イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

結果報告 その2

2013年08月05日 | 術後4年~

術後4年半のCT検査。
結果、特に異常なし。
循環器の方もCTでは肺に血栓の影はないとのこと。
ワーファリンは効果が出ているのでこのまま4錠で継続。
外科は特に何もないので次回循環器受診と合わせて血液検査の予定。

ひとつ。
右脚のつけねの当たりがポコッと飛び出しているのが気になり
先生に聞いてみた。
気付いたのは結構前のことだが
トイレで下着を下したときに右側だけ腫れていてビックリ。
押すと引っ込むので
厳密には腫れているというより飛び出ていると言った感じ。
「あー、ヘルニアですね」
鼠径ヘルニアだそう。
やっぱり、ネットで調べた通り。
恥骨のところの筋肉は薄く弱いので
年齢や腹筋の衰えで腸が下がって飛び出してくるらしい。
男性によくある症状だが、年を取って腹筋が弱った女性にも起こる。
「腹筋が弱くなってるし、腹水も溜まってるからね」
今の私の体では起こるべくして起こったこと。
痛みがなければ様子見で構わないということなので、特に何も処置なし。
痛みが出てきたら手術になるそう。
まぁ、その時はその時で。

今日は早めに行ったこともあり
血液検査・CTとも予定より早く終わった。
診察も待ち時間が短かったので、昼過ぎには会計終了。
検査・診察がスムーズで結果順調だと気分もいい。
また一歩社会復帰への道が開けた感じ。
病気や薬による体調不良はもうなくなった訳だから
今後の体調の良し悪しは食事の取り方次第。
うっかり食べ過ぎ、飲み物一気に飲み過ぎに気を付けて
体調管理に努めなければ。
術後5年に向け、気を引き締めて日々精進!


結果報告

2013年08月04日 | 術後4年~

吹奏楽コンクール。
‘ちょん’の中学校は銀賞に終わった。

「これが最後になるかな」
今朝は‘ちょん’の大好きな甘辛ハムカツのお弁当を作り
出掛けようとする‘ちょん’を呼びとめて抱きしめた。
何か言葉をかけようと思ったけれど
感極まって声が震えそうになり、無言でぎゅーっ。
「いつも通りの‘ちょん’で頑張れ!」 と言うのが精いっぱい。
肝心な時にダメな母。

昼前、近所のスーパーでヤクルトを50本購入。
学校での最終練習を終えて
お弁当を食べている‘ちょん’たちのところへ差し入れ。
先輩や保護者から差し入れがある度に
「全員分買うって大変でしょ?」 とか言いつつ
誰が何をくれたとか嬉しそうに話していたので
こりゃ自分も親から差し入れしてもらいたいのかな?なんて。
「うちも何か持って来てよ」とは言わないところが意地らしい。
安い差し入れで申し訳ないけど、喜んでもらえたかな。

昼過ぎに実家の父が来て
五人揃って私の車でコンクール会場へ向かった。
今年は新潟市りゅーとぴあ、初めての会場。
ケチって高速を使わず下道で行ったが、渋滞せず1時間半位で到着。
15時の休憩後の演奏から鑑賞した。

会場は正面にパイプオルガンがあり
2階席と3階席はかなり高低差があってビックリ。
まるで野球のスタジアムの様で下を覗いたらクラクラしそう。
最初2階席に座ったが
よく見えないので1階席に移って‘ちょん’の出番を待つ。

16時25分、演奏開始。
本日出場中最後から2番目の演奏。
エンターテインメントマーチもピータールも
今までで一番の演奏だったと思う。
‘ちょん’が時々にやけながら演奏しているのが笑えた。

最後の1校の演奏後、休憩をはさんで表彰式。
演奏順に各校の部長が症状を受け取る。
‘ちょん’の学校の部長が中央に立ち、結果が読み上げられた。
「○○中学校、銀賞」

あぁ…

一瞬で部長の表情が崩れ、泣き顔に。
3階席で発表を聞いていた部員を見ると
顔にタオルを当てている子が数名。
‘ちょん’は力が抜けたように椅子に斜めにもたれている。
こうして‘ちょん’の吹奏楽部の活動は幕を閉じた。

帰りも下道で帰ったが、バイパスに乗るまでがかなりの渋滞。
‘ちょん’のお迎え時間ギリギリになってしまった。
家に戻らずみんなを乗せたまま中学校に行ってみると
ちょうど‘ちょん’が歩いていた。
「お疲れ」と声をかけてみるも、表情は暗い。
それ以上は特に声をかけなかったが
「あのね、講評で『スネアドラム、ブラボー』って書いてあったんだよ」
‘ちょん’の方から口を開いた。
何か明るい話題を、と気を遣ったのだろう。
私も今日の‘ちょん’のスネアはとっても良かったと思ったので
「おー!良かったじゃん。お母さんもそう思ったよ!」と答えた。

そんな話をしているうちに家に着き、荷物をおろして
‘ちょん’の「チーズハンバーグが食べたい」というリクエストに応え
びっくりドンキーへ。
父の車に‘ぼんこ’と旦那が乗ったので、私と‘ちょん’二人。
「着くまでちょっと寝ててもいいよ」と声をかけたが
「ううん、大丈夫」と。
特に会話はせずにいたが
‘ちょん’がひとことふたこと今日の出来事を話した。

びっくりドンキーは20時過ぎにも関わらず席待ちで混んでいたが
しばらく待ってすぐ座れた。
娘たちは二人ともチーズハンバーグを注文。
私は‘ぼんこ’のを分けてもらうことにした。
待っている間、旦那が「先生なんか言ってた?」と一言。
‘ちょん’は特に何も言わない。
まったく。
男ってのはどうしてそうも気が利かないものか、デリカシーに欠ける。
「お弁当全部食べられた?」っだか何だったか
私が違う話題に切り替えた。

