下の写真のキノコを図鑑では"ショウゲンジ"或いは"コムソウ"と言うのだが、こちら長野県北信地方の一部地域では"オヨウ茸"="オヨウさん"と呼んでいる。
食用として珍重されるこのキノコは、早い物では7月中旬から下旬に一度発生してその後秋口に再度発生するという特徴を持つ。
正直な話し、オイラ夏にキノコを採ったことなどこれまで一度として無く、半信半疑のまま友人Tに連れられ山中へと分け入ったのだが、大量とは言わないものの一回食べる分量のオヨウさんが採れた。
何故こちらではこのキノコが"オヨウさん"なのか、知りたい?
では・・・むか~しむか~しのことじゃった。姥捨て山の近くの村にオヨウさんと言う婆さんが住んでおったんじゃ~
オヨウ婆さんはキノコ採りがたいそう好きでのぅ、秋になると裏山へと出かけてはそれはそれはぎょうさんキノコを採ったそうな。
あるときのことじゃった。オヨウ婆さんの家を訪ねた村人がおってのぅ、婆さんが食べているキノコを見てビックラこいたということじゃ。
そのキノコはそれまで村人達の間では毒キノコとされていてのぅ、だ~れも採らないキノコだったんじゃよ~それがこのショウゲンジというキノコだそうな。
以来、この村周辺ではこのキノコをオヨウ婆さんの名に因んで"オヨウ茸"と呼び食するようになったという話じゃ。
遥か昔の話だから、キノコ図鑑などある筈も無く情報とて皆無と言える時代、恐らくオヨウ婆さんは自らの人体実験によって毒の有無を確かめたと推察するが、世の中には随分と度胸の据わった豪傑婆さんがおったものですな。
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食用として珍重されるこのキノコは、早い物では7月中旬から下旬に一度発生してその後秋口に再度発生するという特徴を持つ。
正直な話し、オイラ夏にキノコを採ったことなどこれまで一度として無く、半信半疑のまま友人Tに連れられ山中へと分け入ったのだが、大量とは言わないものの一回食べる分量のオヨウさんが採れた。
何故こちらではこのキノコが"オヨウさん"なのか、知りたい?
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オヨウ婆さんはキノコ採りがたいそう好きでのぅ、秋になると裏山へと出かけてはそれはそれはぎょうさんキノコを採ったそうな。
あるときのことじゃった。オヨウ婆さんの家を訪ねた村人がおってのぅ、婆さんが食べているキノコを見てビックラこいたということじゃ。
そのキノコはそれまで村人達の間では毒キノコとされていてのぅ、だ~れも採らないキノコだったんじゃよ~それがこのショウゲンジというキノコだそうな。
以来、この村周辺ではこのキノコをオヨウ婆さんの名に因んで"オヨウ茸"と呼び食するようになったという話じゃ。
遥か昔の話だから、キノコ図鑑などある筈も無く情報とて皆無と言える時代、恐らくオヨウ婆さんは自らの人体実験によって毒の有無を確かめたと推察するが、世の中には随分と度胸の据わった豪傑婆さんがおったものですな。
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