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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

昨日の日本の気温は17日ぶりにわずかに平年比マイナスとなった

2021-06-19 09:42:03 | 気温

2021年6月18日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.89 ℃ 1位 +0.57 ℃ 4位
前年偏差 -0.18 ℃ 6位 -0.08 ℃ 4位
前365日平均 +0.76 ℃ 1位 +0.57 ℃ 4位
単純平均の365日移動平均 15.031 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.043 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.295 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.08℃で、わずかなマイナス偏差となった。マイナス偏差となるのは17日ぶりである。15地点中平年比プラスとなったのは7地点、8地点がマイナス偏差だった。これらの中でプラス偏差幅最大の観測点は石垣島で平年比+1.5℃、マイナス偏差幅最大の観測点は根室で、平年比-1.4℃だった。このように、全国的に平年並みの気温だった。

一方昨年比では逆に+0.10℃とわずかにプラス偏差だった。

日本では、比較的穏やかな天候が続いているが、アメリカでは大変な日々が続いている。南西部では最高気温が45℃を上回るところがかなりあり、世紀の大干ばつが深刻さを増している。フーバーダムの水位は建設以来最低水準となっている。農業や消化のための貯水池の水位も平年を10メートル以上下回り、山火事が発生しても消火用の水が得られない恐れが広がってきている。電力需要の増大に発電設備の能力が追い付かなくなる事態も予想されている。その一方で南部と南東部では、メキシコ湾からのトロピカル・ストームの襲来による荒れた天候による災害も拡大しそうである。


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