バヌーシー2023ざっと見

バヌーシーの血統評価です。動画はまだ見ておりませんので、完全に血統だけの個人的な評価です。

アイアムカミノマゴの22 牡

配合D・ポテンシャルD

エピファネイア×アグネスタキオン×Danzig系×ミスプロ。エピファネイアはアグネスタキオンと合うイメージはないです。母も少し高齢かなと。

オーサムフェザーの22 メス

配合D・ポテンシャルC

モーリス×オーサムアゲイン系×ゴーンウエスト×Vaguely Noble。母は米G1馬ですが、産駒成績はイマイチです。モーリスは柔らかい血と合う種牡馬だと思いますので、オーサムアゲインと合う気がしません。

カリーナミアの22 メス

配合C・ポテンシャルA

Uncle Mo×マリブムーン×サザンヘイロー。母は米G1馬ですごい競走成績。近親も走っていてとにかく優秀なファミリー。この血統なら普通ダートでしょう。アンクルモーはストームキャットやUnbridledと相性が良いように見えますが、A.P.Indy相手でも活躍馬は出していますので、悪くないのでは。でもダート牝馬です。

キストゥヘヴンの22 牡

配合B・ポテンシャルC

ロードカナロア×アドマイヤベガ。タイムトゥヘヴンの全弟。母父アドマイヤベガはロードカナロアと相性良いだろうと思います。ノーザンテーストがちょっと合うかんじじゃないというか、ダートに出やすくなっちゃうのですが、そっちに出ないように祈るばかり。母も相当高齢になってきました。

サマーハの22 メス

配合D・ポテンシャルB

ロードカナロア×シングスピール×Woodman。シングスピールはダノンスコーピオンの母父Sligo Bayと3/4同血。でも本馬はやはりちょっと硬いと思います。マンハッタンカフェつけて活躍馬を出した繁殖が、真逆のようなロードカナロアでも活躍馬を出せるとは考えにくいです。

シスタリーラヴの22 牡

配合C・ポテンシャルC

キズナ×チーフズクラウン系×ディキシーランドバンド。ディープモンスターの下。キズナは米血よりも欧州血統のほうが合うので、その意味でマイナス。

ステファニーズキトゥンの22 メス

配合C・ポテンシャルA

エピファネイア×キトゥンズジョイ×ストームキャット系。母はとんでもない競走成績ですね。母自身はロベルト4×4。評価が難しいですが、配合は個人的にはあんまりかなと。エピファネイアの個性とエルプラドの個性はぶつかる気がします。

ミスラゴの22 牡

配合C・ポテンシャルC

ミッキーアイル×フェアリーキング系×セクレタリアト。母は重賞2着多数。セクレタリアトがこんなに近くの代にいるのは珍しいです。ミッキーアイルの成功パターンはストームキャットとか北米スピードタイプを入れるかたちなので少しイメージは異なるのですが、Nureyev≒フェアリーキング4×3も悪くないと思いますし、セクレタリアトの血がこれだけ濃ければ悪くないかなと。母の産駒は競争成績に比してあまり活躍はしておらず、ポテンシャル的には厳しい面はあるだろうと思います。

モルガナイトの22 メス

配合B・ポテンシャルC

サートゥルナーリア×アグネスデジタル×サンデー×Riverman。母は高齢になってきましたが、個人的に大好きな血統。ノーザンダンサーが多すぎるサートゥルナーリアにはできればノーザンダンサー薄めの繁殖が良く、モルガナイトは5代目に1本持つだけなのでその点で良いです。米血が強くダートに出るかもしれませんが、バランスのよい好みの配合です。

ラヴインザダークの22 牝

配合B・ポテンシャルD

モーリス×ダンスインザダーク×ラヴアンドバブルズ。モーリスにはスピードがほしいので、母父ダンスインザダークはちょっと厳しい印象。ただ、ラヴアンドバブルズはRiverman、Nureyev、Lyphardなどを持っていて、モーリスにめちゃくちゃ合うと思います。

リトルモンスターの22 牡

配合D・ポテンシャルD

ドゥラメンテ×イントゥミスチーフ×Fappiano系。母は5代アウトクロスのいかにもアメリカンな配合。ドゥラメンテとはあまり合わないように思いますが…。

リリーオブザヴァレーの22 牝

配合D・ポテンシャルC

ブリックスアンドモルタル×ガリレオ×Bering系。ヴァンキッシュランの下。アメリカ血統×ヨーロッパ血統で一発あるかもしれませんが、日本の芝向きのスピードがあるかどうか。ダートかなあという気がします。

