今週の出走結果 10/27

10/27
東京11R 天皇賞（秋）
サートゥルナーリア（スミヨン）6着

新潟10R 寺泊特別
ロードマドリード（吉田隼）3着

19/10/27　角居厩舎
２７日の東京競馬では６着。「とても楽しみにしていました。チャンスは十分にあると見ていたのですが、気合いが目立っていましたね…。前のポジションを取りに行ったのですが、レース前から見られた昂りがそのまま出てしまいました。ずっと力んでいて普通なら辛いところだけど、この馬ならと信じて直線でも動かそうとしました。しかし、外にモタれ始めましたからね…。あそこから立て直すこともできなくはありません。しかし、この馬はまだまだこれからでもあります。将来のことを思うと苦しいところでさらにと求めるのは得策ではないと思い、無理はしませんでした。今回は距離適性云々というよりも燃えやすい気持ちのことが影響しています。落ち着いて走れるようになれば違ってくるはずで、この馬の能力に対する評価は変わりありませんよ」（スミヨン騎手）

（公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております）

完敗ですね。サートゥルナーリアも見せ場を作りましたが、それにしてもアーモンドアイ強すぎ。スミヨンが完璧に乗っての結果なので、これはもう実力かなと。確かに輪乗りでテンションが上がってしまってましたが、皐月賞あたりから毎回あんなかんじですしね。大人になってくれば変わってくれるんだろうか…。

パドック見てたら3頭出しの金子オーナー3頭の騎手（武豊、福永、岩田）と記念写真撮ってて面白かったです。

今週の出走予定 10/27

10/27

東京11R 天皇賞（秋）
サートゥルナーリア（スミヨン）

新潟10R 寺泊特別
ロードマドリード（吉田隼）

いよいよ天皇賞秋です。歴史的なレースになりそうなので、急遽見に行くことにしました。さすがに人いっぱいだろうなあ。

サートゥルナーリア、最終追い切り。

19/10/23　角居厩舎
２３日は栗東ＣＷコースで追い切りました。「今朝はスミヨン騎手騎乗でＣＷコースで単走の追い切りを行いました。ジョッキーには『馬は仕上がってきているので、３頭併せを後ろから見ながら、オーバーワークにならない程度に動かして』という話をしました。思った以上に前と離れていたので追いつくまでではありませんでしたが、ほぼ持ったままでラスト１ハロンは１１秒台をマーク。先週に比べてもずいぶん良くなってきたと思います」（角居師）「追い切りに乗せていただきました。ほぼ仕上がっていると感じましたし、直線は自分でスッと動いてくれて文句のない走りでした。すごく走りに前向きさがある、ビッグファイターですね」（スミヨン騎手）２７日の東京競馬（天皇賞・秋・芝２０００ｍ）にスミヨン騎手で出走を予定しています。

（公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております）

最終追い切りはスミヨンが騎乗。すぐにスミヨンとわかる、頭をゆらゆら揺らす騎乗フォーム。手綱はしっかりと握ったまま、完璧に折り合って、CWを単走で82.0-66.8-51.7-37.5-11.7。調教でも上手くて、調教動画見てるだけで楽しい。内容も1週前より良く、ひとまず仕上がったかんじです。

調教が強くないので薄々は感じてましたが、天皇賞の後はジャパンカップや有馬記念を狙っているような爆弾発言もあり、その意味でこれくらいなのでしょう。

アーモンドアイもダノンプレミアムも休み明けでおそらくここをピークには持ってきてません。条件は同じようなものです。

あとは枠だけですね。外枠が圧倒的に不利なのはステファノスのときに実感しましたので、外枠を引かないことを祈ります。

ステファノスで思い出しましたが、出資馬で唯一スミヨンに乗ってもらったのがステファノスでした。2016年、モーリスが勝った香港カップ。結果は3着でしたが、なぜこの馬の長所がそんなにわかるのかという神騎乗でした。

