イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

食べること、寝ること

2013年07月28日 | 術後4年~

夏休み突入!
三人分の昼食を作る毎日が始まった。

家の中に人がたくさんいるというのは、
よく言えば活気があり
別の言い方をすればバラバラごちゃごちゃ。
平日のバイトが1時間長くなったこともあり
なんだかバタバタと落ち着かない。
そしてたまにはごはん作りも休みたくなる。
ちょうど旦那が富士登山で留守だったので
昨日は女三人で外食に出掛けた。

‘ちょん’は10年ぶり、‘ぼんこ’は初めてのガストで夕食。
ミートドリア、コーンのピザ、山盛りポテト、ほうれん草ソテー。
三人でちょこちょこつまんで食べて
全てたいらげた頃には三人とも満腹。
デザートにアイスを食べると言っていた‘ぼんこ’が
「やっぱりいらない」と言うほど、三人には十分すぎる量だった。
それでも1,400円弱、安い!
さすがガスト。
男がいないと食費はかなり節約できる。

帰りがけ‘ちょん’が一言。
「やっぱり家で食べるのが一番いいな」

え…!? 

たまには外で美味しいものをと思ったのに、イマイチの反応。
ガストだったのが良くなかったのか?
聞けば、家の味に慣れているから
味が濃すぎで数口食べるとすぐ食べたくなくなると言う。
我が家の食事を考えると
確かに外食は味が濃くギッツリするものが多い。
というか、ほとんどそう。
ちょっとずつしか食べられない私もどぎつく感じるのだから
‘ちょん’の気持ちはよく分かる。

しかし、
‘ちょん’の場合、これからの様々なお付き合いを考えると少し心配。
友だちと学校帰りに寄り道したり
社会人になれば食事会や飲み会がある。
いつかはデートで素敵なカフェやレストランに行くこともあるだろう。
外で食べる機会はたくさん出てくる。
そういう時に楽しく食べることができるだろうか。
外食慣れしていないというのも
場合によっては困るのではなかろうか。

今日の夕食。
バイト先で何か買ってそれで済まそうと考えていたのだが
二日連続で外食(人が作った食べ物)なのはなんだか胸がつかえそう。
手間よりも
「やっぱり家で作って食べる方がいい」という気持ちが先に立ち
ごはんを炊いた。
今日の夕食は焼き魚と大根の塩煮、なすときゅうりの浅漬け。
結局、行き着くところは家の食事。
食べたいものは自分で作ったもの。
ここ数年の食生活の変化で
私も娘たちもそういう体質になっていた。

まぁ安上がりでいいじゃないの。
自分で作る。
食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べる。
願わくば娘たちもその
“自分で作る”というところを早く習得して欲しい。
母に美味しいものを作って食べさせておくれ~

先日‘ぼんこ’が「寝るのと食べるのが一番楽しい」と言っていた。
それを聞いて思わず、ぷぷっ!
‘ちょん’の口癖
「人生で一番楽しいのは食べることと寝ること」と同じじゃん!

「そうだね、美味しいもの食べて寝て、それが一番幸せだね」
母も同感。
生きていく上で食べる、寝るがまず基本。
一番シンプルに心と体を満たしてくれる。
そこが満たされていれば、あとはなんとかなるような気がする。
シンプルに幸せ、それでいい。

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