コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

今月の写真(萩野氏)

2006年08月30日 | 建築作家
建築作家の萩野氏より残暑厳しい時期にふさわしい写真を送っていただきました。



暑いので、涼しそうな写真です

京都にある、北村邸、離れの茶室です
時を経て、風景の中に溶け込むような建物は、すごく良いと思います

風景というものは、建物も含めたものであって、建物が、廻りの木や花や、
その他いろんなものを引き連れているわけではないと思います
建ったときは、その風景の新人なので仕方ないと思いますが、
年月の経過とともに、その風景の中に受け入れられる、そんな家であればいいと思います
(WORKS STUDIO ”コラボの広場”)


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北村邸 (中島 謙一郎)
2006-08-31 11:38:55
私もずいぶんと前に一度機会があって入らせていただいたことがあります。今でも変わらないたたずまいを残しているのでしょうね。時代や人が変わっても建物は生きつづけている。そんな建築を作りたいものです。また訪れたい建物のひとつです。
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住宅のほうも (萩野)
2006-08-31 14:59:55
横に建つ吉田五十八の住宅のほうもすごいです

どれだけの時間考え、どれだけの時間現場と話し合えば、こんなものが出来るのでしょうか

僕では、根気がとても持ちそうにありません(コストも)

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吉田五十八 (澤村)
2006-09-01 11:33:35
私も去年見学に行きました。

もちろん茶室も良かったのですが、吉田五十八の住宅をどきどきしながら見ていた記憶があります。あの時代にこの緻密なディテールがすでに考えられてたのは驚きでした。
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本当に (萩野)
2006-09-01 12:21:11
本当にそのとおりです

特に建具廻りのディテールがすごい

天井の複雑な目透かしが、柱に見せた枠の中に収納された障子のレールになっていたり、袋張りのふすまの、このくぼみは何・・・・閉めてみてなるほど・・・みたいな感じでした

また、開口部のバランスも大胆で驚かされました
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恥ずかしながら・・・ (WS安本)
2006-09-01 13:48:27
恥ずかしながら私は、まだ北村邸を見た事が無いので、皆さんの声を聞いて是非行きたくなりました。やはり京都は建築に関係する人には魅力的な町ですね。
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