2020年5月2日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.27 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.39 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +1.68 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.220 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.014 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.106 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+4.33℃、名瀬を除く14地点で日平均気温が平年を上回った。
長野県飯田市南信濃では日最高気温が33.1℃まで上昇した。長野県や福島県などで日最高気温が30℃を上回った。
15地点の中では、山形の日平均気温は平年比+8.6℃、網走は同+8.4℃、伏木は同+6.5℃、飯田は同+5.9℃、根室は同+5.8℃、境は同+5.0℃の大幅なプラス偏差だった。
15地点平均で平年比+4.33℃という値は大きいが、本年の15地点平均平年偏差のプラス幅としては11位でしかない。本年最大の平年偏差は2月13日の平年比+7.16℃、2位は2月14日の平年比+5.56℃、続いて3月10日平年比+5.36℃である。本年冬の気温がいかに高かったかを示している。
今日は多度津のグラフを見る。
多度津の年明け後の平年比の黒線は3月末まで急角度で上昇を続けた。4月は平年を下回る気温が続き、緩やかな下降をしている。4月の昨年比の緑線も下降したが、ここにきて昨年比の緑線は急上昇に転じている。この1週間は高温偏差傾向で推移するため、グラフの形はさらに変化するだろう。ただ、5月後半からは昨年の気温も高く、どこまで形が変化するか注目される。
多度津の年平均気温が最も高かったのは1998年である。現在のところ、1998年の水準を上回る気温となっているが、ここの所赤線がマイナス圏内を目指して下降していた。その動向も注目される。
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