ルナティアーラの22 牝

配合C・ポテンシャルD

サトノクラウン×ディープ×Monarchos。サトノクラウン×ディープの配合には期待していたのですが、ここまではどうもパワー不足な印象です。本馬の母の血統からパワーを補ってくれればよいのですが。

レインオンザデューンの22

配合B・ポテンシャルD

ドゥラメンテ×フランケル。難しいですが、ドゥラメンテはフランケルとは合うのではないかと期待します。母はポテンシャル的には足りませんが、フランケルの力でなんとかしてしまうかもしれません。

レディアンジェラの22 牡

配合B・ポテンシャルC

レイデオロ×Dark Angel×Marju。ラストタイクーン4×4。Nureyev 5×6。Dark Angelの血統が面白く、スピードもありそうなのでレイデオロにも悪くないはず。母も好みの血統ですし、配合も面白いと思います。

ロスヴァイセの22 牝

配合B・ポテンシャルB

サトノダイヤモンド×シンボリクリスエス×アドマイヤベガ×ソニンク。サトノダイヤモンドはディープらしい種牡馬で、繁殖牝馬の相性もディープに似ている印象。ディープ×シンボリクリスエスはそこまで合う感じではなく大物はいませんが、やはりソニンクの血統が素晴らしいので配合も良く見えます。

ユニオン2023 申し込み結果

ユニオンから封筒が届きまして、今年の出資馬が決まりました。

・スターリーウインドの22 ○

・ウェイトゥヴェルサイユの22 ○

ウェイトゥヴェルサイユが抽選だったのですが、無事に当選。今年のユニオンはドゥラメンテ牝馬とサートゥルナーリア牝馬になりました。楽しみです。

シルク2023ざっと見 関西馬 No.43-77

関西馬編です。

43 インヘリットデールの22
配合B・ポテンシャルC
昨年の全兄の記載を転記。エピファネイア×ルーラーシップ×フサイチエアデール。エピファ×キンカメ×トニービン×サンデー×スピード血統で、良いかたちだと思います。あとは母のポテンシャルと、エピファネイアの当たり外れ次第かなと。

44 サラキアの22
配合B・ポテンシャルA
エピファネイア×ディープ×サロミナ。エピファネイアにはとにかくスピードを入れたいので、母は合うと思います。母父ディープも相性悪くないです。

45 オンディナドバイの22
配合D・ポテンシャルC
ロードカナロア×ミスプロ系×コジーン系。ロードカナロアはミスプロクロスが成功してません。全体にあんまりかなと。

46 タイタンクイーンの22
配合D・ポテンシャルB
ロードカナロア×Tiznow×シーキングザゴールド。さすがに母も高齢になってきています。サンデーの入らないロードカナロアは基本的には母の血統をそのまま出しますので、本馬はダートに出るかも。ロードカナロアにはできればサンデー、少なくとも欧州血統がほしいので、個人的には配合はあんまり。

47 キューティゴールドの22
配合D・ポテンシャルC
ロードカナロア×フレンチデピュティ×ゴールデンサッシュ。母がサンデーを持たないカナロア産駒。あまり良いと思いません。ダートに出るのでは。

48 エスメラルディーナの22
配合B・ポテンシャルB
オルフェ×ハーランズホリデー。アリーヴォの下。ギルデッドミラーに近い配合で、適性はダートだろうと思いますが、オルフェにスピードのある母の組み合わせは悪くないだろうと思います。

49 イルーシヴグレイスの22
配合C・ポテンシャルD
モーリス×ディープ×イルーシヴウェーヴ。モーリスはMenow 3×4のモデルスポートがポイントで、同じくMenowを持つNijinskyと相性が良いです。本馬も遠くにNijinskyは持っています。あとは同様にMenowを持つRed Godを7×6でクロスしてもいます。が、全体には普通の配合かなと思います。

50 ピクシーホロウの22
配合B・ポテンシャルA
モーリス×キングヘイロー×サクラバクシンオー。全兄ピクシーナイト。リファールクロスして、Drone≒Sir Ivor 3×3でTom Fool (その父Menow) 5×5を持つキングヘイローとの相性がやはり良いのだろうと思います。

