仮にクマさんと遭遇した場合、果たしてTちゃんが究極の選択4を発動するのかどうか、若干の不安を抱えつつ二人は山の奥へ奥へと歩を進めるのであった。
迷子になってはマズイんで、Tちゃんの後ろへ影のようにピタリと張り付くオイラに「オイオイ、そんなにひっつくなって、もう少し離れろや」とTちゃんは迷惑そうだが、「そりゃぁオイラだって、若いオネーチャンならともかく中年のオッサンにひっつきたくはないが、クマがおっかねぇんで仕方ないっての!」
標高1千mを越える高山では今ヤマツツジが最盛期
霧の巻く薄暗い山中でこんな可憐なヤマツツジを見つけると何かホッとする。小雨の中に映える薄緑と朱の見事なコントラストは言葉で表現できないほどに美しい。
オイラがヤマツツジを写真に収めていると、「山は餌が乏しいから、クマはこのツツジの花も食べるんだろうなぁ」とTちゃん。
せっかくクマさんの恐怖を忘れているというのに、又もや思い出させるとは、全く持って困ったお人だこと。
「ひょっとしてTちゃん、アナタが一番クマを恐れていたりして?・・・」
究極の選択4(前記事参照)を考案した極悪人Tちゃん
単にマツタケ採りと言いましても、ただ闇雲に松林を歩き回っても採れるというもんじゃ~ありません。マツタケが出る場所は大体決まっていて、広大な松林のほんの一寸した一角にしか出ないんですな。
そのため、マツタケの出る場所というのは親兄弟といえども余り教えないものなんだが、この状況(オイラがTちゃんにピタリと寄り添っている)ではさぞかしTちゃん困ったでありましょうな。その意味では、クマさんありがとさ~んってことになるかしらん?
「あ~・・・コホン・・・昨年はこの場所で2~3本採った・・・」と、渋々教えてくれた場所が上の写真であります。
もっとも、Tちゃんとオイラにはお互いのテリトリーを侵さないという暗黙のルールがありましてね、Tちゃんの眼を盗んで採るような真似はしませんが・・・だが、人間魔が差すということもあり得るんで・・・
え~お待たせ致しやした・・・クマさんのお家でおます
マツタケ採りに限らず山菜・キノコ採りは、お互いある程度の距離をとって行動するのだが、霧が巻くこんな日は心細いんで(オイラが)常にTちゃんと一緒の行動となってしまう。
この場所は数回訪れてはいるが、Tちゃんは崖の下の又その下までと行動範囲が広く、オイラは今までそこまで行ったことが無かったんですな。
これまで、何故Tちゃんが行く崖の下又その下へ行かなかったと言うと、それはですね、そこにはクマさんのお家が在るということをTちゃんから聞いていたからに他ならない。
従って、そんな恐ろしい場所には当然行きたくは無いのだが、今回はTちゃんにピッタリひっついているという関係上、Tちゃんの行く場所に否応無く付いていかなければならないという困った状況となった。
で、恐々撮った写真が上の画像。近寄って穴を覗いてみると、暗く不気味な穴はかなり奥まで続いているようだ。
「Tちゃん、この奥にクマさんが居るかな?」
「知りたかったら、その辺の小石でも投げ込んでみな」
「小石を投げ込んだら、どうなる?」
「そりゃぁおめぇ、怒って飛び出して来るに決まってんだろ」
林道の真ん中に落石が!
残念ながら、今回の早松採りは失敗に終わったが、この天候不順の中幸いにもクマさんとの遭遇もなく無事生還することができた。例のクマさん対処法4も発動されず、何はともあれメデタシ、メデタシ。
帰路は来たときとは違う道を通って帰って来たのだが、途中林道の中央には落石と思われる岩が道の真ん中にデンと鎮座している。
オイラ運転、Tちゃん助手席ということで、「助手席のTちゃん、そこの岩を片付けて頂戴」
「アイヨ」と快く車のドアを開け外へ出たTちゃん、「オッ、いいフキがあるねぇ」と言うと、岩のことなど気にする風もなく路肩に生えるフキを採り始めたのである。「ちょ、ちょっと、旦那!岩はどうしたの!?」
そこで問題です。「結局この岩は誰が片付けたでしょうか?」ハイ、正解です。「それはアタクシでした」
オイラが額に汗してヨイショヨイショとやっているとき、Tちゃんはその横で、何事も無かったようなお顔で黙々とフキ採りをされておられましたです、ハイ。
居酒屋にて本日の反省会
「これから生ビールでも飲みながら反省会でもやろうぜ」とのTちゃんの提案で居酒屋へとやって来た。
Tちゃんの手には、先ほど収穫したフキがしっかりと握られていて「はいこれお土産」と言って店の女将さんに手渡すのだった。
「アラすみませんねぇ」と言って女将は嬉しそうに受け取るのだけれど、道路に落石云々の経緯については勿論知る由もない。
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迷子になってはマズイんで、Tちゃんの後ろへ影のようにピタリと張り付くオイラに「オイオイ、そんなにひっつくなって、もう少し離れろや」とTちゃんは迷惑そうだが、「そりゃぁオイラだって、若いオネーチャンならともかく中年のオッサンにひっつきたくはないが、クマがおっかねぇんで仕方ないっての!」
標高1千mを越える高山では今ヤマツツジが最盛期
霧の巻く薄暗い山中でこんな可憐なヤマツツジを見つけると何かホッとする。小雨の中に映える薄緑と朱の見事なコントラストは言葉で表現できないほどに美しい。
オイラがヤマツツジを写真に収めていると、「山は餌が乏しいから、クマはこのツツジの花も食べるんだろうなぁ」とTちゃん。
せっかくクマさんの恐怖を忘れているというのに、又もや思い出させるとは、全く持って困ったお人だこと。
「ひょっとしてTちゃん、アナタが一番クマを恐れていたりして?・・・」
究極の選択4(前記事参照)を考案した極悪人Tちゃん
単にマツタケ採りと言いましても、ただ闇雲に松林を歩き回っても採れるというもんじゃ~ありません。マツタケが出る場所は大体決まっていて、広大な松林のほんの一寸した一角にしか出ないんですな。
そのため、マツタケの出る場所というのは親兄弟といえども余り教えないものなんだが、この状況(オイラがTちゃんにピタリと寄り添っている)ではさぞかしTちゃん困ったでありましょうな。その意味では、クマさんありがとさ~んってことになるかしらん?