思えば天皇賞・秋でわざわざアーモンドアイにぶつけたのは、スミヨンを乗せるためというのもあるのかもしれません。ルメールを降ろすためには、アーモンドアイにぶつけるしかない。使い分けが顕著な最近のノーザンファームなので、そんなことも勘繰ってしまいますね。

サートゥルナーリア、1週前追い切りが微妙。

いよいよ今週末は天皇賞・秋です。近年では最高のメンバーが揃ったので、非常に楽しみです。

さて、サートゥルナーリアですが、先週の1週前追い切りの内容がはっきり言って微妙です。タイムがいつもほどではないというのもありますが、なんかいつもより首が高いし躍動感がない気がします。今回はステップレースを叩いてるからこんなもんで良いのかもしれませんが、何か物足りないかんじですね。今週の追い切りで変わってくれるといいのですが。

今週の出走結果 10/20

10/20
東京10R 甲斐路ステークス
ジークカイザー（三浦）2着

上手く乗ってくれて、良いレースでした。良馬場の1800ならこれくらいやれるのだとあらためて思いました。あとは直線短いコースでお願いします。

今週の出走予定 10/20

10/20

東京10R 甲斐路ステークス

ジークカイザー（三浦）

転厩初戦ですが、三浦騎手です。今まであまり良い結果になったことないけど…。良馬場でできればそこそこやれるのではないかと思います。

ロードざっと見 その3

最後です。

21. オーシュペールの18
配合 B・父母のポテンシャル D
マクフィ×ダイワメジャー。ダイワメジャーはマクフィに合う気がします。マクフィはダンシングブレーヴとか持ってるし。

22. ハワイアンアイの18
配合 B・父母のポテンシャル D
リーチザクラウン×キンカメ×サドラーズウェルズ。スペシャルウィークとキンカメは合うと思ってます。クラリティシチー、タガノグランパ、リオンディーズ、サートゥルナーリア。リーチザクラウンの奥に入るセクレタリアトもキンカメとは相性良いです。安いけど配合は良いのでは。

23. ルアンジュの18
配合 B・父母のポテンシャル C
マジェスティックウォリアー×マンカフェ×サッカーマム。ダート馬としては好きな配合。マジェスティックウォリアーはダートではかなり活躍馬出しそう。

24. マツリダワルツの18
配合 C・父母のポテンシャル B
ロードクエストの全妹。配合の良さはよくわかりませんが、母のポテンシャルが高いし、マツリダゴッホも良い種牡馬。

25. スターコレクションの18
配合 D・父母のポテンシャル D
リオンディーズ×タキオン×トニービン×ダイナフラッグ。ダートっぽい。

26. ティアーモの18
配合 C・父母のポテンシャル C
ヘニーヒューズ×キンカメ×サンデー。母の血統構成は良いですけどそれほど結果が出てないのと、ヘニーヒューズとの相性という意味では疑問ですね。

27. フレンチトウショウの18
配合 B・父母のポテンシャル E
シニスターミニスター×フレンチデピュティ×フジキセキ×ダンシングブレーヴ。デピュティミニスター4×3。ダート向きのパワーを強調していて、配合はかなり良いと思います。

28. カラダダイヤモンドの18
配合 D・父母のポテンシャル E

ラブリーデイ×ステイゴールド×Unbridled’s Song×トリッキーコード(ハットトリックの母)。母は結構良血。配合はちょっとスピードが足りないように見えますが…。

29. ダイヤモンドローズの18
配合 D・父母のポテンシャル E
ダンカーク×ダノンシャンティ×サクラバクシンオー。ちょっと血統の厚みが足りないですかね。特に相性が良いようにも見えず。

30. キモンオレンジの18
配合 D・父母のポテンシャル E
ストロングリターン×ダンスインザダーク×サクラバクシンオー。バランスは悪くなさそうですが、パンチ不足。

