ナオちゃんのお気楽生活

釣りとバイクが好きなオヤジが綴るお気楽人生

濡れ燕

2009-07-08 21:48:35 | 日々の出来事
雨に打たれ電線に一羽のツバメが止まっていた。コレを濡れ燕とでも言うのか?
電線は幹線からオイラん家への引き込み線であるらかして、この燕は我が家を住まいとする燕ということであろうか。
正直な話し、家が糞害に遭うのが嫌で追っ払ったこともあったけれど、ついに我家への営巣に成功したらしい。

      「梅雨空に 何を想うか 寝れ燕」 ってね


燕と言うと、我が釣れないクラブの会長N氏は、その風貌とはおよそ想像がつかないほどの動物好きで、昨年、地面に落っこちた燕のヒナを拾い上げ餌付けをしたそうだ。
氏の姉上様は「いい大人が爪楊枝で餌を与えている姿が可笑しくって、ホホホホホ・・・」と笑っていたけれど、当の本人は至って真剣だったらしい。
結局、懸命の世話の甲斐なくそのヒナは天国に召されたそうだが、氏曰く「ハムを食わせたのがマズかったかな?」と酷く落ち込んでいた。
心根優しいN氏の前で、「それはね、アナタのお顔が怖かったから、死因はショック死ですぜ、旦那」などと、オイラとても言えない。

因みに、「丹下左膳(たんげ・さぜん)」の愛刀を"濡れ燕"というそうだが、今時の若い衆は丹下左膳など知りはしないでしょうな。

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ネコとマタタビ

2009-07-06 19:30:06 | 日々の出来事
今日の午後、友人のNが尋ねて来た。こちらに用事がありそのついでにオイラん家に寄ったとのこと。Nは中学時代の同級生であり友人でもある。
彼が仕事場に入って来ると、それまでソファの上でタヌキ寝入り(多分?)を決めていたネコのシンのすけが突如ムクリと起き上がった。寝起きの割には眼が爛々と輝いている。
Nは「コレマタタビだよなぁ?」と言って見せてくれたのは紛れも無いマタタビの新芽であった。「どうりで、シンの字が反応する訳だ!」

        マタタビの新芽をかじるシンちゃん


「ゴロゴロ」と喉を鳴らしマタタビの新芽をかじるシンちゃん、「アナタ、やっぱりネコだったのね?オイラ今までアナタのことタヌキだと思ってた」
以前はマタタビの実で随分と面白い光景を見せて貰ったが、今回反応がやや鈍いところをみると、新芽じゃ物足りないのかしらん?

ブログをご覧の皆様、これじゃあんまり面白くないんで過去の記事でも見ておくれやっしゃ。過去ログ「ネコとマタタビ」

見てくれた?あっそう、じゃぁついでにココも見てくれる?   人気blogランキングへ

続、早松(さまつ)

2009-07-03 23:47:37 | 山菜・キノコ
仮にクマさんと遭遇した場合、果たしてTちゃんが究極の選択4を発動するのかどうか、若干の不安を抱えつつ二人は山の奥へ奥へと歩を進めるのであった。
迷子になってはマズイんで、Tちゃんの後ろへ影のようにピタリと張り付くオイラに「オイオイ、そんなにひっつくなって、もう少し離れろや」とTちゃんは迷惑そうだが、「そりゃぁオイラだって、若いオネーチャンならともかく中年のオッサンにひっつきたくはないが、クマがおっかねぇんで仕方ないっての!」

  標高1千mを越える高山では今ヤマツツジが最盛期
 

霧の巻く薄暗い山中でこんな可憐なヤマツツジを見つけると何かホッとする。小雨の中に映える薄緑と朱の見事なコントラストは言葉で表現できないほどに美しい。
オイラがヤマツツジを写真に収めていると、「山は餌が乏しいから、クマはこのツツジの花も食べるんだろうなぁ」とTちゃん。
せっかくクマさんの恐怖を忘れているというのに、又もや思い出させるとは、全く持って困ったお人だこと。
「ひょっとしてTちゃん、アナタが一番クマを恐れていたりして?・・・」                        

  究極の選択4(前記事参照)を考案した極悪人Tちゃん


単にマツタケ採りと言いましても、ただ闇雲に松林を歩き回っても採れるというもんじゃ~ありません。マツタケが出る場所は大体決まっていて、広大な松林のほんの一寸した一角にしか出ないんですな。
そのため、マツタケの出る場所というのは親兄弟といえども余り教えないものなんだが、この状況(オイラがTちゃんにピタリと寄り添っている)ではさぞかしTちゃん困ったでありましょうな。その意味では、クマさんありがとさ~んってことになるかしらん?
「あ~・・・コホン・・・昨年はこの場所で2~3本採った・・・」と、渋々教えてくれた場所が上の写真であります。
もっとも、Tちゃんとオイラにはお互いのテリトリーを侵さないという暗黙のルールがありましてね、Tちゃんの眼を盗んで採るような真似はしませんが・・・だが、人間魔が差すということもあり得るんで・・・

  え~お待たせ致しやした・・・クマさんのお家でおます


マツタケ採りに限らず山菜・キノコ採りは、お互いある程度の距離をとって行動するのだが、霧が巻くこんな日は心細いんで(オイラが)常にTちゃんと一緒の行動となってしまう。
この場所は数回訪れてはいるが、Tちゃんは崖の下の又その下までと行動範囲が広く、オイラは今までそこまで行ったことが無かったんですな。
これまで、何故Tちゃんが行く崖の下又その下へ行かなかったと言うと、それはですね、そこにはクマさんのお家が在るということをTちゃんから聞いていたからに他ならない。
従って、そんな恐ろしい場所には当然行きたくは無いのだが、今回はTちゃんにピッタリひっついているという関係上、Tちゃんの行く場所に否応無く付いていかなければならないという困った状況となった。
で、恐々撮った写真が上の画像。近寄って穴を覗いてみると、暗く不気味な穴はかなり奥まで続いているようだ。
「Tちゃん、この奥にクマさんが居るかな?」
「知りたかったら、その辺の小石でも投げ込んでみな」
「小石を投げ込んだら、どうなる?」
「そりゃぁおめぇ、怒って飛び出して来るに決まってんだろ」

         林道の真ん中に落石が!