51 ローブティサージュの22
配合B・ポテンシャルA
キズナ×ウォーエンブレム×シングスピール。母の血統構成が良く、何つけても普通に好配合に見えます。ただ、キズナはサドラーと相性良くないのでそこはマイナス。

52 ガルデルスリールの22
配合D・ポテンシャルD
ハービンジャー×ダイワメジャー×Grand Lodge。アメリカンなパワーが母方にもっと欲しいところ。

53 サロミナの22
配合B・ポテンシャルS
ドゥラメンテ×Lomitas×タイガーヒル。配合にこれという良さを見出せてはいませんが、ドゥラメンテはドイツ血統はいけるし、重い欧州血統はむしろ好物というタイプ。とにかくHyperion入れまくったほうが良さそう。本馬もHyperionはかなり入ってて、相性は決して悪くはないはず。とんでもない繁殖成績を残すこの母ですので大物を期待します。

54 ステップオブダンスの22
配合B・ポテンシャルC
ドレフォン×ゴールドアリュール×ヘクタープロテクター。ダート配合。ドレフォンにサンデーとNureyevが入るのはジオグリフと同じ。ドレフォンにNureyevとNever BendとNumbered Account=プレイメイトが入るのはタイセイドレフォンと同じ。ドレフォンの配合としては良いと思います。

55 ディライトプロミスの22
配合C・ポテンシャルC
ドレフォン×レモンドロップキッド×ソルトレイク。これもダートでしょうけど、こちらは全体に父と母の血統に似た血が多くて、薄いクロスがいっぱいあるかんじ。

56 シャクンタラーの22
配合D・ポテンシャルD
ドレフォン×ゼンノロブロイ×シルヴァーホーク。ドレフォンの相手としては、母のミスプロクロスがあまり好きじゃないです。

57 ルナステラの22
配合B・ポテンシャルC
ルーラーシップ×ディープ×ピラミマ。ルーラーシップ×サンデー×Rivermanのかたちができていて、ルーラーシップ配合としては合格でしょう。ただ牝馬なんですよね。

58 ハウナニの22
配合C・ポテンシャルC
ナダル×ロードカナロア×クロフネ×シラユキヒメ。白毛馬。まあダートでしょう。配合は普通。

59 メリーウィドウの22
配合B・ポテンシャルD
ナダル×ゴールドアリュール×アフリート×Riverman。Nureyev≒Bound 4×4。母の血統構成が良く、ナダルでも良く見えます。

60 ジュベルアリの22
配合C・ポテンシャルA
ナダル×ディープ×ドバイマジェスティ。母はアルアイン・シャフリヤールの全姉。Pulpit 3×4なので普通に行けばダートに出ると思われますが、この血統はわかりません。ディープのところが1/4欧州、それ以外の3/4が米血になるかたちで、スピードタイプにはなりそう。母父ディープの緩さを絞めるかんじになれば面白いです。

61 シーヴの22
配合D・ポテンシャルB
リアルスティール×マインシャフト×Unbridled。母はケンタッキーオークス馬ですが、産駒成績は出てません。リアルスティールにはA. P. Indyは合わないと思いますので、あまり評価できません。

62 キープシークレットの22
配合A・ポテンシャルC
ブリックスアンドモルタル×ダイワメジャー×サドラー×Monevassia。祖母がサドラー≒Nureyev 1×3の狂った配合。ブリックスアンドモルタル×ダイワメジャーは合うと思ってまして、それはブリックスがダイワメジャーと相性の良いStorm Cat、Rahy、Vaguely Nobleを併せ持つためです。祖母の狂ったクロスは孫世代くらいになると逆に活きてくる可能性もあるし、これは結構面白い配合だなと思います。

63 アドマイヤアローの22
配合C・ポテンシャルD
ヘニーヒューズ×ワークフォース×サンデー。ワークフォースがかなり重いので、ヘニーヒューズという選択はバランスとしては良いとは思います。

64 モアナの22
配合D・ポテンシャルD
ミッキーアイル×キンシャサノキセキ×タイキシャトル×プロモーション。短距離馬を掛け合わせた配合。こういうパターン、あんまり好きじゃないんですよね。スタミナをどこかで入れたいと思ってしまいます。

