Woodnoteな日常

京都発 小さな小さなCD制作スタジオの日々雑感です

ホームページ、リニューアル!

2011年12月29日 | ウッドノート・スタジオ
ウッドノート・スタジオのホームページを大幅にリニューアル!
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/woodnote/

ここしばらくホームページの更新が滞っていたのですが、
実は水面下でリニューアル作業をしていました。
見た目はずいぶんスッキリさわやか(?)になりました。
コンテンツの分類も整理して、アクセスしやすくなったのではと思っています。

とはいえ、文章や写真は旧ホームページを引き継いでいますので、
中身はあまり変わらない……。
順次、ゆっくりと内容充実させるよう努力します。

三条でスペイン料理

2011年12月23日 | 日々是好日
今日はちょっとごちそうで、ランチにスペイン料理です。
京阪三条の駅の真上、何件かおしゃれなお店が建ち並ぶ一角“KYOUEN”内の
スペイン食堂ラ・ガジェガ」へ。

けっこう広いスペースで、ゆっくりくつろげます。
交通量の多い三条京阪前に面しているのに比較的静かで、
“KYOUEN”の中庭も窓越しに見られて、なかなかいい雰囲気です。

頼んだのは、まずムキエビのアヒージョ。
エビもぷりぷりしておいしいし、熱々のオリーブ油をパンにつけて食べると最高。
それにラマンチャ風野菜煮込、これも素朴な味わいでおいしい。
ホットワインを飲みながらこれらをボチボチつまんでいると、メインのパエリア登場。
イワシとトマトのパエリアです。

うーん、米の炊け具合がいいです。おいしい!

食後にたのんだエスプレッソのカップがかわいいので写真。


昼間からスペイン料理を堪能しました。
店の奥のほうには立ち飲みスペースもあるようで、
夜にぶらりと入ってみたいですね、場所も便利だし。
また行ってみたいお店です。

柴田高明&永田参男ミニコンサート@フレット楽器ヤマサキ

2011年12月23日 | コンサート
昨日(12月22日)は、マンドリンの柴田高明さんと、ギターの永田参男さんの
ミニコンサートを聴きに、大阪のフレット楽器ヤマサキへ。
今年は弊社からCD「クロニクル」をリリース、レコ芸特選など好評だった柴田さん。
その1年を締めくくるコンサート(打ち上げ付き)です。
どちらかというとコンサート付き忘年会?

フレット楽器オザキ大阪店の頃は何度もおじゃましてますが、
フレット楽器ヤマサキとして移転されてからは初めて訪れます。
狭いながらもきれいに改装された店内は満席のお客さん。
7時半、演奏スタートです。
プログラムは
  「7つの肖像」より“ダウランドの肖像”(二橋潤一)
  ソナタ第3番Op.2(G.レオーネ)
  幻想的ワルツ(E.マルチェッリ)
  「タンゴの歴史」より“カフェ1930”“ナイトクラブ1960”(A.ピアソラ)
  マンドリンとギターのためのラプソディ(藤井敬吾)
アンコールはエストレリータ(ポンセ)。
レオーネとマルチェッリが特に楽しく聴けました。

9時から近くの居酒屋を借り切って打ち上げ。
貸切なので演奏もOK、ということで、腕自慢が我も我もと演奏、
バトルロイヤル状態でした。




最後はやはり主役2人が、藤井敬吾さんのソナタ終楽章と、ホワイトクリスマスを演奏してシメ。


料理もおいしく、たのしい演奏会&打ち上げの一夜となりました。

デジタルマルチレコーディング・ワークショップ@名古屋

2011年12月21日 | ウッドノート・スタジオ
昨日(12月20日)、日本音響家協会中部支部の主催による
「デジタルマルチレコーディング・ワークショップ 最新機器による録音・ミックス・編集」
というワークショップが名古屋であり、興味をそそられて参加しました。
京都から名古屋は新幹線を使わなくても、快速を乗り継いでわりと安く行けますので、
気軽に参加しました。

ローランドの協力で、同社の最新機器がずらりと並びます。


写真では人のかげになって見えませんが、R-1000という48トラック・マルチレコーダーに、
あらかじめ素材となるマルチトラックが録音されており、
それらをミキサーでバランスをとってミックスします。
音の素材は小編成オーケストラ、箏曲合奏、尺八&ジャズトリオ共演、の3曲。

参加者が1人1曲、ミキシングに挑戦します。
大型のデジタルミキサーもありましたが、私はPC上のSONARを使ってミキシング。
こんな機材です。

ちなみにPCの画面はSONARではなく、ローランドのR-MIXという画期的なソフトです。
(このR-MIX、なかなかおもしろいです!)