残念ながら、今回の早松採りは失敗に終わったが、この天候不順の中幸いにもクマさんとの遭遇もなく無事生還することができた。例のクマさん対処法4も発動されず、何はともあれメデタシ、メデタシ。
帰路は来たときとは違う道を通って帰って来たのだが、途中林道の中央には落石と思われる岩が道の真ん中にデンと鎮座している。
オイラ運転、Tちゃん助手席ということで、「助手席のTちゃん、そこの岩を片付けて頂戴」
「アイヨ」と快く車のドアを開け外へ出たTちゃん、「オッ、いいフキがあるねぇ」と言うと、岩のことなど気にする風もなく路肩に生えるフキを採り始めたのである。「ちょ、ちょっと、旦那!岩はどうしたの!?」
そこで問題です。「結局この岩は誰が片付けたでしょうか?」ハイ、正解です。「それはアタクシでした」
オイラが額に汗してヨイショヨイショとやっているとき、Tちゃんはその横で、何事も無かったようなお顔で黙々とフキ採りをされておられましたです、ハイ。

           居酒屋にて本日の反省会


「これから生ビールでも飲みながら反省会でもやろうぜ」とのTちゃんの提案で居酒屋へとやって来た。
Tちゃんの手には、先ほど収穫したフキがしっかりと握られていて「はいこれお土産」と言って店の女将さんに手渡すのだった。
「アラすみませんねぇ」と言って女将は嬉しそうに受け取るのだけれど、道路に落石云々の経緯については勿論知る由もない。

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早松(さまつ)

2009-07-02 23:42:00 | 山菜・キノコ
オイラの地方では、秋に先駆け夏に出るマツタケのことを「早松(さまつ)」と呼んでいる。春一番に出るワラビを早蕨(さわらび)と呼ぶのと一緒であるかいな?
本日のお昼、オイラのマツタケ採りの師匠で友人のTちゃんから電話が入り、これからサマツを採りに行くので一緒に付いて来いとの命令が下った。
師匠の命令とあらば何が何でも従わなければならぬということで、午後からサマツを採りに行くこととなったが、「師匠、こんな早い時期にマツタケなんぞが出るんですかい?」

            イザ、林道へGO!


「そこを左折して林道へ入れ」とTちゃんは呑気に仰るけれど「Tちゃん、林道は霧が巻いて不気味なんだけど・・・それに、こんな天候の時ってさ、クマさんやイノシシちゃんが活躍するんじゃなかったっけ?」
オイラの不安とは裏腹に「クマやイノシシ?そうそう、こんな天候の時にはクマやイノシシに出会う確立が高いな」とTちゃんはまるで動じる様子が無い。
「Tちゃん、止めよう、オラまだ命が惜しいだよ・・・」
「何言ってんだ!折角ここまで来たってぇのによ~クマやイノシシが怖くてマツタケ採りなんぞやってられるかってんだ!」
オイラの意見などまるで耳に入らないTちゃんは、何が何でもマツタケ採りを決行する気らしい。

       山中は霧に覆われ見通しがかなり悪い


林道脇の広いスペースへと車を止め、霧の巻く山中へと分け入ったのだが、両側が急峻な尾根伝いはかなり不気味だ。
「Tちゃん、お互い後々禍根を残さないように、前もって決めておこうぜ」
「決めるって、何を?」
「万が一、クマと鉢合せした場合、1、相手がどうなろうと自分だけ逃げる。2、二人してクマと戦う。3、自分が犠牲になって相手を逃がす。のどっち?」
「う~ん、そうだなぁ・・・答えは4だ!」
「4?4なんて無いよ」
「ある!クマと出会った場合の究極の対処法が」
「究極の対処法?」
「それはな、餌を差し出す。お前という餌を。そのためにお前を連れてきた」
「ナヌッ!?オイラはクマの餌ってか!?」
「冗談、冗談、ガハハハハ・・・」と笑うTちゃんであった。
このブログをご覧の皆様方、命が惜しかったら、Tちゃんのようなお友達はお作りにならない方が宜しいかと、老婆心ながら・・・

つづく・・・

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アスパラ苗移植

2009-07-01 23:05:11 | 日々の出来事
        先月初旬に蒔いたアスパラの苗


6月初旬蒔いたアスパラがプランターの中で大きく育った・・・が・・・細かく蒔き過ぎたせいかかなりの密植状態となってしまった。
これも全てオイラの無知と無計画の成せる技であるが、にしても、このまま成長が進むとゆくゆく困ったことになりそうだ。
ではということで、ポットに移し変えることにしたんだが、細かい上にこのプランターが2個あるから・・・苗はおよそ400~500本はある?

         プランターからポットに移植


嫌々ながらも、暇を見つけてはポットに移植していた作業が本日ようやく終了した。2本づつ植えたポットが200。
知人・友人・家族に言わせると、「植え替えるんだったら、最初からポットに種を蒔けばいいのに、アホ!マヌケ!」と、皆さん口を揃えて仰る。
余りにもの罵詈雑言に一言言わせて頂きたいところだが・・・「皆さんの仰る通り!!!」

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