京都では春分の日を「伝統産業の日」と制定し、
その前後の時期に、和装をはじめ、京都の伝統産業にちなんだ多くのイベントが行われます。
今日はその中のひとつ、「きものクラシックコンサート」でした。
応募すれば無料のクラシックコンサートが聴けるのですが、
条件として「きもの着用のこと」となっています。
ということで、一張羅の和服を着て、京都コンサートホールに行ってきました。
会場内はきもの姿であふれています。
明るい色合いから渋めのものまで、多彩なきものが見られました。
男性ももちろん着物姿、
最近は若い男性でもきものをうまく着こなしている人もいて、
ちょっとうらやましくなります。
写真はロビーの様子、きもの姿がたくさん。
この日のプログラムは
序曲「レオノーレ」第3番(ベートーヴェン)
フルート協奏曲第2番(モーツァルト)
交響曲第5番「運命」(ベートーヴェン)
指揮:松井慶太
フルート:上野由恵
京都市交響楽団
というものでした。
若い指揮者でしたがベートーヴェンがすばらしく、
久しぶりに名曲を堪能しました。
東日本大震災の直後でもあり、日本全体でコンサートなども自粛ムードですが、
副市長のあいさつで「自粛で下を向くばかりでなく、上を向き元気を出していきましょう」
というのは確かにうなずけます。
このようなイベントで募金を集めて被災地に届けるのもまた1つの方法ですね。
ロビーでの募金箱には、もちろんいくばくかの募金をしてきました。
今後も募金活動を折に触れ、していきたいと思います。
おまけで、私のきもの姿です。