65 プチノワールの22
配合B・ポテンシャルC
サトノダイヤモンド×シングスピール×Machiavellian。Devil's Bag=Glorious Song 5×3に加え、Bonita Francita≒Coup de Folie 4×4のすごい配合。ただ、これが走るのかというと若干疑問。パワー不足のサトノダイヤモンドにはデインヒルかストームキャットが欲しくて、成功するのはこっち方向ではないような気がします。でも面白い配合ではあります。

66 ジャポニカーラの22
配合C・ポテンシャルD
サトノダイヤモンド×ジャンポケ×フレンチデピュティ×フサイチエアデール。母父ジャンポケがやはり柔らかすぎるかなと。フレンチデピュティは良いと思うんですが。

67 ギエムの22
配合C・ポテンシャルC
アドマイヤマーズ×メダグリアドーロ×オーサムフェザー。半兄ショウナンバシット。オーサムフェザーは米G1馬。でも日本には合わないかんじ。母はダイワメジャーと合うゴーンウエストやVaguely NobleやBlushing Gloomを持っていて、配合は悪くないです。

68 モルジアナの22
配合C・ポテンシャルB
サートゥルナーリア×Dubawi×シングスピール。母はミスプロ4×4でサドラーズウェルズが入ります。ロードカナロアにミスプロ入れすぎる配合はうまくいってないし、サドラーはこれ以上いらないです。この点がサートゥルナーリアにはあまり良くないかなと思いますが、全体には良血で可能性を感じますね。

69 マルーンエンブレムの22
配合D・ポテンシャルC
スワーヴリチャード×オルフェ×ブラックエンブレム。サンデー3×4以外はクロスなし。配合はとっちらかっている印象で、あまり良いとは思いません。もう少し米血を入れる方が良さそうな気がします。

70 パールデューの22
配合B・ポテンシャルC
スワーヴリチャード×キンカメ×ブルーメンブラット。ハーツクライ≒アドマイヤベガ2×3がロマン溢れます。母にはBlue Canoeなど良質なアメリカ血統が流れていて、スワーヴリチャードには合うのでは。

71 モアザンセイクリッドの22
配合D・ポテンシャルC
レイデオロ×モアザンレディ×デインヒル。見るからに硬い配合ですね。レイデオロも硬めなので、あまり好みではないです。

72 サダムグランジュテの22
配合C・ポテンシャルD
ルヴァンスレーヴ×キンカメ×シーズライクリオ。ほぼクロスもなく、普通の配合。父母のポテンシャルが試されるところ。

73 ルシルクの22
配合C・ポテンシャルD
フィエールマン×ダイナフォーマー×フレンチデピュティ。欧州色の強いフィエールマンにガチガチの北米血統を当てる良いバランス。ただ、ダイナフォーマーが重すぎるか。

74 ジーナアイリスの22
配合B・ポテンシャルD
ニューイヤーズデイ×ゴールドアリュール×メジロマックイーン。ニューイヤーズデイとゴールドアリュールは悪くない組み合わせ。ダートでしょうけど、配合としては良いのでは。

75 クローバーリーフの22
配合E・ポテンシャルE
ワールドエース×タニノギムレット×バブルガムフェロー。うーん、何やら適当につけた感が…。

76 ソーディヴァインの22
配合B・ポテンシャルD
アジアエクスプレス×キンシャサノキセキ×エリシオ。ヘニーヒューズ×フジキセキのダート鉄板配合。こういう配合が良いと思います。

77 パリスビキニの22
配合C・ポテンシャルC
アメリカンファラオ×バーナーディニ×ファスリエフ。半姉はCCAオークス馬。アーモンドアイを輩出したBest in Show牝系です。祖母がサドラー≒Nureyev 2×2のヤバい配合。良血馬だと思いますが、ダート牝馬なので手を出しにくいですね。