美味しいハンバーグでちょっと元気が出てきたのか
徐々に結果や会場での様子、友だちとのことなど話し始める‘ちょん’。
落ち込んではいるだろうけれど、今日の演奏に悔いはないようだった。
「みんな間違えたとか言ってたけど、自分は間違えたとこないと思う」
と、珍しく満足感たっぷりの発言。
今までは毎回「今日はダメだった」と納得いかない発言ばかりだったので
最後の最後に満足できる演奏ができたと言えたことは
それだけで十分良かったと思う。
やり遂げた喜びを感じられたのなら、母も嬉しい。

‘ちょん’は食べる前から宣言していた通り、デザートにパフェを食べた。
‘ぼんこ’はお腹が痛いと言って食が進まず、ソファ席でごろごろしている。
それでもやっぱりアイスが食べたくて
「ちょっとよくなった」と‘ちょん’のパフェを二口ほどもらって食べた。
今日の夕食は父からのご馳走。
三年間、毎年‘ちょん’の演奏を聴いてくれたことと共に、父には感謝。
ありがとう。

私は‘ぼんこ’が予想以上に残したハンバーグを食べ過ぎたようで
お腹が苦しい。
何とか家まで運転して、ソファに倒れ込んで眠ってしまった。
その間に娘たちはお風呂に入り、‘ぼんこ’は「寝るね」とベッドへ。
‘ちょん’はしばらくLINEをして
ウトウトしている私とちょっと話してからベッドへ。
二人とも今日はお疲れさま。

‘ちょん’が演奏中にやけていたのは
「だって先生が『笑顔で』って言うから」
あれは笑顔だったそう。
金管&木管は笑顔難しいもんね。
顔がフリーの人たちで笑顔を見せるしかないわけか。

母もさすがに疲れた。
新潟まで往復120km、脚が筋肉痛。
明日は病院、それもCT検査だってのに、体休めなきゃ。


特等席

2013年08月03日 | 術後4年~

昨日今日と長岡祭りの大花火大会。
お天気に恵まれ、例年通り大勢の見物客で賑わった。

昨日は‘ちょん’は友だちと自転車でお出掛け。
ヨーカドーのフードコーナーで持ち寄った夕食を食べ
毎年大行列となるプリクラを撮り
大手大橋のたもとで花火見物をしたそう。

‘ぼんこ’と私は予定通り
家の窓からとケーブルテレビでのダブル花火鑑賞。
夕食は‘ぼんこ’が選んだ冷やし中華とベーコンのマヨネーズ焼き。
涼しいのでエアコンは入れずに窓を開けた。
部屋の明かりを消してカーテンを開けると
窓の真ん中にちょどよく花火が見える。
ケーブルテレビでは正面からの映像、窓からは斜め横からの眺め。
花火の色は実物が断然きれい。
赤、黄、金、銀とくっきり鮮やか。
私はソファに座って三角クッションにもたれ
‘ぼんこ’はデスクチェアを引っ張ってきて
一番高い位置に合わせてベストポジションで鑑賞。
食べたいものを聞いて渡してあげると「王様みたい」と喜ぶ。
「王様のおおせのままにー」と二人で笑った。

今日は今日で大会を明日に控えた‘ちょん’は
家でゆっくりして早めに寝たいと言う。
‘ぼんこ’も「家でテレビで見るー」と言うので
お出かけはせず家で花火鑑賞。
早めに夕食を食べ終えて
いただいた枝豆をつまみに昨日と同じスタイルで三人で眺める。
旦那は
「オレは近くまで行って見たいから」とひとり自転車で出掛けた。

今日もやっぱり「王様みたいだね~」
ここ数日暑さも和らいで夜風が涼しく
“納涼”と言うにふさわしい、風情ある夏のひととき。
私もできることなら近くまで行って見物したいが
食事の調整や、調子が悪くなった時の心配などを考えると
家でゆったり見る方が心身ともに疲れないので、これで十分。
我が家のリビングは長岡花火見物の特等席。
風向きによっては会場のアナウンスまで聞こえてくることに
今年初めて気が付いた。
間近で見る大迫力とは一味違い、遠くから離れて見る花火は
玉のはじけ方も色の変化もゆったりと趣がある。
これぞ日本の夏。

常に最高のものを求めなくても
その時々でベストなものを楽しめる。
これは体が思うように動かせなくなってから気付いたこと。
身に付いた知恵。
世間一般で言う最高なものが万人にとっての最高なものではない。
自分が最高だと思えば、それ以上望むことはない。
それを人目を気にしたり、恥ずかしいと思ったりしていては
本当の幸せには巡り会えないのだ。
病気であることや、やりたくてもできないことを言い訳に
人生を悲観してはいけない。


いよいよ

2013年08月01日 | 術後4年~

今日から8月。
いよいよ‘ちょん’の最後の大会が迫ってきた。
一昨日はT講師が来校して大会前最後の講習。
ホールで一人ずつ演奏するという
かなりプレッシャーな練習をしたらしい。
学校に戻ってからも予定時間を延長して練習、帰宅は19時過ぎ。
「ごはん食べなくてもいい?食欲ない」
憔悴しきって、無気力無表情で倒れていた。
冷やし中華、食べたけど。

今日も弁当持ちで一日部活。
練習は残すところあと二日、母もドキドキする。

一方、今日から三日間は長岡祭り。
練習から帰ってきた‘ちょん’は友だちと三人で前夜祭に出掛けた。
‘ぼんこ’と私も二人でおでかけ。

ヨーカドーの駐車場、久しぶり~
母とよく買い物に来たなと昔を思い出す。

祭り会場ではお決まりのキラキラすくいをして、水風船を買って
Y’sのバトンと福島のタヒチアンダンスを見て祭り気分を満喫。
民謡流しと神輿渡御は‘ぼんこ’が見てもつまらないので
ヨーカドーで夕食を買って帰宅。