31. コンフォータブルの18
配合 A・父母のポテンシャル D

カレンブラックヒル×ザール×トウショウボーイ。これは良い配合。カレンブラックヒルのHalo≒Drone≒Terlingua 3×4×4を引き継ぐかたちで、Halo≒Drone≒Terlingua≒Secrettame≒Sir Ivor 4×5×5×5×4。配合は面白いと思います。

32. ウェーブピアサーの18
配合 D・父母のポテンシャル E

トゥザワールド×ゼンノロブロイ×トニービン×ノーザンテースト。キンカメ×トニービンの部分くらいしか評価できない。

ロードざっと見 その2

続き。

11. パーフェクトトリビュートの18

配合 C・父母のポテンシャル B

唯一のディープ産駒。母父Dubawiは個人的には好きだけど、サドラーがやはり重いし、ディープの相手としては米血が足りなくて、配合的にはまあまあというくらい。

12. キャトルフィーユの18

配合 A・父母のポテンシャル A

キンカメ×ディープ×ワンフォーローズなので、ディープ×キンカメ×ワンフォーローズのオールフォーラヴと血統構成は同じで父と母父が逆転しただけ。ふつうに好配合。

13. リラコサージュの18

配合 C・父母のポテンシャル C

ダイワメジャー×ブライアンズタイム×サッカーマム。この組み合わせはあまり走ってない。

14. リュヌドサーブルの18

配合 B・父母のポテンシャル C

キズナ×Medicean×Alzao。Alzao 4×3、Storm Bird 4×4。セール出身。マキャヴェリアンが入ってるだけで良く見える。母の競走能力という意味でのポテンシャルは疑問だけど、配合的には面白そう。

15. ザンスカールの18

配合 B・父母のポテンシャル C

キズナ×エンパイアメーカー×フジキセキ×ティンバーカントリー×シンコウラブリイ。血統は良いんですが、日本ではなかなかうまく走らないのがエンパイアメーカーが母父というのが不安。

16. キャサリンオブアラゴンの18

配合 G・父母のポテンシャル B

またきました、3年連続でKingmambo=Monevassia 3×2。ミエスクの直系牝馬をこんな風に扱うケイアイファームへの怒りをこめて配合評価Gです。来年はキンカメなので、2×2でさらに狂ってますけど。

17. グラシャスギフトの18

配合 A・父母のポテンシャル B

ドゥラメンテ×ジャイアンツコーズウェイ×シーキングザゴールド。ドゥラメンテで成功するのはこういう北米血統牝馬との配合ではないかと思ってます。母はまだ繁殖牝馬として成功してないので何とも微妙ですが、この値段なら賭けてもいいかも。