シルク2023ざっと見 関東馬 No.1-42

シルク募集馬の字面のみの評価です。今回はNo.1-42の関東馬編です。種牡馬戦国時代となり、配合評価が難しく、ほぼ好みかどうかで評価しているかんじです。

1 アーモンドアイの22
配合S・ポテンシャルSS
エピファネイア×ロードカナロア×サンデー。母はNureyev 5×3、Sex Appeal 6×3。そこにエピファネイアが配された本馬は、サンデー3×4、サドラーズウェルズ≒ Nureyev 4×6×4。血統表の真ん中にはシーザリオ×ロードカナロア（=サートゥルナーリア）が含まれ、エピファネイア×キンカメ系×サンデーはデアリングタクトと同じかたちです。全体としても、シンボリクリスエス以外のところを細かくクロスし、シンボリクリスエスが1/4異系となっています。文句なしの好配合。セレクトセールに出していたら4-5億はつくでしょうから、その意味では高いとは思いません（が、2.4億の元を取るのは普通は極めて難しいです）。

2 プリモシーンの22
配合B・ポテンシャルA
エピファネイア×ディープ×Fastnet Rock×ストラヴィンスキー。エピファネイアにはマイラーの血を入れないといけなくて、この母には合うと思います。ただ、豪州血統が合うかどうか、ちょっと微妙な気もしています。

3 ツルマルワンピースの22
配合B・ポテンシャルA
エピファネイア×キンカメ×フジキセキ。エピファネイアのベーシックな好配合のかたち。ただ、スピードが足りてるかが微妙。

4 アピールⅡの22
配合C・ポテンシャルC
ダイワメジャー×Selkirk×Linamix。ペールエールの全弟。5代アウトクロスでなんということもない配合に見えますが、兄で実績が出ています。ダイワメジャー×Selkirkは他にも数少ないパターンからOP馬（ゴールデンナンバー）を出しています。（昨年の全兄と同じ記載です）

5 ブラックエンブレムの22
配合D・ポテンシャルB
ロードカナロア×ウォーエンブレム×ヘクタープロテクター。母も高齢になってきました。ノーザンダンサーでガチガチのカナロアに異系色の強いウォーエンブレムを持ってくるのは良いのですが、母がミスプロ3×4なんですがカナロアはミスプロクロスいらないのでこれがマイナスなのと、サンデーがないのが厳しいですかね。

6 ファイナルディシジョンの22
配合D・ポテンシャルD
ロードカナロア×Super Saver×His Majesty。His Majesty 5×3。ミスプロのクロスができる点、サンデーがない点など、やはりあまり高く評価しにくいです。

7 チリーシルバーの22
配合D・ポテンシャルD
オルフェーヴル×マリブムーン×ヨハネスブルグ。オルフェ×エーピーインディ系はあまり良い印象ないです。他の部分は悪くないですけど。

8 ラストプリマドンナの22
配合D・ポテンシャルC
モーリス×ダイワメジャー×ブライアンズタイム。モーリスは柔らかくスピードのある血を入れる必要がありますが、本馬の母は血統的には硬いイメージで、好配合のパターンとはイメージがズレます。

9 クードラパンの22
配合D・ポテンシャルC
モーリス×ダイワメジャー×Dynaformer。ブライアンズタイム≒ Dynaformerなので、ラストプリマドンナの22とほぼ同じ配合。同じ理由であんまりかなと思います。

10 アイムユアドリームの22
配合D・ポテンシャルD
モーリス×フジキセキ×Seeking the Gold。こちらもモーリス産駒ですが、やはりスピード不足かなと。

11 パーシステントリーの22
配合D・ポテンシャルD
キズナ×Smoke Glacken×デピュティミニスター× Seeking the Gold。母も高齢になってきてますし、上もディープでそこまで結果出ませんでしたので、キズナとの配合もあまり良くないかなと思います。

12 グラマラスライフの22
配合C・ポテンシャルD
ハービンジャー×ハーツクライ× Seeking the Gold×ストームキャット。相手にはやや硬めの血が欲しいハービンジャー。母父ハーツクライはあまり良くないと思いますが、祖母の血統は合いそうです。

13 エノラの22
配合B・ポテンシャルC
ドゥラメンテ×Rahy系Noverre×Niniski。母は独オークス馬。ドゥラメンテには欧州の重い血統をアクセント的に入れるほうが良さそうで、本馬の母もガチガチのドイツ血統というわけではなく、バランスが良いと思います。

14 メジロツボネの22
配合D・ポテンシャルC
ドゥラメンテ×スウェプトオーヴァーボード×メジロライアン。この血統はまったくわかってません。グローリーヴェイズのような大物が出るとは思えませんでした。本馬も良さがよくわかってません。