出口を出たところで‘ちょん’たちとすれ違った。
「あ!ねぇねだ!」
視線を送ってみたが‘ちょん’は気付かず。
友だちと楽しそうにお喋りしながら通り過ぎて行った。
コンタクトをしていても、ありゃ見えていなかったな。

私たちはケーブルテレビで前夜祭の様子を見ながら
鉄火巻と焼き鳥を食べ、ミスドのドーナツを半分こ。
エアコンの効いた涼しい部屋でのんびり。
あー、極楽極楽。

明日明後日は大花火大会。
‘ちょん’は友だちと近くの土手に行って見ると言うので
私たちは明日もまた二人。
涼しい部屋で美味しいものを食べながら花火見物する予定。

大会直前とは言え、ON/OFF切り替えて遊ぶときは遊ぶ。
中学校生活最後の長岡祭り、楽しまなきゃね。
そのあとはまた気合いを入れて、最後の最後、頑張れ!


夏休みの一日

2013年07月31日 | 術後4年~

ここのところ、平日のバイトが3時間になって少々疲れ気味。
立ち仕事なので連日となると足にくる。
そこへ来て娘たちは夏休み突入。
毎日いろんな時間にプールだの部活だの出入りがあって
自分もバイトに出てとなると、気忙しく落ち着かない毎日。

そんな中、今日は特にハードスケジュール。
午前中バイト前に‘ちょん’の三者面談。
中学3年生、いよいよ受験の話が本格的になってきた。
しかし吹部はまだ引退していないので
全く受験モードに入っている様子のない‘ちょん’。
先生に「いつから受験勉強を始めますか?」と聞かれ
「夏休み後半(大会が終わってから)くらいから」と答えていた。
まぁ、それしかないわね。
引退したら気持ちを切り替えて、今までの何倍も頑張っておくれ。

三者面談が終わり、一旦帰宅。
‘ぼんこ’が一人で留守番をしているので
今日のタイムスケジュール(誰が何時に帰って来るか)を説明して
お昼ごはんを用意して
梅ジュースが飲みたいと言うから作って、冷蔵庫に入れて。
ちょっと休んでバイトへ出発。

バイトのあとは歯医者。
上の左奥歯3本が完成して、これで上左側は全て治療終了。
残り3/4、まだまだ先は長い。
おまけに毎回30分~1時間かかるので、実は結構疲れる。
多分治療している先生も疲れるだろう。
毎回丁寧に治療してもらえることに感謝。

一日に三ヶ所も出かけるのはかなりパワーがいる。
疲れた疲れた言っていてはいけないけれど、ちょっと疲れた。
部活で疲れて帰ってきてやることもやらずのびている
‘ちょん’の気持ちもよく分かる。
そんなところに私から小言を言われたら、そりゃ面白くないだろう。
ちょっと反省。

いや、しかし。
やっぱり疲れていても
やることはやらなければならないということを学んでもらわねば。
後回しで済むことでも、毎日規則正しくこなす癖を付けることが大事。
自分の行動を反省しつつ
これからも娘たちには口うるさく言うことにしよう。

毎日こんな感じの夏休み。
明日からは長岡祭り、‘ちょん’の大会、CT検査、オープンスクール
連日予定が目白押し。
バイトも土曜日まで三連チャン。
適度に休んで、バテないよう気を付けなくては。


脱皮

2013年07月29日 | 術後4年~

ザリ吉、脱皮!
昨日夕方、
いつものように餌をあげようとした‘ぼんこ’が興奮して言った。
「お母さん見て!脱皮した!ハサミも生えてるよ!」

見ればまだザリガニのままの抜け殻がザリ吉の横に。
そして確かに小さいハサミが生えている。

この一週間、ザリ吉は食欲がなく
朝あげたエビ一匹が夜まで残っていた。
でも弱っている様子もなく
もしかしたら脱皮するのかな?と思っていたところ。
食べないのは脱皮の準備だったよう。

‘ぼんこ’はもちろん、私もザリガニの脱皮を見たのは初めて。
珍しいので記念撮影。
この形を見ると背中が割れて出てきたことがわかる。
写真を撮ろうと、隠れ家にしている石を動かしたらピチピチ跳ねた。
食べてなくても元気はいいようだ。
脱皮したってことはちょっと大きくなったのだろうか?
毎日見ているからよくわからない。
でも成長していることは確か。
良かった良かった。


食べること、寝ること

2013年07月28日 | 術後4年~

夏休み突入!
三人分の昼食を作る毎日が始まった。

家の中に人がたくさんいるというのは、
よく言えば活気があり
別の言い方をすればバラバラごちゃごちゃ。
平日のバイトが1時間長くなったこともあり
なんだかバタバタと落ち着かない。
そしてたまにはごはん作りも休みたくなる。
ちょうど旦那が富士登山で留守だったので
昨日は女三人で外食に出掛けた。

‘ちょん’は10年ぶり、‘ぼんこ’は初めてのガストで夕食。
ミートドリア、コーンのピザ、山盛りポテト、ほうれん草ソテー。
三人でちょこちょこつまんで食べて
全てたいらげた頃には三人とも満腹。
デザートにアイスを食べると言っていた‘ぼんこ’が
「やっぱりいらない」と言うほど、三人には十分すぎる量だった。
それでも1,400円弱、安い!
さすがガスト。
男がいないと食費はかなり節約できる。

帰りがけ‘ちょん’が一言。
「やっぱり家で食べるのが一番いいな」

え…!? 

