イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

アシタスイッチ

2013年02月12日 | 術後4年~

日曜夜のTBSの番組。
ゲストにより見たり見なかったりだが
今回は神田うの&ハマカーンの神田伸一郎ということで
ちょっと興味あり。

話の内容は姉弟の今までの関係やそれぞれの思いについて。
うのちゃんがいいことを言っていたのでここに書き留めておく。
うのちゃんの言葉そのままは忘れちゃったけれど
強く印象に残ったのは

「周りの人が喜んでくれてこそ自分も幸せになれる」ということ。

自分は服のデザインや製作が好きでやっているけれど
「好き、やりたい」だけで服を作っても
誰も買ってもくれない、見向きもされないのだったら
それはひとりよがりであり、趣味の自己満足であって
幸せであるとは言えない。
自分の仕事でたくさんの人が喜んでくれてこそ自分も幸せだ。

というようなことを語っていた。

弟の仕事も、ただ自分が楽しいからお笑いをやるのではなく
そのお笑いで周りの人が喜んでくれてこそ弟が幸せなのであり
嬉しいことだと。
その点で二人はお互いに共感しているようだった。 

そう、そうなんだ。
自分の行いで誰かが喜んでくれたら
笑顔になってくれたら
元気を出してくれたら
それを自分の幸せとして感じられるか。

「好きだから、やりたいから」で自分だけが楽しいのは
…本当は寂しいこと?
うーん、それでも
「自分が楽しけりゃいいじゃん」って人はそれはそれでいい。
人それぞれ。

一点、ここで混同しないよう気を付けなければいけないのは
「ありがとうと言ってもらえた時
 この仕事をやっていてよかったと思う」
とは違うということ。
私はこの答えを耳にする度、疑問に思う。
確かに「ありがとう」と言ってもらえるのは嬉しい。
自分が人の役に立てているのだと実感できる。
しかし、感謝されるから嬉しいとか
感謝されることにやり甲斐を感じるというのは自己満足止まり。
「ありがとう」があろうがなかろうが
相手の幸せを自分の幸せとして感じられるかだ。

常日頃心がけようと思うのは無償の愛。
尊敬し、尊重し、慈しみ、大切に思う、そこに見返りは存在しない。
難しいことだ。


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