15 プラウドスペルの22
配合C・ポテンシャルC
ドゥラメンテ×Gone West系×Danzig系。全兄が3勝馬。相性のよいMixed Marriage 持ちのドゥラメンテ産駒。ちょっと母が高齢になってきてます。

16 ユキチャンの22
配合C・ポテンシャルC
ドレフォン×クロフネ×サンデー。ダートだと思いますが、良くも悪くも普通で、安定感を感じる配合。

17マイハッピーフェイスの22
配合D・ポテンシャルC
キタサンブラック×Tiz Wonderful。母は完全なダート馬。半姉に出資していますが、とにかくデカくて動きにくい印象。半兄も大きいようです。キタサンブラックもサドラーやNureyevなどのSpecialが大好きなようで、本馬は少し成功例とは異なると思います。

18 ラッドルチェンドの22
配合B・ポテンシャルB
キタサンブラック×デインヒルダンサー×ストームキャット×Monevassia。母の血が少し硬いかなあとは思うのですが、まあ問題ない範囲でしょう。ソールオリエンスに少し似た好配合馬だと思います。

19 ムーンライトナイトの22
配合D・ポテンシャルD
ルーラーシップ×ステイゴールド×Orpen。柔らかすぎて好みではないです。

20 ジーナスイートの22
配合D・ポテンシャルD
ルーラーシップ×ステイゴールド×メジロマックイーン。こちらも柔らかすぎてあまり好きではないです。

21 クインアマランサスの22
配合D・ポテンシャルC
ナダル×キンカメ×タキオン。母はホウオウアマゾンの全姉。父がナダルでA. P. Indy 4×4ですので、ダート馬。正直なところナダルの血統に芝のロマンを感じないのですが、本馬は配合自体もあまり好きではないです。

22 プロミストリープの22
配合B・ポテンシャルC
ナダル×ヘニーヒューズ×フジキセキ×ジェイドロバリー。Bound=NumberのSpecial産駒の牝馬クロスが光ります。ナダルはフジキセキとは合いそうですし、良い配合では。ただしダート。

23 ヴィクトリアピースの22
配合B・ポテンシャルB
バゴ×ヴィクトワールピサ×キンカメ×フジキセキ。Coup de Genie =Machiavellian 3×4が面白い上にBustino 4×5、Nureyev 3×6。バゴは地味に良い種牡馬ですし、母もポテンシャル高そうで、面白いです。

24 ウィクトーリアの22
配合B・ポテンシャルA
リアルスティール×ヴィクトワールピサ×ウォーエンブレム×ヘクタープロテクター。やや本流すぎて煮詰まって面白味のないリアルスティールに、ウォーエンブレムなど異系色の強い母を持ってくるバランスが良いです。リアルスティールの産駒成績が少し気になりますけど、母は良い繁殖牝馬になると思ってます。期待したいです。

25 スナッチマインドの22
配合C・ポテンシャルB
ブリックスアンドモルタル×ディープ×ストームキャット系。父がストームバード 3×3なので、もうストームバードはいらないですね。ポテンシャルは高いと思いますが、配合的には普通ですかね。ブリックス×母父ディープは応援してます。

26 アルジャンテの22
配合B・ポテンシャルC
ブリックスアンドモルタル×ディープ×ナイキフェイバー。クロスなし。父が濃いクロス持ってるので、こんなかんじで良いと思います。

27 ボニーゴールドの22
配合C・ポテンシャルD
リオンディーズ×ディープ×フレンチデピュティ×ゴールデンサッシュ。ノーザンダンサーが多いリオンディーズには、ノーザンダンサー少なめの異系の血がほしいところ。ゴールデンサッシュとの相性はすごく良いと思うのですが、全体には結局ノーザンダンサーわりと多めで（特にフレンチデピュティがきつい印象）、配合としては普通かなと思います。

28 ロザリンドの22
配合C・ポテンシャルA
サトノダイヤモンド×シンボリクリスエス×シーザリオ。ポテンシャルはやはり高いと思いますが、配合は個人的には普通。

29 エイシンシルダリアの22
配合B・ポテンシャルD
アドマイヤマーズ×キンカメ×Rahy。Glorious Song 5×4。ダイワメジャーと相性良いRahyが近くに入る良いかたち。ポテンシャルは今一つも配合は良さそうです。