たまには外で美味しいものをと思ったのに、イマイチの反応。
ガストだったのが良くなかったのか?
聞けば、家の味に慣れているから
味が濃すぎで数口食べるとすぐ食べたくなくなると言う。
我が家の食事を考えると
確かに外食は味が濃くギッツリするものが多い。
というか、ほとんどそう。
ちょっとずつしか食べられない私もどぎつく感じるのだから
‘ちょん’の気持ちはよく分かる。

しかし、
‘ちょん’の場合、これからの様々なお付き合いを考えると少し心配。
友だちと学校帰りに寄り道したり
社会人になれば食事会や飲み会がある。
いつかはデートで素敵なカフェやレストランに行くこともあるだろう。
外で食べる機会はたくさん出てくる。
そういう時に楽しく食べることができるだろうか。
外食慣れしていないというのも
場合によっては困るのではなかろうか。

今日の夕食。
バイト先で何か買ってそれで済まそうと考えていたのだが
二日連続で外食(人が作った食べ物)なのはなんだか胸がつかえそう。
手間よりも
「やっぱり家で作って食べる方がいい」という気持ちが先に立ち
ごはんを炊いた。
今日の夕食は焼き魚と大根の塩煮、なすときゅうりの浅漬け。
結局、行き着くところは家の食事。
食べたいものは自分で作ったもの。
ここ数年の食生活の変化で
私も娘たちもそういう体質になっていた。

まぁ安上がりでいいじゃないの。
自分で作る。
食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べる。
願わくば娘たちもその
“自分で作る”というところを早く習得して欲しい。
母に美味しいものを作って食べさせておくれ~

先日‘ぼんこ’が「寝るのと食べるのが一番楽しい」と言っていた。
それを聞いて思わず、ぷぷっ!
‘ちょん’の口癖
「人生で一番楽しいのは食べることと寝ること」と同じじゃん!

「そうだね、美味しいもの食べて寝て、それが一番幸せだね」
母も同感。
生きていく上で食べる、寝るがまず基本。
一番シンプルに心と体を満たしてくれる。
そこが満たされていれば、あとはなんとかなるような気がする。
シンプルに幸せ、それでいい。


お花たち

2013年07月24日 | 術後4年~

まとまった数が出来たので
いわいうたやさんに納品。

基本のバラに、夏の花は向日葵と桔梗。
あとはガーベラとデイジーなどの小花数種。
花の大きさや形、色の組み合わせは特にルールはなし。
特別な知識は持ち合わせていないので全て自己流。
直観で「これだ!」と思うものを作る。

物作り、楽しいな♪


まだ早かったようで

2013年07月20日 | 術後4年~

朝から「プールに行きたい」と言う‘ぼんこ’。
‘ちょん’は一日部活、旦那は夜勤で寝ているので
また二人で過ごす一日。

天気予報の最高気温は27℃、そう暑くはなさそう。
窓の外は薄曇り、プール日和とは言えない。

でも家にいても暇を持て余すので
「じゃあ行こうか」とプール行き決定。
プールサイドで見ていればもう一人でも遊べる年ではあるが
それもちょっと寂しいかと
今日は私も水着を着て一緒に入ることにした。

駐車場に着いてみると車が少ない。
入ってみてらとっても空いている。
プールシーズンが始まったばかりで暑さもそれほどでもない。
おまけに夏休み前。
まだプールに行こうって人はあまりいないか。

いつものように最初は幼児用の浅いプールへ。
‘ぼんこ’はすぐに肩まで入って泳いでいたが、私には水が冷たすぎた。
取りあえずプールの中にしゃがんで腰まで浸かったが
いつまでたっても体が慣れず冷たいまま、胸まで浸かる勇気が出ない。
胸まで浸かったら心臓発作を起こしそう、それくらい体が冷える。
でも周りのママさんたちを見れば
みなさん肩まで浸かって子供と一緒に楽しく遊んでる。

何で?

脂肪が付いていないから体の保温機能が低いのだろうか。
とにかく冷えるので、プールサイドに腰かけて‘ぼんこ’を見ていた。

おやつにパンを食べて休憩後、今度は25mプールへ行ってみる。
浅いところの水深が1.1m、‘ぼんこ’はギリギリ顔が出る位。
ビート板を使って横に何往復か泳いでみたが
疲れたようでまた幼児用プールへ戻った。

母はもう体が冷えるのでプールには入らず見学。
‘ぼんこ’は一人で30分程遊んだりおやつを食べたりしていたが
めずらしく自分から
「もう帰る」と言ってきて正味2時間ほどで帰ることになった。
だって唇が、
ちびまる子ちゃんの藤木みたいに紫色になって震えているんだもの。
やはり今日はプールで遊ぶにはまだ暑さ不足だった。

夏休みまであと一週間。
もうしばらくすれば暑くなって
プールの水しぶきも気持ちよく感じるようになるだろう。
また夏休みになったら遊びに行こうね。


ドクターフィッシュ

2013年07月16日 | 術後4年~

三連休、なんだかバタバタ。

土曜日夕方は市立劇場で‘ちょん’の大会前合同リハがあり
演奏順が最後の方だったものだから、終わったのが18時過ぎ。
ピータールー、
先日アルカディアで聴いた時より良くなっている印象。
あとで‘ちょん’に感想を聞かれてそう言ったら
「でしょー、だってほぼ毎日ピータールーやってたんだもん」
特に最後の力不足気味だったところは集中して練習したそうで
リハではその成果が出ていたように思う。
頑張れ、頑張れ!!

先日のT講師の練習では「辞退しろ」とまで言われたらしく
なかなかアドバイスされたように演奏できず
もどかしいメンバーもいるようだが
その言葉をバネに
最後の力を振り絞って悔いのない演奏を聴かせて欲しい。

日曜日も「弁当作らなきゃ」と早起きして準備。
ところが、
起きてきた‘ちょん’が一言「今日は部活休みだからさ~」

えっ?

