新種牡馬考察 ステファノス(番外編)

2021-02-28 20:50:03 | ステファノス
ステファノス
2019年度種付料:NZ$ 7,000(約50万円)
2019年度種付頭数:108頭

私の元出資馬であるステファノスも2020年夏に初年度産駒が誕生していますので、一応初年度産駒が2022年デビュー予定の新種牡馬です。
南半球産になりますので産駒が日本で走ることはほぼないとは思いますが、NZ、豪州、うまくいけば香港あたりで走るかもしれないので、期待をこめて番外編です。

ステファノスはディープインパクト×クロフネ×Seeking the Gold×Chief's Crown。
ディープの血もクロフネの血もニュージーランドでは特に貴重だと思います。
繁殖牝馬が一定数集まっているのも期待されているということなのかなと。
種牡馬紹介では白百合Sでモーリスに勝ったことがあることが紹介されていて面白いのですが、
やはり香港で圧勝したモーリスは有名のようで、NZの馬産地は香港競馬につながっているのだなと、
あらためて藤原調教師が何度も香港挑戦したことが異国での種牡馬入りにつながったことを実感します。

さて、ではニュージーランドにはどのような繁殖牝馬がいるのか。
2019/20のNZのブルードメサイアーランキングは以下のとおりです。

1. Pins (AUS)
2. Zabeel
3. O'Reilly
4. Stravinsky (USA)
5. Giant's Causeway (USA)

ディープと相性良さそうな血統が多く、非常に並びが良いです。
Giant's Causeway (USA)がランク入りしているのはたまたまだと思いますが、
特に注目しているのはZabeel、Stravinskyで、この2頭はBMSランキング上位の常連。
ステファノスが特に相手に欲しいのはNureyevの血だと思っていますが、Zabeel、Stravinskyはいずれも近いところにNureyevを持っています。
特にZabeelはSir Ivor系Sir Tristram×Nureyevなのでディープ系との相性がかなり期待できます。

産駒が活躍して、種牡馬として人気が出ますように!
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新種牡馬考察 マインドユアビスケッツ

2021-02-28 01:43:00 | 血統
マインドユアビスケッツ
2019年度種付け料:200万円
2019年度種付頭数:155頭

2018年のドバイゴールデンシャヒーンで後方から鬼脚で追い込んで勝ったのがマインドユアビスケッツ。すごい脚です。


デピュティミニスター系×デピュティミニスター系なので、血統的にもやはりダート色が強いと思います。特にオーサムアゲインが入ると強烈にダートっぽくなりますので。個人的にはダート馬は狙わないというポリシーなので、正直なところあまり期待してません。配合的には母父フジキセキが良いとは思います。

輸入種牡馬であれば、やはりさらに次の年のブリックスアンドモルタルが本命ですねー。
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今週の出走結果 2/20-21

2021-02-21 17:06:00 | 出走結果
2月20日(土)
東京7R 4歳以上1勝クラス
フォアシュピール 岩田望 15着

2月21日(日)
阪神11R 大和ステークス
ロードラズライト 富田 10着

阪神8R 4歳以上2勝クラス
ラインハイト 幸 3着

フォアシュピールは意外にダートでも追走できてましたが、直線走る気なくしたとのこと。まるで馬に見透かされているようです。ちゃんと面倒見てほしいです。

ラズライトはいつも通りのかんじです。結果は出ませんでしたが、レベルの高いレースでよく頑張ってくれました。

ラインハイトはまた出して行かない競馬。後ろから差し切るタイプじゃないので、前につけてほしいです。外人騎手が来ないからか、折り合い大会みたいなレースが多くなってますよね…。
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【競馬本】競馬にみる日本文化(石川肇)

2021-02-20 22:46:00 | 競馬本
石川肇『競馬にみる日本文化』読了。昭和の文士たちと昭和の競馬について広く触れられていてなかなか面白かったです。昭和の大衆文学はさすがにあまり手を出せていないので知らない作家も多く、その意味でも勉強になりました。まさか吉川英治が皐月賞馬の馬主だとは…。古井由吉が亡くなってしまったので、最近では浅田次郎くらいですね。




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今週の出走予定 2/20-21

2021-02-20 03:38:00 | 出走予定
2月20日(土)
東京7R 4歳以上1勝クラス
フォアシュピール 岩田望

2月21日(日)
阪神11R 大和ステークス
ロードラズライト 富田

阪神8R 4歳以上2勝クラス
ラインハイト

フォアシュピールはなんとダートです。しかも思っていた芝のレースが除外だったのでこの際ダートを試すという無茶苦茶な理由。いろいろ試してダメだったのでダートを試すならわかりますが、まだ全然レースにすら出てないのに…。これまでの過程やコメントからもまったく管理できてないように見えます。手塚厩舎はNG入りかな…。

一方、ロードラズライトは調子がどうとか関係なくレースを使いまくってます。昨年の8月から毎月出てまして、もっと言えば骨折明けの一昨年の8月からほぼ毎月出走。賛否両論あるでしょうけど、個人的にはとにかくレースが見たいのでありがたいです。

ラインハイトは一度逃げてほしいくらいですけど、幸騎手なら逃げるかんじじゃないんでしょうねえ。
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エクストラペトルの19、命名キタ!

