雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

お酒

2007-04-29 09:40:35 | Weblog
日本酒ってどんなお酒:
日本酒で健康促進
(1)アルコールはどのように代謝されるの?
胃や腸から吸収されたアルコールは、血液を通して全身に行き渡り、飲み始めて1~2時間程度で血中アルコール濃度は最高に達する。
アルコールの大部分は、肝臓で代謝される。代謝の7割を受け持つのはアルコール脱水素酵素(ADH)で、これによってアセトアルデヒドに酸化される。このアセトアルデヒドが、次にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に酸化される。酢酸の大部分は肝臓から出て行き、肝臓以外の臓器で代謝される。そして最終的に炭酸ガスと水になって、体外に排出される。
アルコールが体内で代謝される時間は、日本酒1合を飲んだ場合で4~5時間、3合で10~12時間程度といわれている。
(2)ビタミンと栄養をたっぷり含む
日本酒に含まれる主なアミノ酸の種類と効能
ロイシン、イソロイシン、バリン-----タンパク質代謝を調整する。
グルタミン酸---------脳の機能を高める。
アルギニン------------成長ホルモンの分泌を促進する。
アラニン---------------免疫機能を高める。
その他のアミノ酸-------アスパラギン酸、スレオニン、セリン、グルシン、シスチン、メチオニン、チロシン、フェニールアラニン、リジン、ヒスチジン、プロリン、トリプトファン。
(3)アミノ酸の働きで胃が丈夫に!
胃液の分泌を促すのが、十二指腸寄りの胃の末端部分から分泌されるガストリンと呼ばれる消化ホルモン。このガストリンを放出させるのが、肉や魚のスープなどに含まれるアミノ酸(特にグリシン)や、日本酒のアルコールであることがわかっている。これが多く分泌されると胃液の分泌も促進される。

(4)すぐれた殺菌・抗菌作用も!
食品の日持ちをよくさせるための添加物として使われる。アルコールの殺菌力は濃度によって違い、70%で最も強くなる。


                 ♪♪米汁呑忘憂♪♪