ワーク衡業(わーくこうぎょう)のブログ

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鉄道

2010年05月14日 | 情報
 第62回

 ワーク衡業海外研修のフォトの中に、中国版新幹線を写したものがありました。中国近代化の象徴のように報道されている訳ですが、色々問題も多そうです。

 

 

 元は日本の新幹線です。JR東日本が100%の技術譲渡の条件で売り込んでしまったため、手直しされたCRH2C、CRH3型を独自開発物と言い切られて、アメリカに転売されそうな状況になっています。これが何十年とかのスパンの話ではなく、ここ四、五年の事柄なのですから驚きを通り越して唖然とするばかりです。
 運用面でも、日本側が提示した安全運行の上限を無視した350km/h運用を実施しています。JR東日本は責任転嫁されないように念書を取ったらしいのですが、そんなものの効力が聞く国だと本気で思っているのなら、JR東日本の将来が心配です。




 世界中が車社会に移行している昨今、電車の運営、運行は何処でも大変なようです。
 近所の例を幾つか紹介しますと、

 まず、銚子電気鉄道。廃線になりかけたのを内野屋工務店という会社が買って運営していましたが、その会社も倒産。社長の横領も発覚して泣きっ面に蜂です。現在はぬれ煎餅を売って電車を動かしてます。
 


 
 
 いすみ鉄道。赤字路線の第三セクターで、従業員育成にお金が出せず、訓練費700万円を自己負担で運転士の募集をしていました。
 (すごいのは定員20名がもう埋まったそうです。)





 JR信越線。新幹線を通したことを名目に、赤字路線の一部廃止、一部民間への身売りで、いつの間にか切れ々々の路線区に。昔の電車は高速道路のサービスエリアで展示品になっていました。



 

 日本中がこんな状態です。鉄道関係者の方、頑張って下さい。    <影>

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