サルロボ
2006-07-16 | 踊る
先日ネットサーヒン(死語)していたら、サルサンケイ ビジネスアイの記事にあった「サルロボ」を開発したメーカーの資料を見つけましたので、一部抜粋します。
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サルセーロの皆様
リードの練習はどのようにされていますか?
レッスンにひたすら通っていますか?
それもいいでしょう。しかしいつも通っているレッスンで顔なじみになったサルセーラとはうまく踊れるのに、フリーになるとうまく踊れない、リードができない……
そんな事を感じてはいませんか?
そして、この状況から早く抜け出したくはないですか?
そんなサルセーロの皆様のために、弊社が持つ最先端のコンピュータ技術とロボット技術、そして世界中の一流インストラクターと熱狂的なサルサラバーのコラボレーションにより、弊社は男性向けサルサ練習用ロボット「サルロボ」を開発いたしました。
<他社の追従を許さないリード認識率>
このサルロボはあなたが繰り出す全てのリードを認識99.99999%の確率で正確に認識します。
しかし、高い認識率を誇るサルロボの完璧なフォローはフリーでブイブイ踊る事を目標としているあなたの練習に役に立つでしょうか?弊社はそう考えません。なので、このサルロボはあなたのリードを正確にフォローする事は決してありません。ただし、「どの程度あなたのリードを無視するか、または誤認するか」を指定する事ができます。
サルロボはあなたのリードを「正確に認識した上」で、かなり強くリードしないとフォローしない、というシチュエーションから、リードの意図とは違うほんの少しの手の動きもリードとして判断する、というシチュエーションまで再現する事が可能です。
リード認識率を最高感度に設定すると、サルロボは眼球の動きさえもリードであると勝手に判断し、判断した通りのフォローをします。
<バラエティに富んだミスリードの再現>
弊社専属サルサラバーが独自に収拾した数々のミスリード実体験を解析し、その結果をサルロボの人工知能にインプットしました。サルロボはこれらのミスリードによる結果を一定の確率でランダムにシミュレートします。サルロボにインプットされているミスリードの例をいくつか挙げてみましょう。
・サルロボの右腕を上げたらそれだけでアンダーアームのライトターンと勘違いされる
・エンチューフラをかけようとしたらびっくりされた
・クロスバディーリードをかけたらそのまま直進されてしまった
・ベーシックステップからサイドステップへの切り替えが伝わらなかった
・ベーシックステップからオープン(Back to back)への切り替えに時間がかかった
これで実戦さながらのミスリードのリカバリーの練習をする事ができます。
<アラーム機能>
クローズドポジションの右手の位置は、インストラクタによって色々な考え方があるようです。しかし、絶対に避けなければならないのが「右手を腋の下方15センチあたりに置いてしまう」事です。遠慮がちにクローズドポジションを取ると、時々このような状態になってしまうのですが、この状態になると女性は困ってしまいます。
そこで、実戦でこのような状態にならないよう、サルロボには触ってもいいエリアの制限を設けました。背中と手以外の場所に男性の手が当たった場合、数回軽い電気ショックによる警告を出した後、防犯ブザーを忠実に再現したアラーム音が半径100メートルに響き渡ります。
サルセーロの皆様、いかがでしょうか。サルロボ、ぜひ一度お試しくださいませ。
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あ、これ、あくまでもネタですから。念のため♪
前回の4拍ずれ(クラーベ逆転)について。わたしも長年の課題でした。わたしの先生はアンダーアームターンを4~5回転まわして,なし崩しに修正する,という技法を用いていました。しかしこの技法は難易度が高いです。わたしは最近はサイドステップを同方向2回でつじつまをあわせたり,あるいはホールドしたまま4拍静止して修正(マッチョにがっちり静止)したり,シャインに持ち込んでなし崩しに修正したりしています。でも,4拍ずれに正確に気付く人はとても少ないですね。
リードが通じないパターンもまったく同感であります。
付け加えさせていただけるなら,
・コパをかけようとすると腕が伸びてしまうのでかけられない
・女性の指が伸びきってしまって,予期せぬ所で手が離れてしまう
などです。でも手を上げただけで勝手に回られてしまうのがいちばん悲しいですね。
そんなわけで,フリーのクラブに行くたびに落ち込んでいます。
思っちゃった。だって、あったらすごくいいよね。
Kちゃんは、家で練習するときは、サルのぬいぐるみを使ってるらしいの。動かないようにしばったり、色々悪戦苦闘してるみたい。男性が、こんな風に練習しているのかと想像すると、ちょっとクス、笑えちゃう(^^)
出来上がったら是非、うちのHPで
通信販売をしましょう!
>「どの程度あなたのリードを無視するか、または誤認するか」を指定する事ができます。
いいですね。これ、ある意味で的を得ています
レッスンでは正しいリードの基礎を覚えますが
実際クラブでは正しいリードという形はありません
正しいリードをしたのに女性が動いてくれないのでは
なく、
女性がちゃんと動いてくれた時が正しいリードということです
リードはそのときの相手、状況によって臨機応変に
変化します
昨日はレッスンお疲れ様でした。
またお会いできるのを楽しみにしています(^^)
> でも,4拍ずれに正確に気付く人はとても少ないですね。
私の経験ですが、うすうす気が付いてる人を含めると結構な数のサルセーラは気が付いているのではないかと思います。
リードする方は気になりだすともう何にもできなくなるので、対策は各自考えるべきなのでしょう。サイド同方向2回は、私の対策のコンセプトと似てますね。
ところで、
> ・コパをかけようとすると腕が伸びてしまうのでかけられない
コパって何ですか?
つーか、誰かこの辺のサルサ用語標準化してくれないかんぁ、と思う今日この頃。
というわけで、またの御来場お待ちしております。
って……ネタだってば。「サルサンケイ ビジネスアイ」でのプレス発表の方もご覧くださいませ(だからネタだって)
> サルのぬいぐるみ
そうそう、私の知り合いは「セーターやフリース」を相手に練習してる、という話をしてたので、一時期私も試しにやってました。腕の長さがリアルなのは確かに具合がいいのですが、やはり洋服、関節がどうにでも曲がってしまいますし、手のさばき方の練習もしにくい。イメージをしっかり持たないと大変だなあと思います。
サルのぬいぐるみはどんな具合でしょう。
両者の欠点を補おうとするとやはりサルロボですか。
つーか。
> 男性が、こんな風に練習しているのかと
> 想像すると、ちょっとクス、笑えちゃう(^^)
うわー、恥ずかしいから想像しちゃダメっ!
> 女性がちゃんと動いてくれた時が正しいリードということです
色々な背景や好みを持ったサルセーラさんがいますから、「え”、このリードさっきは通用したのに……」と、踊るたびにびっくりしたり赤くなったり青くなったりはしょっちゅうですが、これもまた面白いものです。
「正しいリード」のためにはリードの強さ、方向、軌道、をコントロールできるようにならないとですね。あとできれば第2オプションも……
コメントありがとうございました。
で、……機能追加します。
<ツボ機能>
サルロボには世界中のサルセーラの好みのリード、いわゆるツボのデータを保持しています。リードの強さ、方向、手の軌道などです。サルロボはこれらのリードのパラメータをランダムに組みあわせて好みのリードを生成、もし一定範囲内にあなたのリードがサルロボの好みのリードに入った時、サルロボは実にすばらしいフォローをしてくれます。
これは実戦において、好みのリードを探り当ててリピータを獲得するための絶好のトレーニングになる機能と自負しています。