月曜日と入れ替えになったこと、忘れていた。
お弁当、せっかく作ったのに
バイトだから‘ぼんこ’用のランチプレートも用意したのに
なんだか拍子抜け。
お弁当はそうめんだったので
冷凍&冷蔵保存で月曜日にそのまま持たせた。

月曜日は‘ちょん’は部活、旦那は登山ということで
‘ぼんこ’と二人。
海の日だったので晴れたら海に行こうと思っていたが
予報は雨、でも朝は雨は降らず曇り空。
「海は入れないけど貝拾いくらいできるかな」
とりあえず海方面へドライブに出掛けた。

貝拾いの前に寺泊水族館へ。
ドクターフィッシュのプール体験ができるということで。
屋外の小さなプールでは
足湯のようにドクターフィッシュにお掃除してもらった。
お魚がいっぱい寄って来る=汚い?
そう思うといっぱい寄って来られると恥ずかしいような。
でも隣のママさんの脚にも
反対隣りのパパさんの脚にもたくさんくっついていたから
きっと汚いとかは関係ないんだな、きっと。
もしくはみんながみんな汚い!?

館内にもドクターフィッシュがいる水槽があり
プールにいたものより大きめ。
手を入れてみることができたので‘ぼんこ’がトライ。
いっぱいくっついてきて「くすぐったーい」と喜んでいた。

水族館はカメもたくさんいて‘ぼんこ’は写真を撮りまくり。
ウミガメ、陸ガメ、大きいの小さいの、いろんなカメに出会えた。
その上、お土産屋で貝細工のカメの置き物を発見。
買ってあげなきゃね、これは。
今、大切に机に飾っている。

水族館をあとにして、‘ぼんこ’お待ちかねの貝拾いへ。
いつもの天領の里へ。
なんか、すごくいい天気。
「これなら海入れたね」
水着を持っていけば良かったと残念がるが仕方ない。
波打ち際を30分位探して、小さな貝を10コ拾って帰ってきた。
おやつにいつものソフトクリームを食べて。

帰宅後、
‘ぼんこ’の野菜の植木鉢を取りに行くのを忘れたことに気付いた。
夏休み前に持ち帰らなければならない。
また後日、わざわざ出掛けるのも面倒なので
‘ちょん’が帰ってきてから植木鉢を取りに行き、ついでに買い物。
動き回って疲れたので
夕食はすき家の牛皿に温玉とキムチをテイクアウト。

なんか。
仕事でもおでかけでも
疲れて帰っても、夕食作らなきゃなのは主婦ばかり。
部活の中学生は疲れ果てて倒れているし
仕事はもちろん、自転車だの登山だので疲れた旦那が
帰ってきてから夕食を作るなんて皆無。
そう思ったら、たまには買って食べても誰も文句は言わないだろう。
というか、言わせない。
久しぶりのすき家に‘ちょん’は喜んでいたし
牛丼をいまいち渋っていた‘ぼんこ’もキムチのせで納得。
私も久しぶりにお肉をたっぷり食べられてパワーUP。

何を頑張ったわけではないが
あちこち動いてあっという間の三日間。
疲れたけれど、楽しくもあり、内容盛りだくさんの三連休。


バスでおでかけ

2013年07月07日 | 術後4年~

時刻表を調べようと越後交通のHPを見ると
TOPページ右側に『ゴールド免許割引』の文字を発見!

土日祝日及びお盆・年末年始限定の割引サービスとのこと。
ゴールド免許を提示すればバス料金が50円割引になる。
50円と言ったらかなりお得。

週末のバス利用を促すための企画だろうが
これを使わない手はない。
サービスを始めてから数年経っていると知ってびっくり。
車内のどこかにも小さく書いてあるらしいが
バス自体普段乗らないからちっとも知らなかった。

ということで、
今日は早速その割引を利用しておでかけ。
駅前通りでフリーマーケットが開催されるということで
‘ぼんこ’と二人で行ってみた。

普段バスに乗らないので
まず、乗るときに乗車券を取ることを教える。
二人掛けの椅子に座ると
珍しい車内にキョロキョロする‘ぼんこ’、興味津々。
降車ボタンや運賃表などを説明して
下りるバス停を教えて、小銭を用意して。
そうこうしているうちに会場前のバス停に到着。
「これでお願いします」
とゴールド免許をバッチリ見せて50円引き。
‘ぼんこ’は元気に「ありがとうございました」とあいさつできた。

フリマはというと
テレビで見るような都会の大賑わいのフリマとは違い
店数も客数も、売り方も、全体におとなしめ。
売っているものは不用品販売みたいなものがほとんどだが
中には可愛い手造り雑貨や
古着をきれいに並べている店も何店かあった。
値段的には
「この値段じゃ別にいらないかな~」ってくらいあまりお得感はない。
掘り出し物も見当たらず。
‘ぼんこ’はせっかくお小遣いを持って行ったので
「何か買いたい」と言う。
母の腕をつかむ手にいつもより力が入っている。
慣れない場所に戸惑いながらも
不思議で楽しい空間に心を躍らせる気持ちが伝わってくる。
会場の全部の店を回ってあれこれ吟味して、100円雑貨を買った。
『この中のものなんでも100円』の中のぬいぐるみからひとつ。
いかにもフリマで買った風な手作りの編みぐるみうさぎちゃん。
お姉さんが「それ、私が作りました~」と言う。
うんうん、どう見てもそう見える。
100円で1コ買うのはもったいないから
どれかもう1コ付けてもらおうと思ったら
お姉さんの方から
「もう1つ付けて2つで百円でいいよ~」と言ってくれた。
最初からそのつもりで売っているのだろうが
やっぱりそうでなくちゃね。
しばらく悩んだ末、小さなケアベアのぬいぐるみを選んだ。
フリマ初体験記念、フリマらしいいいお土産になったかな。