マルチ録音には不慣れな上、使い慣れないソフトなので、
だいぶモタモタしながら箏曲のミックスに挑戦、
いやはやむずかしいです。
先に全体のバランスを決めてから、個々のトラックの調整にはいったほうがよかった…、
と反省しきり。ま、いい経験になりました。


ワークショップ終了後はせっかく名古屋まで来たことだし、
名古屋名物を食べよう、ということで、味噌煮込みうどんを食べに。

八丁味噌がきいて、体が温まります。

甲子園ボウル!

2011年12月18日 | 日々是好日
今日はいよいよアメフト学生日本一を決める「甲子園ボウル」!
母校、関学と東日本を制した日大との伝統の一戦です。
防寒対策をしっかりして、モコモコに着ぶくれして、いざ甲子園へ。

甲子園では巨大なボール型バルーンがお出迎え。


早めにチケットを押さえておいた一塁側内野自由席へ。
甲子園球場もこの甲子園ボウルの時だけは内野も芝をひき、全面緑に。
甲子園ボウルでしか見られない球場の姿です。


13時10分キックオフ。
接戦が予想されていたが、関学が終始リード。
前半でのリードを守り抜き、4Qでだめ押しのTDを決めて24対3で圧勝!
   1Q 2Q 3Q 4Q
関学  7=10= 0= 7 :24
日大  0= 3= 0= 0 : 3
気持ちよく「空の翼」を歌いました。

パンフレットと号外、記念に買ったマスコットボールです。


さあ、次は1月3日のライスボウル(at東京ドーム)で、
社会人日本一と対戦!
(社会人日本一は明日19日ジャパンボウル、富士通×オービックで争われます)

竹久夢二展~知恩院の紅葉

2011年12月09日 | 日々是好日
またまた招待券をもらっていたので、
今日は竹久夢二展「夢二とともに」を見に、京都国立近代美術館へ。


版画家・川西英が敬愛する夢二の作品を収集、
そのコレクション1100点余りが京都国立近代美術館に収蔵されたのを記念しての展覧会。
川西コレクションの名品に、他の美術館・個人蔵の作品を加えた大規模な会でした。

独特な夢二風美人画で知られていますが、今回の多数の作品を見るに付け、
もっと多様な側面と旺盛な制作活動を知ることができ、
特に現代にも通じるモダンな感覚を持つデザイナーとしての側面がおもしろく、
夢二への認識が改まりました。
たっぷり夢二を楽しんだ展覧会でした。

美術館4階の窓から見た、平安神宮の巨大鳥居と京都市美術館です。


その後は名残の紅葉を見るため、知恩院方面へ。
美術館から少し南に下れば、もう知恩院です。
三門です。


境内をぶらぶら散策、もうさすがに紅葉は盛りを過ぎてますが、
まだところどころきれいな紅葉も見られます。


散り敷く紅葉もいいですね。



音響家技能認定講座ビギナーズコース@兵庫芸文

2011年12月07日 | ウッドノート・スタジオ
12月4日にセルシェルを聴きに兵庫芸文に行ったばかりですが、
昨日(12月6日)また兵庫芸文です。
日本音響家協会が主催する技能認定講座を受講してきました。

日本音響家協会」は演劇、音楽、放送などの音響を創造する芸術家と、
劇場、ホールなどを設計する技術者の非営利団体(一般社団法人)です。
協会が認定する音響技術者には3級~1級があり、
このビギナーズコースは3級の認定講座です。
実は私はすでに2級を持っているのですが、
このビギナーズコースは実技の講座もあるので、この機会に受講しました。

会場は兵庫芸文の阪急中ホール、
なにも置かれていないガランとしたステージから始まります。
協会のみなさんを講師に、まずは音響家としての心構えやホールの構造から解説、
さらに舞台上で平台の組み方、毛氈の敷き方、照明器具の取り付けなどを実技、
さらに配置図を元に、舞台上にマイクやスピーカを配置、結線していきます。

これらのマイクやPAを使って、受講生が司会とゲストとして小芝居するのを
別の受講生が調整卓でフェーダー操作、さらにCDから音楽を入れたりします。


調整卓はサウンドクラフト社の24chアナログミキサー、巨大です。

このうちほんの一部とはいえ、舞台の進行を見ながらフェーダー操作するのは結構たいへん。
いい経験になりました。

ひととおり講習が終わったところで、
普段見られない調整室や舞台の下(奈落)まで見せてもらいました。
奈落の様子です。
演劇中心のこのホールでは、演劇に合わせて舞台床も自由に取り外しが可能です。