30 ロッテンマイヤーの22
配合C・ポテンシャルC
アドマイヤマーズ×クロフネ×タキオン×ビワハイジ。サンデー3×4。母父クロフネの評価が難しいのですが、なんとなくアドマイヤマーズには合うような気がしてきました。評価が難しいのですが、全体としては普通かなと。

31 プリズマティコの22
配合D・ポテンシャルC
サトノアラジン×メダグリアドーロ×テルアケリー。日本ではまったくもってパッとしないサトノアラジン産駒。配合はかなり硬いと思います。あえてダートを狙いに行ったのかも。個人的にはサトノアラジンには欧州系の血がほしいです。

32 トスアップの22
配合D・ポテンシャルD
サトノアラジン×ジャスタウェイ×サンダーガルチ。こちらも母にガルチとリローンチが入る硬いサトノアラジン産駒。ダート狙いかなあ…。母は一定のポテンシャルあると思いますが。

33 シャンハイロックの22
配合B・ポテンシャルC
シルバーステート×ロックオブジブラルタル×ストームキャット。カルロヴェローチェやシルヴァーデュークと同じ父と母父の組み合わせ。半兄にジェネラーレウーノ。配合は普通に良いと思います。値段的にも結構人気になるのでは。

34 エレガントクルーズの22
配合B・ポテンシャルD
リアルインパクト×クロフネ×シンボリクリスエス×サンデー×バレークイーン。やや重さが足りないリアルインパクトにクロフネやシンクリやサドラーを合わせていてバランスがとれています。配合はわりと好きです。

35 イストワールファムの22
配合B・ポテンシャルB
サートゥルナーリア×ローエングリン×ネオユニ×ヒストリックスター。Sadler's Wells=Fairy King 4×5×5。ハープスター以外がことごとく走ってないヒストリックスター系。サートゥルナーリアには非ノーザンダンサーの欧州血統がほしいので、ローエングリンの母のフランス血統とか、ネオユニの母の英国血統とか、トニービンとか、相性良さそうな血は多いです。ただ、サドラーのクロスはあんまりかなと。

36 ボシンシェの22
配合B・ポテンシャルC
スワーヴリチャード×キングマンボ×Irish River。ハーツクライにNureyevとRivermanとLyphardが入るかたちで、良いパターン。母の血統構成が良いので、配合も良く見えます。

37 アナスタシアブルーの22
配合C・ポテンシャルC
レイデオロ×ファルブラヴ×フレンチデピュティ×フサイチエアデール。母にサンデーとフェアリーキングが入る点は好感。フレンチデピュティがちょっと硬いかんじかなあ。レイデオロ×ファルブラヴはコルレオニスと同じ配合ですね。

38 バラダセールの22
配合C・ポテンシャルA
レイデオロ×アルゼンチン血統。サトノフラッグ、サトノレイナスの下。バラダセールはディープとはすごく合っていました。これは母が持つTatanがBustedとニアリーだからと言われていて、であれば同じウインドインハーヘアを持つレイデオロとも合う可能性はあります。が、やっぱりかなりスタミナ寄りの配合で、サンデーがないとスピード不足に見えます。

39 トレジャーステイトの22
配合B・ポテンシャルB
フィエールマン×オアシスドリーム×サドラー。ピースオブエイトの下。ディープにDanzig、ダンシングブレーヴが入るかたち。Lyphard 5×5、Nijinsky≒Far North 5×5。フィエールマンがかなり柔らかい血統なのでもうちょっと硬い血統があっても良いと思いますが、バランスは良いと思います。

40 アンセランの22
配合C・ポテンシャルC
イスラボニータ×ドゥラメンテ×タイタンクイーン。中途半端なかんじがします。イスラボニータにはもっと母にガッチリしたマイラー血統を持ってきてほしいです。

41 アグレアーブルの22
配合B・ポテンシャルD
ビッグアーサー×マンカフェ×シーキングザゴールド×ストームキャット。マンハッタンカフェは母父としても良いですし、それ以外が米血バリバリな中でスタミナ入れる良いアクセントになっていて、わりと好きな配合です。　

