コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

暑さを建築でしのぐ工夫を教えて下さい(中島氏)

2006年08月27日 | 建築作家
本日は、建築作家の中島氏からの質問の答えと今月の写真とコメントをお届けいたします。

問)暑さを建築でしのぐ工夫を教えて下さい


暑さをしのぐとは人によってさまざまでしょう。
私たちは暑さを楽しむことでしのぐことにもなると考えています。
和室の窓を全て開け放し、庭に水打ちをして縁側でカキ氷を食べる。
そんな楽しみ方ができるようなしつらえをしています。
その後で、たたみの上でお昼ねは気持ちいいですね。

~今月の写真~

茨木にすこし前から知っていたまだま村に行ってきました。
 そこは茅葺き屋根の現代風縄文竪穴住居をモデルにしたお店です。
 「縄文ランチ」という20人予約限定の自然の素材を使った心と体にやさしいごはんを飛込みで行ったときに、
まだありますということなので食べてきました。
 また、その建物が周りの景色とあいまって建ち姿が美しかったです。
 内部の梁や柱等は古民家の再生材を利用して建てたものだそうです。
 その空間の豊かさにしばし時間を忘れゆっくりとしたランチタイムでした。
(WORKS STUDIO ”コラボの広場”)


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5 コメント

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茅葺の里は (萩野)
2006-08-29 10:56:32
茨木にこんなところがあったのですね

以前白川郷や五箇所村に行きました

すごい迫力でしたが、ちょっと観光地的でした

高知の檮原町にも小さな茅葺の里があったような記憶があります

茅葺の集落や、妻籠宿など、昔の町並みはほっとします

時の経過に、設計者は、勝てないのかもしれません
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古代に思いを (WS安本)
2006-08-29 12:23:26
多くの茅葺が金属の板に覆われて行く中、こういう風景はうれしいですね。

街中の喧騒を忘れられるような場所も必要ですね。食事も雰囲気も良いとさらに美味しくいただけるでしょうね。
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茅葺き屋根 (中島 謙一郎)
2006-08-30 12:32:51
オーナーにお伺いした所、琵琶湖の葦を使っているそうです。維持補修は何年かごとに部分的に行い、職人さんが材料とともに来て下さるそうです。にこやかにお話下さいました。この建物にとても愛着をもっておられる感じがしました。幸せな建物に触れてこころが暖かくなったのを覚えています。建物も良いですが食事もおいしかったですよ。ホームページをされてますのでごらんになってみてください。まだま村ワールドが体験できます。
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琵琶湖の葦 (萩野)
2006-08-30 13:54:35
うちで設計した目神山の家のよしずの引戸も確か琵琶湖のものでした

在庫が残り少ないので、早く決めないと来年まで入らないなどと、現場の岡田氏におどされました
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まだま村が (WS安本)
2006-08-30 14:14:54
↑現場の岡田氏もあせっていたんでしょうね。

このブログを見てまだま村に行ってみようかなと思っていたら、都市情報誌に”まだま村”が掲載されていました。ますます人気が出そうですね。
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