コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

今月の一枚(佐川プレカット)

2008年05月01日 | 林産地


新緑の季節
仁淀川町は土佐の茶どころで
山間部では、この時期あちらこちらの茶畑で
茶摘をしているところが見られます。

庭の周りや、畑の隅など、家ごとに茶畑を持っていて、
親戚やら家族が集まって、自分の家で飲む分のお茶をつくります。
若い茶葉を摘み、火で炒り、汁が出るくらいになるまで手で揉み
天日に干し、乾くと新茶ができあがり!

簡単なようで、楽ではない作業・・・
これも楽しみの一つで、新茶の出来を話題にお茶します


今月の一枚~後編~(阪口製材所)

2008年04月10日 | 林産地


吉野山について触れたいと思います。
吉野山とは、特定の山頂とか峰ではないのです。ケーブルがあるのですが、
ケーブル終点から上千本まであるいは奥千本付近までの尾根筋を呼称して吉野山と呼びます。
この吉野山から山上ヶ岳に至る峰々を昔から金峯山と呼びます。1300年以上前『役ノ小角(えんのおづぬ)』が山上ヶ岳で苦行の結果、『蔵王権現(ざおうごんげん)』を感得したのが修験道(しゅげんどう)の始まりと伝えられています。
この蔵王権現の姿を桜の木に刻んで祭ったのが吉野山にある金峯山寺蔵王堂です。
このため桜の木は御神木(ごしんぼく)として大切にされ、また信者の寄進によって増殖され、ついに桜の名所・ 吉野となったようです

今月の一枚(佐川プレカット)

2008年04月03日 | 林産地


春の山の景色

春には緑の山がところどころピンク色になり
あそこにもここにも花が咲いていると気がつきます

仁淀川町は、ひょうたん桜・枝垂桜と大きな桜の木があり、
静かな山もこの季節、少し桜の花と人と共ににぎやかになります

桜の木が有名ですが、ひっそりと
可愛らしいピンク色のグラデーションに囲まれた花桃の民家があります。

この風景を見て、花桃を植えるお家が増えていったら
桜と共に花桃が咲く、花の里になるかもしれません^^

今月の一枚(阪口製材所)

2008年04月01日 | 林産地


吉野の山も、つぼみ膨らむ頃になってまいりました。
昨年秋より、改修工事を行っておりました「やっこ」前の
枝垂桜が5分咲き状態です。
3月30日から 夜間 ライトアップも行います。
やっこ内からコーヒーを飲みながら桜の花見如何でしょうか。


今月の一枚(佐川プレカット)

2008年03月10日 | 林産地


「佐川プレカットの桜開花宣言!」
桜の花が咲くのを楽しみに毎日チェックしていました。
高知の山間部は寒くて、木を伐り出す山師さんのいる山の上はまだ雪が残っているのですが、
少しずつ山里に春が来ています

今月の一枚(阪口製材所)

2008年02月12日 | 林産地


今、雪深い吉野の奥地では、木が搬出できません。
深々と降り積もり、機械が山に入っていけません。
雪が邪魔をして仕事に影響します。
しかし寒い環境の下 じっと堪えながら木々は
成長しています。
これがご存知の緻密な年輪となって木口に現れるのです。

木(年輪)を見る機会があればこの写真を思い出してください。
吉野の特徴の一つです。

今月の一枚(阪口製材所)

2007年12月10日 | 林産地

やっこに上る吉野の道。この道を七曲(ななまがり)と言う。
吉野駅から、蔵王堂までこの道を歩く人も多い。
春は桜、秋はもみじ。季節を楽しむことの出来る場所・吉野山。
良い季節です。やっこの仮店舗へお出かけ下さい。
この七曲を通って・・・。



今月の写真(岩手県森林組合連合会)

2007年12月03日 | 林産地

先日の大慈寺の大黒柱の側板(天板)たちです。
結構沢山、無節・上小程度の天板が取れました。
厚みは55ミリです、主に階段のササラ桁・段板にしようと考えております。
使えるのは来春ですかねぇ…、赤松・唐松の床にピッタリ合いそうです。
ただ…非常に臭い!