42 ジョイカネラの22
配合B・ポテンシャルB
フランケル×フォーティナイナー系×ストームキャット系。母はアルゼンチンのG1馬で、フォーティナイナー3×4。フォーティナイナー、Danzig、Nureyev、A.P.Indy、Affirmedなどを持ちます。フランケルの成功パターンは母がBlushing Gloomやミルリーフやミスワキを持つパターンで、本馬には当てはまりませんが、日本で走るのであればこれくらい米血入ってる方が良いかも。

今週の出走結果 7/15-16

7月15日（土）
函館2R ３歳未勝利
レディエンフェイス 武豊　6着

福島12R ３歳以上１勝クラス
ロードレアル 木幡巧　13着

レディエンフェイスは不良馬場に泣いたかんじ。この時期の未勝利戦はなかなか勝てないですね。

ユニオン申し込み

ユニオンですが、以下の2頭に申し込みました。

・スターリーウインドの22

・ウェイトゥヴェルサイユの22

ウェイトゥヴェルサイユは血統と配合を高く評価してまして、実馬としてもサイズも動きも良さそうでしたので、ドゥラメンテのラストクロップには行っておかねばということで申し込みました。

もう1頭はサートゥルナーリア産駒と決めていて、スターリーウインドかマザイかでかなり悩みました。配合ではマザイ、実馬ではサイズ的にスターリーウインドを評価。悩みましたがユニオンではサイズは重視すべきだろうということでスターリーウインドを選びました。マザイは売り切れなければ様子見します。

ノーザンホースパークへ行きました。

仕事の都合で北海道へ行っていて、昨日、帰りにノーザンホースパークに立ち寄りました。競馬場にも牧場にも行かないインドア系一口馬主ですので、ノーザンホースパークは初めてでした。ウインドインハーヘアやキンシャサノキセキに会えてテンションが上がりましたが、パーク自体が優しいかんじで心が洗われました。

新しくできたディープインパクトゲート

ショップでタスティエーラグッズを少しだけ発見したので購入しました。ネットでは売ってないみたいなので、ここでしか買えないのかもしれません。これからスターホースになってグッズたくさん出してくれーと思う一方で、もうすでに買い切れないな…とも思いました。秋の活躍を祈ります。

優勝記念キャンバスボード

アクリルオブジェ

今週の出走結果 7/1

7月1日（土）
中京12R ３歳以上１勝クラス 

ロードトラスト 川田　2着

よく頑張ってくれました。ロードはダートで堅実な馬が多いですね。

タスティエーラ日本ダービー祝賀会

タスティエーラの日本ダービー優勝祝賀会に参加してきました。キャロットの会員の皆様は例外なく競馬狂で、競馬狂たちが自分の出資馬の勝利を祝うという、一般人から見たら意味不明な会合ですから、そりゃもうただいるだけでも楽しい会でした。

印象に残ったのはやはり堀調教師でした。寡黙な印象があったのですが終始笑顔で、トークセッションでは非常に饒舌に話されていて、そういえば確かにあのダービー前の異例に長い近況報告があったとおり、この方は馬のことについては本当によく語られる方でした。競馬界に伝手もない状況で脱サラして調教師にまでなった堀調教師こそが、あの会場の誰よりも競馬狂だということを忘れていました。

そしてやはり興味深かったのは吉田勝己NF代表。記憶がおぼろげで正確ではないのですが以下のようなことを話されていました。
「むかし、キョウエイマーチという無茶苦茶強い馬がいまして、どうしても欲しかったので、松岡さん（キョウエイマーチの馬主・オーナーブリーダー）に何度も頼み込みに行きました。松岡さんはお酒がお好きで、酔うと私の肩や頭を叩いてくる（笑）。そうやって叩かれながら、キョウエイマーチを譲っていただいて、で、ついでにキョウエイフォルテも譲ってくれと（笑）。キョウエイフォルテはうちで生産した馬なんですが、松岡さんが所有していたものですから、その時に譲ってもらって、そのキョウエイフォルテの血筋からダービー馬が出たということで、そんなことを思い出していました。」
強さを求めて頭を下げることも厭わないその姿勢が、ノーザンファームの強さ、日本馬の強さにつながっているのだと、あらためてすごいなと思いました。

お忙しいはずなのに、会員のために集まってくださった堀厩舎・ノーザンファーム・キャロットクラブなど関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。