そのあと久しぶりに駅前のイトーヨーカドーへ行ってみた。
私が高校生の時にオープンして
その後、幾度となく足を運んだ懐かしい建物。
駅前に行くことがなくなり、もう何年も行っていなかったが
店内は以前とほぼ同じ売り場配置で
週末ということもあり、それなりに人が入っていた。
百均で買い物をして、ゲームコーナーで遊んで
最上階の飲食フロアで昼食。
ここの階も昔と変わらない。
そば屋とラーメン屋とファミレス。
ファミレスは席がほとんど埋まっていて
今も家族連れが利用している様子。

私たちはそば屋で冷やし天そばを注文。
「取り皿ひとつお願いします」とお願いし
‘ぼんこ’が大皿、母が取り椀。
人が見たらちょっと滑稽だろうが、もう慣れたので気にしない。
‘ぼんこ’は天ぷら自体より天かすを食べたい派なので
母が海老天の海老をもらって
周りに付いた衣をはがして‘ぼんこ’にあげる。
母はおそばをひと玉分もらって、あとは‘ぼんこ’が全部食べた。
さすがにお腹いっぱいになったみたい。

地下に行って夕食の買い物。
普段行くスーパーに比べ、あれもこれも全てが高い!
質がいいのかもしれないけれど
みなさんよくあんな高い物を日常的に買っているな…
特売品を数点買って終わりにした。
‘ちょん’へのお土産に
フードコーナーで10コ200円の揚げたこ焼きを買った。
‘ぼんこ’がソフトクリームを食べると言うので
母はたこ焼きを2コ食べた。
アツアツの揚げたこ焼きは美味しい。
かつお節が山盛りにのっかっていたので‘ぼんこ’にあげた。
かつお節大好物なので大喜び♪
ソフトクリームとかつお節を交互に食べてご満悦であった。

14時過ぎ、バスに乗って帰宅。
バスが出発し、私の右腕にしがみついたかと思うと
ほどなくしてもたれて眠る‘ぼんこ’。
その温もりがなんとも心地よい。
半日動き回ってさすがに疲れた母もついウトウト。
帰りもゴールド免許提示で50円割引してもらって帰ってきた。

週末にバスに乗っておでかけ。
街中を歩き
かつて「デーパート」と呼んでいたスーパーで買い物し
駅前を見渡す最上階でごはんを食べて
おやつにソフトクリームを食べて帰る。

私が幼い頃に家族で過ごした時間を、今我が子と過ごす。
娘が新鮮さに目を輝かせて楽しむ傍らで
ノスタルジックな気分に浸ることに満足する母であった。


新入り

2013年07月05日 | 術後4年~

一昨日授業でザリガニ採りに行ってきた‘ぼんこ’は
「またザリガニ採りに行きたい!」と
すっかりザリガニに魅了されていた。

「ねぇ、網ある?虫かごはないよね?」
「にぼし食べるんだって。にぼしって何?」
「いる場所知ってるよ、お母さんの歯医者の近くにいるんだよ」

ザリガニ採りに連れて行くまで
そんな会話が果てしなく続きそうだったので
昨日の歯医者のあと「とりあえず見に行ってみようか」と
長靴と網を持って‘ぼんこ’の案内を頼りに行って来た。

辿り着いたのは田んぼの用水路。
‘ぼんこ’は長靴に履き替え
高さ1mほどの斜面を下りて、用水路の中を歩いて探す。
水がチョロチョロ流れ、水深は長靴の半分の深さ程度。
母はサンダル履きだったので道端から覗いて探す。

「昨日みんなでいっぱい採ったからもういないんじゃない?」
車を止めたところから前後100m位を探してみたが
アメンボ以外見当たらない。
時々見つかるのは脱皮したザリガニの殻。

「あっちならいるかもよ」
なかなかあきらめきれない‘ぼんこ’は
目を凝らして用水路を覗き込んでいる。
これはなんとしてでも1匹採ってやらないと帰れそうにない。

用水路の脇には穴がたくさん空いていて
おそらくザリガニはそこにいるはず。
‘ぼんこ’も「穴にいたりするんだよ」と言う。
しばらく穴に注意して探していると、ついにザリガニ発見!

ザリガニはカメと違ってすばしっこい。
‘ぼんこ’じゃ採れなそうなので
「ちょっとお母さんに長靴貸して!」
なんとかなるだろう、と
‘ぼんこ’の21cmの長靴を無理やり履いて用水路に入る。
「動かないと足が抜けなくなるよ」
母のサンダルを履いて見守る‘ぼんこ’に言われ、前に進もうとするが
痩せのガリ子とは言え‘ぼんこ’よりは重いので
ずっぽり沈んで動きにくい。

ザリガニは頭だけ出していて
水面が揺れるとヒョイッと引っ込んでしまう。
網を何度か突っ込んでみたが、そのすばしっこさにはかなわない。
みんな手で採っていたと言うので、仕方ない、手でトライ!

何ヶ所かザリガニのいる穴が見つかったが
なかなか手が追いつかず、頭を出すのをただひたすら根気よく待つ。
‘ぼんこ’もどうしてもゲットしたいから文句も言わずに黙って見守る。

そしてついにゲット!!

