イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

雨ニモマケズ

2015年01月22日 | 術後5年~

インフルが一気にはやり出し
今週に入って学級閉鎖の小中学校が急増。
姪っ子の小学校は休校になるほど蔓延しているという。

‘ちょん’が数日軽い頭痛でだるそうにしていたので
娘たちにはマスク着用と手洗の徹底に念を押しているが
幸いなことに今のところ二人とも元気、私も元気。
旦那だけがゲホゲホと嫌な咳をしている。

ふと、子供の頃の父のことを思い出す。
思えば父は風邪を引いたり具合が悪くても
私たち子供の前で「なんぎい」とか「辛い」とか
言ったことがないような気がする。
それだけに重症で寝込んでいるときは本当に辛そうに見えたが
普段は微熱や軽い風邪症状で弱音を吐いたりすることはなかった。
毎日残業で帰りが遅くても
私たち子供の前で「疲れた」などは言っていなかったと思う。
週末は横になって休んでいることもあったが
ダラダラはしていなかった。
そんな会社人間ゆえ、祖母と同居だった母には苦労を掛けていたが
仕事に責任を持ち、家族のために頑張ってくれていた。
今になってそんなことをしみじみと感じる。

子どもにとって父親は強く頼もしい存在であって欲しい。
どんな時もどーんと構えていてくれたら安心。
欲張れば「強く優しく力持ち」だが
父親に求めるのは優しさよりもまずは強さ、たくましさである。
「だるい」「疲れた」と言って子供に同情やいたわりを求めるのは
父親、母親にかかわらず、大人としていかがなものか。
家族のために一生懸命頑張っていたら
子どもはちゃんとそれを見ているし
何も言わなくてもいたわってくれる、と思う。
親は親として
自信を持って子どもに見本となる生き方をしなくてはならない。
なんて、ちょっと堅苦しいことを書いてしまったが
娘たちに弱いところを見せて
頼りなさをアピールしてもしょうがないでしょ。
「これじゃ頼りにならない」って思われたら情けない。
娘たちには安心してのびのびと育ってもらいたいし
いざというときは頼りにして欲しい。
将来自立した逞しい大人になるための見本となりたい。
親としての責任はそういうところにあると思う。

はぁ。
なんだかんだ言ってもまずは自分がそうあるように努力しよう。
そんな時は「雨ニモマケズ」を思い浮かべる。
いくつになってもおごらず謙虚で…サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ。

さて、今日は‘ぼんこ’の学習参観日。
授業後「ねぇ、きりん見た?」と駆け寄ってきた。
そんなところはまだまだ子ども、無邪気で可愛い。
(きりん…図工の木工作品、血豆を作って頑張った力作)

来年度の役員決めがあるので、今回は保護者会にも参加した。
入学以来初の保護者会は人数の少なさにびっくり。
4クラス約120人いて、参加者は役員以外10人もいない。
今まで出ていなかった私が言えた義理ではないが
役員も先生も可哀想なくらい。
まぁ、出たからと言って特に有意義なこともなかったのも事実だけれど。
で、役員選出は今回もセーフ。
ここまで来たらあと2年、なんとか当たらないことを祈る。

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