コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

最近設計したオススメのリビング・・・(萩野隆司)

2007年08月30日 | 建築作家


リビング・ダイニングから、階段を上がると、各自の部屋とをつなぐスペースに、家族のための書斎コーナーと、小さなセカンドリビングがあります

「共」と「個」をつなぐ「間」の空間は、きっと生活に、ほかにはない楽しみを与えてくれると思います


最近設計したオススメのリビング・・・(中島謙一郎・玖子)

2007年08月27日 | 建築作家


『 まんなか 』
この部屋はフリープレースと和室、螺旋階段と台所の交点にあります。
家族がいつもいるところをほぼ中心にして吹き抜けをとり光と風を
取り入れるようにしています。 
また、お互いの気配を常に感じながら過ごしていく・・・。 
ごく普通にそれが出来るようなつながりをとっています。
入居後に訪問させて頂きましたが、お施主様のご両親がこられて、
「本当に気持ええな~」と言ってましたという話を伺いました。
設計として本当にうれしい瞬間です。


今日のケイジェイワークス(WS安本)

2007年08月26日 | WORKS STUDIO
今日のケイジェイワークスでは、こっぱっぱで遊ぼうというイベントが開催されていて、朝から子供連れのお客様でにぎわっています。
そんな中、ケイジェイワークスの広場にある通称「おくどさん」で初めてのお米が焚かれていました。
はじめの割にはおこげも程ほどにあり、二重丸のできでした。
昔はこのように土間でご飯を焚き、調理と食事は完全に別の空間でしたが、
最近はオープンなキッチンもあり、調理と食事の場所がかなり近いですね。
食事の場所以外にもリビングにも家族が集まり、にぎやかですよね。
来週は建築作家の手がけたリビングを少しだけご紹介いたします。
お楽しみに!


クリックすると香ばしいおこげが・・・

この夏の建物(WS安本)

2007年08月23日 | WORKS STUDIO
 この夏休みに行ってきた建物を私からもご紹介を。
 いつもお盆前に開催されている奈良の”燈火会”に行ってきました。
 たくさんのサポーターの協力で成り立っているこの会は本物のろうそくの火から石灯籠まで「一体いくつあるねん!」と言うくらいたくさんの灯火が奈良の古都を照らしていました。
 春日大社の万燈籠も美しかったのですが、建物と言う事で今回は東大寺をご紹介を。
 近畿圏の人は遠足や修学旅行で1度は足を運んだ事があるのではないかと思うくらい有名な東大寺。
 夜間はライトアップされていて南大門の大仏様とよばれる独特の造り方が、照らし上げられとても美しいものです。
 南大門内部の仁王さんも明るく照らされ昼間の雰囲気とはぐっと異なります。
残念ながら当日は、東大寺前の広場の灯火に目を奪われて時間を取られ、夜間拝観終了の時間を迎えてしまい、肝心の大仏殿には目の前で門を閉じられる!という大変悔しい思いをしました。
 当時は大仏殿の門が閉まりかけると全員ダッシュで駆け込んでいました。中には警備員を蹴散らして中に入るカメラの機材を抱えた無法者もいましたが、奈良市内を歩き回った私にはダッシュの余力が残っていなかったのです・・・残念。
 夜間拝観はできませんが、南大門のライトアップは10月末まで行なっているとのことなので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


灯火の光か町の光か、空を照らす雰囲気は
大仏殿の屋根も幻想的に浮かび上がらせます


構造がライトアップで浮かび上がる南大門。奥に仁王さんが照らされています。

この夏休み、見学をおすすめの建築物は・・・(中島謙一郎・玖子)

2007年08月18日 | 建築作家


『 休憩所 』
特別な建築物ではありませんがなんとも心がやすらぐひとときを
感じるところがよいのではないかと思います。
自然体で、浴衣と下駄履きで近くの木々の下にあるベンチで夕涼み。 
時折、風が通り抜けていくのを感じながら冷たいものを飲んで過ごす。
暑かった日差しが沈んでいくのを眺めて、ゆっくりした時間を味わう。
夏にしか楽しめない物だと思います。



この夏休み、見学をおすすめの建築物は・・・(井上昌彦)

2007年08月17日 | 建築作家


「無隣庵」
京都南禅寺の近くにある山形有朋が造営した別荘、「無隣庵」がおすすめです。
有朋自身が設計した池泉式回遊式庭園は知る人ぞしる名園です。
東山の借景、小さな滝、疎水の水を利用した川の流れなど大変良く構成されています。
しかし、今回のおすすめは写真の中庭です。訪問者は庭園の方ばかりを眺めているのですが、その背後にある中庭がとても良いんです。程良い広さに程良い高さ、周囲の薄暗さに対して中央に植えられた笹?の葉が陽光に照らされて光り輝いています。大変美しい光の取り入れ方です。
このつくりすぎずないぎりぎりのところがすばらしい。これ以上何かを加えるたり、何かを無くすと崩れてしまうような絶妙なバランスです。
中庭に対する感覚が変わる体験が出来ると思います。

今月の一枚(WS安本)

2007年08月11日 | WORKS STUDIO

打合せ前に通った安威川の夕暮れです。
これから花火が始まると言うので、見物人があちらこちらに腰を下ろして今か今かと待ち構えていました。この花火は、彩都のケイジェイワークスの本社からも良く見えたそうです。やっぱり夏は花火ですね。
ひとまずブログはお盆休みになりますが、17日より再会します!
次回は、残りの夏に出かけるオススメの建物を建築作家に紹介していただきましょう!

今月の一枚(憩暖)

2007年08月09日 | 工房


ノルウェー ヨツール社製 F373
フル装備で本体価格¥1.248.000-(税込み¥1.310.400-)なり
一般的な煙道部材+取り付け工事を入れて約¥2,000,000-程度

煙突を中心に360度回転(燃焼中でもOK)
すばらしい暖炉です、
憩暖一押しの暖炉です・1台いかがですか!


今月の一枚(萩野隆司)

2007年08月07日 | 建築作家


北浜の旧小西邸の中庭です

堺筋に面した都会の真ん中で、ひっそりとした空間が残っています
新しい建物の、「これでもか・・・」という開放性を見慣れた我々に、何故か懐かしく、落ち着いた「生活」というものを感じます