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山遊び日記、読書レビュー、食べ歩き...休日ライフのエピソードなんかを(^^♪

読んでみた 65

2017年11月25日 00時08分08秒 | 読んでみた

最近は少々忙しく、一冊読むのに時間が掛かっちゃったりしてますが。

今回も積読本の中から...

 

久しぶりの重松さん。

 

村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。

でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。

いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、

気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒・・・

後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、

本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。

(「BOOK」データベースより)

 

相変わらず良いお話しばかり8編収めた短編集なんだけど、

勉強を教えるのではなく、生き方や考え方を教えてくれる非常勤講師のお話し。


正義の味方のように、弱い子供達のところに現れては

大切なことを気付かせ、そして静かに去っていく...

 

中学生の時にこの本と出会ってたら、

もう少しマシな人間になれてたかも。