コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

高齢者の住まいで気をつけること(萩野隆司)

2008年03月27日 | 建築作家


常に30年、50年と住んでほしいと思い、設計します
住み手の年齢の変化(それに伴う身体の変化)の他に、次世代の住み方の変化(これはまったく想像できません)に対応できるように、複雑なプランになり過ぎないように努めています
(造る側としては、ついつい、あれもこれもしたいと思ってしまいますが・・・)

この写真は、寝室と書斎とウォークインクロゼットです
クロゼットの床下に給水や排水を仕込んでいて、何かあったときには寝室の横に水周りを増設できるようにしています
(勿論、使わなくてすむ事を祈っているのですが・・・)
また、外に段差解消機を設置すれば、駐車場から直接部屋に入ることも可能になります
準備をしていれば、もしものとき、少ないお金で、対応が出来るのです


高齢者の住まいで気をつけること(中島謙一郎・玖子)

2008年03月25日 | 建築作家

『 くらし 』
  身体的な配慮以外にこれからの暮らし方についてどのように
  過ごしていくかを相談しながら進めています。
  庭に季節の植木などを入れ、それを眺め、感じ、飾ったりしながら
  日々を思い暮らしていく・・・。
  心豊かに感じられる、そのようなくらしが自然に出来るように、
  そういう建物をいつも作りたいと思っています。


そろそろストーブの季節も終わりですが・・・(WS安本)

2008年03月24日 | WORKS STUDIO

この冬大活躍したKJワークスの薪ストーブもそろそろ使われなくなってきました。
先日には、社員で煙突掃除もしていよいよシーズンオフに入っていきます。
これからは次のシーズンに向けて薪の備蓄に邁進していきます。
写真は北海道の旭川に行ったときに見つけた、アイルランドのWOODSTANNELY社のクッキングストーブです。煮てよし、焼いてよし、暖まってよしのクッキングストーブですが、関西では余りお目にかかることもないですね。年月が経っても味がありますね。
住まいも新築時だけが一番良いわけでもなく、年月を経るに従い味が出てさらに良くなっていく、そんな家づくりをして行きたいと思っています。ですが年月を経るに従い、人の動きは若い時のようにはいきませんね。そんな高齢者の住まいについて建築作家はどのように気をつけているのか少し聞いてみたいと思います!

春にお勧めしたい建物(萩野隆司)

2008年03月21日 | 建築作家

「カーテンウォールとモクレン」

京橋のビジネスパークのクリスタルタワーの周りに、たくさんのモクレンが植えられています
3月の中頃になると、白い花が咲きます
ガラスと白いモクレンと青い空の対比は、シンプルで綺麗です
(写真はあいにくの曇り空でした)

春に訪れたいオススメの建物(中島謙一郎・玖子)

2008年03月18日 | 建築作家




『 平安神宮 』
大鳥居はいつみてもそのスケールの大きさに感動し、
気持を大らかにしてもらえます。
また、平安神宮の境内にある紅しだれ桜は美しいです。
撮影したときはまだまだでしたが、季節時にはもう一度
家族でのんびりと来てみたいと思っているところのひとつ
です。

今月の一枚(WS安本)

2008年03月14日 | WORKS STUDIO


大きな梁に、広い板間、囲炉裏には焚き火がいこっています。
ちょっと田舎の家を訪仏とさせる雰囲気ですが、大阪に建っている家の中の写真なのです。
と言っても、服部緑地内にある”日本民家集落博物館”にある、展示されている民家のワンシーンです。これは、飛騨白川から移築されてきた古い合掌造りの民家です。
昔はここに数家族が同居していたと言うのですから、かなりにぎやかだったんでしょうね。まだ寒かったので焚き火を焚いてくれていただいていましたが、生木のためか煙が結構出ていぶされてしまいました。
ですが、昔の雰囲気を残した民家が敷地内には多くてちょっとタイムスリップしたような感じです。現在、日向椎葉の民家が大修理中で6月に完成するようです!6月まで待てなくても春にはどこかぶらりと出かけたくなりますね。
そんな、春にぶらりと出かけたいところを来週、建築作家に聞いてみましょう。

今月の一枚(佐川プレカット)

2008年03月10日 | 林産地


「佐川プレカットの桜開花宣言!」
桜の花が咲くのを楽しみに毎日チェックしていました。
高知の山間部は寒くて、木を伐り出す山師さんのいる山の上はまだ雪が残っているのですが、
少しずつ山里に春が来ています

今月の一枚(萩野隆司)

2008年03月08日 | 建築作家


「梅」
大川添いを歩いていると、旧藤田邸の庭園が無料で開放されています
季節の花々を楽しめるだけでなく、建物があったであろうところが芝生の広場になっていて、近所の家族連れがお弁当を広げたりもしています
都心に住んでいて、こんなに近くに、こんなに綺麗な庭を持つのは、贅沢です



今月の一枚(中島謙一郎・玖子)

2008年03月07日 | 建築作家


『 大階段 』
JR京都駅の大階段です。
階段といえば単に上下する所というイメージですが、
ここはそれ以外に活用しています。上がるというよりは
登るというほうが当てはまる位の大迫力です。
駆け上がり大会、コンサート席等と多用途で利用
されています。
こういうのを見ると登リきったときに見える景色に期待が膨らみ
つい上まで行ってしまいます。

寝室を考えるにあたって(萩野隆司)

2008年03月05日 | 建築作家


住み手の考え方や、生活のスタイルが決め手となります
朝日をたっぷり浴びたい人
静けさや、落ち着きを大切にする人
それに合わせて、提案してゆきます

「宝塚の家」では、南向きで明るすぎること、前が道路であることを考え、開口は抑え気味です

写真は、家具が入ってから、安本氏が撮ったものです