「あ~・・・コホン・・・昨年はこの場所で2~3本採った・・・」と、渋々教えてくれた場所が上の写真であります。
もっとも、Tちゃんとオイラにはお互いのテリトリーを侵さないという暗黙のルールがありましてね、Tちゃんの眼を盗んで採るような真似はしませんが・・・だが、人間魔が差すということもあり得るんで・・・
え~お待たせ致しやした・・・クマさんのお家でおます
マツタケ採りに限らず山菜・キノコ採りは、お互いある程度の距離をとって行動するのだが、霧が巻くこんな日は心細いんで(オイラが)常にTちゃんと一緒の行動となってしまう。
この場所は数回訪れてはいるが、Tちゃんは崖の下の又その下までと行動範囲が広く、オイラは今までそこまで行ったことが無かったんですな。
これまで、何故Tちゃんが行く崖の下又その下へ行かなかったと言うと、それはですね、そこにはクマさんのお家が在るということをTちゃんから聞いていたからに他ならない。
従って、そんな恐ろしい場所には当然行きたくは無いのだが、今回はTちゃんにピッタリひっついているという関係上、Tちゃんの行く場所に否応無く付いていかなければならないという困った状況となった。
で、恐々撮った写真が上の画像。近寄って穴を覗いてみると、暗く不気味な穴はかなり奥まで続いているようだ。
「Tちゃん、この奥にクマさんが居るかな?」
「知りたかったら、その辺の小石でも投げ込んでみな」
「小石を投げ込んだら、どうなる?」
「そりゃぁおめぇ、怒って飛び出して来るに決まってんだろ」
林道の真ん中に落石が!
残念ながら、今回の早松採りは失敗に終わったが、この天候不順の中幸いにもクマさんとの遭遇もなく無事生還することができた。例のクマさん対処法4も発動されず、何はともあれメデタシ、メデタシ。
帰路は来たときとは違う道を通って帰って来たのだが、途中林道の中央には落石と思われる岩が道の真ん中にデンと鎮座している。
オイラ運転、Tちゃん助手席ということで、「助手席のTちゃん、そこの岩を片付けて頂戴」
「アイヨ」と快く車のドアを開け外へ出たTちゃん、「オッ、いいフキがあるねぇ」と言うと、岩のことなど気にする風もなく路肩に生えるフキを採り始めたのである。「ちょ、ちょっと、旦那!岩はどうしたの!?」
そこで問題です。「結局この岩は誰が片付けたでしょうか?」ハイ、正解です。「それはアタクシでした」
オイラが額に汗してヨイショヨイショとやっているとき、Tちゃんはその横で、何事も無かったようなお顔で黙々とフキ採りをされておられましたです、ハイ。
居酒屋にて本日の反省会
「これから生ビールでも飲みながら反省会でもやろうぜ」とのTちゃんの提案で居酒屋へとやって来た。
Tちゃんの手には、先ほど収穫したフキがしっかりと握られていて「はいこれお土産」と言って店の女将さんに手渡すのだった。
「アラすみませんねぇ」と言って女将は嬉しそうに受け取るのだけれど、道路に落石云々の経緯については勿論知る由もない。
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相当な好きモノと見てるんですが、いかが?
とは言え、「人の事、言えるかー!」ってお叱りを受けそうですが・・・
うちのPCもそろそろ限界ということで、後継に座を明渡す事になったのですが、長年使い込んでいますから大事なデータもたーくさん。
予算の都合でモニター別売りの機種ですから、両方でやり取りがむつかしい。で、移設はこの週末となりそうですわ。
PCのデータを移すとなると・・・こりゃ結構な手間隙がかかりますねぇ。
以前、私のPCも故障してしまい、結局ハードディスクを交換したのですが、データーをCDに移し変えたりなんだかんだで結構面倒臭かったです。
無事移設ができますよう願っております。