2021-02-18 00:22:00 | キャロット募集2020
キャロットの馬名が発表されました。

エクストラペトルの19
ロータスペトル
Lotus Petal(英語)
睡蓮の花びら。母名より連想

リーチングの19
ブロードリーチ
Broad Reach(英語)
ヨット用語。風が真横より後ろから吹いている状態。母名より連想

シンハライトの19
アルジュナ
Arjuna(サンスクリット語)
ヒンドゥー教の聖典の一つマハーバーラタに登場する大英雄の名前

リュシオルの19
グリューヴルム
Gluhwurm(独語)
蛍(独)。母名より連想

エクストラペトルの19、名前採用されました!お母さんに出資していたので感慨深いです。

フィフスペトルの甥っ子になるので、キャロット会員の思いとして「ペトル」は必須だろうとまず思いました。しかし「花びら」は普通にいくと女の子の名前になっちゃうので、男の子っぽい花の名前なら「蓮」がいいかなと。個人的にモネの睡蓮は好きですし、フライング・ロータスという音楽家も好きなので、ロータスでいこうとなりました。今から新馬戦が楽しみです。
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今週の出走結果 2/14

2021-02-14 15:45:00 | 出走結果
2月14日(日)
阪神9R こぶし賞
ヴィアルークス 岩田望 8着

道中悪くないように見えたのですがら最後まったく伸びず、ブービーでした。さすがに負けすぎのように思いましたが、今のところは実力的にこれくらいなのかもしれません。藤原厩舎は使いつつ良くしていくはずなので、これからですね。
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今週の出走予定 2/14

2021-02-14 00:18:00 | 出走予定
2月14日(日)
阪神9R こぶし賞
ヴィアルークス 岩田望

期待のヴィアルークスの勝ち上がり後の初戦です。相手が強そう。特にヤマニンルリュール。ちょっと厳しいかなという気もしますが、ここを勝てば次につながる重要なレースでもあります。

まあ、藤原厩舎がここで仕上げてきているとは到底思えず、期待しすぎずに応援します。
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新種牡馬考察 サトノダイヤモンド

2021-02-13 23:28:00 | 血統
サトノダイヤモンド
2019年度種付け料:300万円
2019年度種付頭数:144頭

新種牡馬の中では圧倒的に良質な繁殖牝馬が集まっているのがサトノダイヤモンド。アメリ、アルテリテ、サファリミス、チェリーコレクト、サマーハ、ミスティックリップス。逆にこれで成功しないと厳しいなと思えるくらいです。初年度産駒で成功すると種付料上がっちゃうので、狙い目なのかもしれません。

母方がアルゼンチン血統なので、サトノダイヤモンドもつけやすいですね。相手には主流血脈がほしいところ。Nureyev、サドラー、デインヒル、ニジンスキー、キンカメ、ストームキャットあたりは良いはず。あとはTatam持ちとかMachiavellian持ちとかにも注目です。(Orpenの母Bonita FrancitaがCoup de Folieの妹)

注目馬はチェリーコレクトの2020。これくらいガツンとノーザンダンサーを入れていいと思います。
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新種牡馬考察 サトノクラウン

2021-02-11 21:28:00 | 血統
サトノクラウン
2019年度種付け料:100万円
2019年度種付頭数:207頭

あまり人気ないと思いますが、個人的にすごく血統が好きな馬で、種牡馬としても期待してます。ポイントは以下。

1. サトノクラウン自身が欧州系のかなりの良血馬です。欧州血統の馬は日本競馬への適性が不安なんですが、サトノクラウンは日本で実績をあげてるので安心です。競走成績からは2200以上で重馬場得意なスタミナ型のイメージがありますが、血統表だけ見てたらMiswakiとか入ってて、マイル寄りの産駒が出てもおかしくないかなと思います。

2. サンデーもKingmamboも持たないので、サンデー系でもキンカメ系でも繁殖牝馬を選びません。キンカメつけるとラストタイクーンのクラスができるくらい。

3. いまの日本競馬における超重要血脈である
Machiavellianを持っています。母父に持ってくるのが、ディープでもハーツでもダイワメジャーでもネオユニでもクロフネでもすべて相性良いです。

4. 特にディープとの配合が面白いと思います。サトノクラウンの父はMarjuですが、ディープ×Marjuはマルセリーナで実績がすでにあります。ディープの祖母バーグクレアとMarjuの祖母Welsh Flameはいずれも5代母がAloeで同じ牝系でかつCrepello、Court Martial、ハイペリオンなどすごく似た血統構成になっています。これに加えて、サトノクラウンの母はSir Ivor 4×4なので、サトノクラウン×母父ディープだとバーグクレア≒ Welsh Flame 4×4、Sir Ivor 6×6×6となります。上記のようにディープ×Machiavellian 持ちはヴィブロス・ヴァルシーナ姉妹など活躍馬出してます。

と、個人的には期待してるのですが、種付料も高くなく、繁殖牝馬の質はそれほど良くないですね。なかなか難しいかもしれませんが、サンデーとキンカメばかりの現状では大事にしていくべき血統ですので、なんとか活躍馬を出してほしいと思います。

注目馬は母父ヴィクトワールピサのワイオリの2020。Machiavellian 5×4のクロスが目立ちます。

コメント (4)
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