撤収も全部終わらせ、ふたたびガランとしたホールへ。
普通はあまり見られないホールの姿です。


最後にホールスタッフのみなさんに挨拶、
こういった基本的なこともきちんと指導してもらえます。
残念ながら打ち上げまでは参加できず、講師や受講生のみなさんに挨拶して帰路へ。

「安全に」「美しく」「共同作業で」舞台を支えるための、
プロとしての仕事の基礎を改めて身につけることができました。
有意義な一日でした。

セルシェル・リサイタル@兵庫芸文

2011年12月04日 | コンサート
今日は兵庫芸術文化センター小ホールでの
イョラン・セルシェルのリサイタルを聴きに行ってきました。


日本でのコンサートツアーは、横浜、福岡、横須賀、東京と進んで、
このコンサートが最終日です。
「時は止まって」と題されたコンサート、
静謐な曲が並びます。

プログラムは、
時は止まって
ストラング卿のマーチ
題名のない小品
ダービー伯のガイヤルド
涙のパヴァーヌ(ダウランド)
ジャンク(P.マッカートニー)
エリナー・リグビー
ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア(レノン&マッカートニー)
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008(J.S.バッハ)

アリーナのために(A.ペルト)
ロジー伯の死を悼むトンボー(S.L.ヴァイス)
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010(J.S.バッハ)

アンコールは
無伴奏チェロ組曲第6番よりガヴォットI,II(J.S.バッハ)
イエスタデイ(レノン&マッカートニー)
無伴奏チェロ組曲第6番よりサラバンド(J.S.バッハ)

曇りのない清冽な音色・響きで、
これらの静かで深い曲を紡いでいきます。
繊細なガラス工芸を見るように、息を詰めて聴き入ります。
特に後半、ペルトの静謐からヴァイスの慟哭を経て
バッハの喜びへと移る様は感動的でした。
ホールの音響のすばらしさとも相まって、美しい響きが耳に残ります。

わずか2日前に福田進一さんのアランフエスの豪放な演奏を聴いて
今日はセルシェルの静謐さを楽しむ。
まったく違うタイプの演奏ではあったけど、それぞれがおもしろい。
ギターという楽器の表現力の多彩さに改めて気づかされます。


落葉が進んでいます

2011年12月03日 | 日々是好日
今日、買い物に出かけたら
近くの団地のイチョウがずいぶん葉を落として
歩道は一面の黄色。


ここ数日急に寒くなったりして、落葉が進んでいるようです。
京都は紅葉の季節で観光客が多く訪れていますが、
それももうあとわずかのようです。

でもこちらのトウカエデはまだ元気でした。

大阪音楽大学定期演奏会@シンフォニーホール

2011年12月03日 | コンサート
昨日(12月2日)は大阪音楽大学の第54回定期演奏会を聴きに
大阪のザ・シンフォニーホールへ行ってきました。


だいぶ以前にチラシを見つけ、福田さんのアランフエス協奏曲を含むプログラムが
入場料1000円という超お得な価格で聴けるということで、
早々にチケットをとって、楽しみにしていました。

梅田でちょっと腹ごしらえしてからホールへ。
シンフォニーホール前のアプローチはきれいで、コンサートへ気分を高めます。


大阪音大は2015年に創立100周年を迎えるということで、
それに先立つ5年間、記念プロジェクトが開始されるそうです。
その初年度にあたる今年の定期演奏会は「世界×音楽」をテーマに
日本、スペイン、ドイツの作品がプログラムされました。

この日のプログラムは
交響譚詩(伊福部 昭)
アランフエス協奏曲(ロドリーゴ)
  ギター独奏:福田進一[大阪音大客員教授]
交響曲第2番ニ長調Op.73(ブラームス)

どれも好きな曲で、席も1階ほぼ中央と良い席で、大いに楽しめました。

福田さんのアランフエスはガンガン攻めてくるようなアグレッシブな演奏、
強い推進力で、若いオケの子たちを引っ張ってる感じ。
ぐいぐい引き込まれる演奏でした。

PAを使っていましたが、マイクは裏板に吸盤式を貼り付けている?
ちょっと珍しい方法でした。

ともあれ、最後のブラームスまで
若いオケの力演をしっかり楽しみました。
満足満足。