚崎の酒造家で「桜正宗」の元祖山邑(やまむら)太郎左衛門で天保年間(1830~43)のことである。
太郎左衛門は「新水(しんすい)」という酒を出していたが、もっといい名前はないかと考えていたところ、たまたま臨済宗のお経の巻頭に「臨済宗正宗(せいしう)」とあるのを見つけ、「正宗(せいしゅう)は清酒に通じる」と自家の酒に使うことにした。ところが、その酒は味がよく、天下に知れ渡ったために、地方の酒造家らは、その評判にあやかろうと、自家清酒にこぞって“正宗”をつけたため、○○正宗が全国を席捲したという次第である。
「正宗(せいしゅう)」が、いつの間にか「正宗(まさむね)」と読まれ出したのは「名刀正宗のように、切れ味のよい酒」との意からである。

        ♪♪米汁呑忘憂♪♪