「えいっ!」
多分掴んだであろう泥の塊を網に投げ入れて道端に広げてみた。
動かない…死んじゃった?
ちょっとつついたらモゴモゴ動いた。

「やった!採れたよ!」
「えーっ!見せてー!」

念願のザリガニに興奮する‘ぼんこ’。
もう1匹欲しそうだったが
「今日は1匹採れたから終わりにしよ」と言うとすんなり
「うん」と頷く。
目の前の1匹がとても嬉しいみたい。

ザリガニが入ったままのドロドロの網をビニール袋に入れて
すっぽり足が入ってしまってキツキツの長靴をなんとか脱いで
「手、どうする?」「その水で洗う」
用水路の水で気休めに手を洗って帰宅した。

予定外の治療で長引いた歯医者に1時間、ザリガニ採りで1時間。
見れば時計はすでに18時半間近である。
裏の水道で手と長靴と網を洗って、ザリガニをきれいな水に移して家に入った。
「‘ちょん’は上で寝てるよ」 と旦那。
一昨日昨日と運動部の中越大会で
弁当持ちの早帰りだった‘ちょん’は昼寝していた。

ザリガニ採りなんて何年ぶり?
それこそ‘ぼんこ’くらいの頃のことだから30年以上前か。
もっとも私は‘ぼんこ’ほど興味はなかったから
ザリガニ採りって言うと男子の遊びだった。
しかし、いつの時代もザリガニ採りの魅力は健在。
久しぶりの子供の外遊びは私にとっても楽しい時間となった。

我が家の新入りザリガニは
カメ吉の大きなたらいの横でカメ吉のお下がりの金魚鉢に入って
ブクブク泡を吹いている。
体調7cm程度。
ハサミが片方ないが、脱皮すればまた生えるらしい。
‘ぼんこ’命名『ザリ吉』
また「きち」かいっ!
どうも採る前から決めていたらしい。
「男かな?女かな?」
一応気にしつつも、やっぱりザリ吉はザリ吉。
お腹を見れば雌雄が分かるらしいが
すばしっこいのでなかなかつかめない。
片方と言えどハサミは怖いし、面倒臭いので未確認。

昨日は落ち着くまで餌をやらずに一晩そのままで
今朝‘ぼんこ’が餌をあげてみた。
食パンをちょこっとやってみたが、警戒してなかなか食べない。
カメ吉の餌をやるついでに小エビを1匹やってみたら
こちらはすぐ食べた。
エビの方が好みか、自分もエビみたいなくせに。
でもあとで見たら食パンも食べていた。
ちゃっかり抱え込んでるし。

カメ吉は毎日見ているとあまり感じないが
久しぶりに見る人はみんな「大きくなってる!」と驚く。
確かに毎年一回りずつ大きくなっている気がする。
亀ではあるが
我が子を褒められたようで、その成長はやはり嬉しい。


ハナシノハナシ

2013年07月04日 | 術後4年~

‘ぼんこ’、小学2年生。
ここにきてようやく乳歯が続けて抜け出した。

下の前歯2本が抜けて以来、昨年は次が抜ける気配が全くなく
十分な隙間がないところに出てきた永久歯は
顎が小さい為、変な方向に生えている。
両脇が抜ければ自然と正しい位置に戻るかと期待しているが
なかなかその両脇が抜けない。

今年に入り上の前歯が1本、2本と抜けて
そこはまだ新しい歯が生えず歯ナシ状態。
最近やっと下の右隣りが抜けて
見たら後ろに永久歯がもう顔を出していた。
更によく見ると反対側のまだ抜けない乳歯の後ろにも
永久歯の先っちょが見えている。
これは早く抜けてくれないと
更にデコボコの歯並びになってしまいそうだと焦っていたところ
昨日やっとその歯もグラグラし出して一安心。
でも顎が小さいのには変わりないので、きれいに生え揃うか心配。
その時は歯医者に相談に行くか。

そんな感じで今、前歯3本ナシ、1本グラグラ。
大好きな豆のおつまみもチョコレートも
「痛い、食べれない」と困っている。
なくして分かる歯の大切さ。

そしてそれは私が今痛感していることでもある。
現在週一ペースで治療中、28本中治療が済んだのはまだ5本。
来週新たに3本分の型取りをする予定。
1本の歯に約一ヶ月、2~3本同時進行でも一年がかりの長丁場。

それにしても歯科医師というか歯科技術というのは素晴らしい。
今日は下の入れ歯の当たりが悪くて痛いと話したら
腫れているところの歯の根が炎症を起こしているからと
薬で治療してくれた。
更に入れ歯も微調してもらい、はめたら全然痛くない。
その微妙な調整具合は匠の技だ。
型取りや仮詰め、仮歯付けなどは歯科助手の女性がやってくれる。
丁寧ではあるものの
時々治療箇所以外の歯や歯茎に手や器具が触れて痛いことも。
その点、先生は
治療箇所以外への接触を巧みに避けて治療してくれる。
どこに触れたら痛みを感じるか
それを熟知しているであろう微妙な手さばきはさすが。
とにかく丁寧に治療してもらえるのでありがたい。
痛いときは痛いと伝え、早く治療してもらうに限る。

今まで書いていなかったが、下の歯はほぼ全滅状態で今は入れ歯。
痛かった奥歯1本だけを治療してもらって
あとは根を残したまま上にかぶせるかたちで入れ歯。
下の歯の治療に進むまで
「噛める歯がないと食べられなくて困るでしょう」と作ってもらった。
しかし、家にいるときはほとんど外しているので
いざはめると使い慣れず喋りにくい。
さしすせそが言いにくく
早く喋ろうとすると舌足らずになってしまう。
バイトで「またお越しくださいませ」をさらっと言うのが大変。
できれば外して行きたいが
レジ打ちが口を開けたら歯ナシだったなんて怖すぎる。
仕方なく装着して働いている。
早く下の歯の治療をして入れ歯におさらばしたい。