18. レディルージュの18

配合 D・父母のポテンシャル C

ドゥラメンテ×ブライアンズタイムの時点でこれじゃない感が…。

19. サッカーマムの18

配合 C・父母のポテンシャル C

モーリス産駒。サッカーマムは名繁殖で、いつ大物出してもおかしくない。配合のバランスは悪くないというか、何つけても良く見える。

20. ヴィーヴルの18

配合 B・父母のポテンシャル C

マクフィ×ディープ×レディブラッサム。母のポテンシャルにはちょっと疑問があるけど、夢のある配合。母父ディープがなかなか走らないんですよねえ。

オールフォーラヴ、川田騎手のコメントが秀逸。

2019.10.15
オールフォーラヴは、10月14日（月）東京11Ｒ・府中牝馬Ｓ(ＧⅡ)・国際・牝馬限定・芝1800ｍに川田騎手54kgで出走。15頭立て７番人気で２枠４番から平均ペースの道中を３、３、４、５番手と進み、直線では内を通って０秒４差の４着でした。馬場は稍重。タイム１分44秒９、上がり34秒３。馬体重は増減無しの４６４kgでした。
・川田騎手　「道中のリズムは申し分無かったです。この馬場だからこそ1800ｍをこなせたのか、普通に守備範囲であるのかは分かり辛いところ。ただ、1600ｍの方が得意なのは間違いないだけに、しっかりと走ったのは確かでしょう。稍重の影響を受けて４コーナーで少し手応えが悪くなり、更に水分を含むとパフォーマンスは落ちるはず。でも、本来は切れる脚を使えるメンバーが伸びず、前が粘りを欠くコース状態が絶妙にプラスに働いた結果の４着と言えそうです。色々な条件が噛み合った感じ。とは言え、非常に良い内容だったと思います」
・片山調教助手　「キャリアを考慮すると東京は鬼門とも言えるだけに、雨が降った中で通用するかは半信半疑な部分も。前回に力んで終わってしまった部分を踏まえ、流れに乗りながら可能な範囲で溜めてもらいました。ジョッキーも振り返る通り、今日のパターンで良馬場であれば切れ負けしていたかも。現状は条件が色々と揃う必要があるかも知れませんが、1800ｍをこなして選択肢が増えたのは明るい材料でしょう」

（公式情報はロードサラブレッドクラブ様より転載の許可を頂いております。）

川田騎手のコメントが秀逸すぎる。まさにその通りというかんじ。批評家みたいな客観的な分析で、こういう論理性が騎乗にも表れてますねえ。キレ負けするオールフォーラヴにとってはキレる馬には不利な重い馬場のほうが比較的優位で、かといって重すぎるとやはりダメだけど今回は堪えられるくらいの重さの馬場で絶妙な好条件での4着だったと。抜群のコメントです。

ロードざっと見 その1

1. アンビータブルの18
配合 D・父母のポテンシャル D
ロードカナロア×ブライアンズタイム×Wild Again。ブライアンズタイムは悪くないと思うのですが、それにしても母の血統がちょっと重いですね。ハーツクライつけたらいいのになあ。

2. タッチアスの18
配合 E・父母のポテンシャル D
ロードカナロア×Mineshaft。この母にカナロアでは芝向きに出にくそう。

3. デルフィーノの18
配合 B・父母のポテンシャル C
ロードカナロア×ハーツクライ×フレンチデピュティ。カナロア×ハーツはニックス。

4. レディバラードの18
配合 C・父母のポテンシャル D
ロードカナロア×Unbridled。Unbridledの核であるIn Realityをクロスしていて配合は悪くはないけど、カナロアの当たり配合でもない。母がさすがに高齢。

5. キープセイクの18
配合 C・父母のポテンシャル C
ロードカナロア× Sea The Stars × Monsun。母はなかなかの欧州血統で面白く、ノーザンダンサーが薄いのも良いと思いますが、カナロアとの相性という意味では特段強調できないかなと。

6. シンメイフジの18
配合 B・父母のポテンシャル C
ロードカナロア×フジキセキ×ティンバーカントリー×シンコウラブリイ。カナロアには絶対にほしいSpecialがないけど、ハッピートレイルズ系はキングカメハメハと相性良いですし、なかなか面白い配合ではあると思います。

7. スピニングワイルドキャットの18
配合 B・父母のポテンシャル A
ロードカナロア×ハードスパン×Kris S.。ダノンスマッシュの全弟でポテンシャル高い。配合はいかにも短距離馬で、まあケイアイファームは将来のためにとにかく非サンデーの馬を作りたいんでしょうねえ。

8. パラダイスリッジの18
配合 C・父母のポテンシャル B
ロードカナロア×ディープインパクト×クロウキャニオン。母はボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラの全妹。クロウキャニオンは素晴らしい繁殖牝馬でしたので、母のポテンシャルには期待。配合も悪くない。

9. レディハピネスの18

配合 C・父母のポテンシャル C
ロードカナロア×モンジュー×トニービン。レディハピネスはピンクタートル系で非常に期待してます。配合はやはり母父のモンジューが重い。牡馬ならまだ良かったが残念ながら牝馬。

10. ワイルドココの18
配合 B・父母のポテンシャル B

ファイナライズの全妹。カナロアには良いと思ってますが、お姉さんはうまくいかなかったので、なかなか行きにくいですね。