あ~
こんなことならもっと早く、一年前に治療するんだった。
そうは言っても
あの頃は抗がん剤治療でとにかく医療費がかさんでいたから
とても歯の治療にまで回せなかったわけで
仕方がないと言えば仕方がない。
でも他に節約できるところがあったと思うと…
今更言っても始まらないが、なんとも悔やまれる。

二人それぞれの歯ナシの話。

歯は大切に!
美味しいものを食べられる幸せは、健康な歯なくしては始まらない。

胃の手術をした人は特に要注意だそう。
カルシウムの吸収能力が低下しているので歯がもろくなる上に
一度の食事量が少なく日に何度も食事をする為
口腔内に汚れが溜まりやすい。
毎食後歯磨きをするのが理想だが
ダンピング症状等で食後体調が悪かったり動けなかったりすると
洗面所まで行くのも億劫で手を抜きがち。
更にそのままうたた寝してしまうと、その間に菌が繁殖してしまう。
また、
抗がん剤治療中は副作用で唾液の分泌が悪かったり口腔内が乾いたりと
菌の繁殖の要因となることが多い。
胃をなくした上に、歯もなくすことにならないためには
日々の歯のお手入れが肝心!


監視ボランティア

2013年07月02日 | 術後4年~

先週から‘ぼんこ’の水泳授業が始まり
今日は監視ボランティアに行ってきた。
夏休み前まで週2回ある中で
都合のつく日に、ということであと2回行く予定。

帽子をかぶり、日よけのタオルを首に巻いて出発。
日焼け止めを塗っていくのを忘れてしまった。

ボランティア6名で監視台とプール四隅とトイレ誘導を分担。
「じゃあ、じゃんけんで」ということで
負けて監視台担当になった。
負けてなるんだからハズレってこと?
でも私的には上から見てみたかったので、負けてラッキー。

2年生の水泳授業なんて、まだまだワーワーキャーキャー
遊び半分みたいなもので
先生が指導するにも子どもたちをまとめるのに時間がかかって
なかなか泳ぐところまでいかない。
メダカ、ラッコ、イルカの3グループ中
教頭先生担当のイルカなんてもうただ自由に泳がせているだけ。
まぁそんなもんだろう。

‘ぼんこ’は昨年のラッコグループからスタートで
昨日先生に泳ぎを見てもらってイルカグループに上がれたかどうか。
なんたって経験の浅いものに対して臆病な慎重派なので
後ろの方に引っ込み引っこみ、なかなか本領発揮できていない様子。
そのくせ仲良しのお友だちとはじゃれ合ってはしゃいでいる。
もっと自信持てばできるはずなのに、性格だから仕方ないのか。

そんな感じで授業は45分、あっという間に終了。
子供たちは水が冷たかったようで「寒い~」と言っていたが
監視は日差しが強く、タオルを肩にかけていてもかなり暑かった。
次は必ず日焼け止めを塗って行かなくては。

時間的にバイトに直行かなと思ったが
意外にすんなり時間通りに終わったので、一旦家に帰り一休み。
何だか心が軽くウキウキ気分。
元気で動けるって楽しい!
あんまり元気じゃないけれど。
やりたいことをやれるって嬉しい!
家にいてモヤモヤ考えることも、外に出て気分がいいと
「ま、いいか」ってなんだかどうでもいいことのように感じる。
外に出るって大事だな、と改めて思った。
健康で毎日生きていること、それはなんとも素晴らしい。


練習、練習

2013年07月01日 | 術後4年~

『ピータールー序曲』

‘ちょん’の部活の今年度コンクール自由曲。
当初、別の曲を自由曲として練習していたが
年に数回来校いただいているT講師の今年度初講習の際に
「このバンドはこういう曲より別のイメージの曲の方が似合う」
と提案され、急遽曲変更。

吹奏楽界では人気の曲のようで
‘ちょん’曰く
「この曲やるって言うと羨ましがられるんだって」という名曲らしい。

昨日は近隣市の吹奏楽発表会(講習会)に‘ちょん’の学校も参加し
この曲をホール初披露した。
大会同様に課題曲の『エンターテインメントマーチ』との2曲。
エンターテインメントマーチは練習期間も長いので
結構自信を持って演奏できている感じ。
それに比べピータールーは、やはり練習量がまだまだといった演奏。
まぁこれからまた練習を頑張って仕上がっていくだろう。

ピータールー、
‘ちょん’はスネアメインで他にバスドラと鍵盤をちょこっとやっていた。
この曲はダブルスネア、素人の私が聴いても難易度の高さを感じる。
二人の息が合わなければ曲が台無しになると言っても過言ではない。
その代り、息がぴったり合ったら絶対に最高にカッコイイはず!
入部以来お互いに高め合ってきた仲間と気持ちをひとつにして
最後の夏が最高の夏になるよう
力いっぱい練習して練習して練習して、練習あるのみ。
そして自信を持って大会に臨んで欲しい。

今日から延長部活、19時前までみっちり練習がある。
それでも練習量は足りないだろう。
全国にはもっともっと練習している学校がたくさんある。
練習に終わりはない、それは大人になっても同じ、日々精進の繰り返し。
いつも更なる向上を目指して進まなければ。
いつも同じ言葉だけれど、頑張れ‘ちょん’!

娘の頑張る姿は
「自分も一生懸命生きなければ」と母を奮起させてくれる。
昨日も娘の雄姿に感動し、うるっとした母であった。

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『ピータールー序曲』

吹奏楽界で人気とはどんな曲なのか、ちょっと調べてみた。
イギリスの労働争議の惨劇を描いた曲だそう。
確かに曲調からしてそんな感じ、重々しく重圧感のある曲。
‘ちょん’たちはそういう背景を知った上で演奏しているのだろうか?
今日帰ったら聞いてみよう。