【ステファノス】安田記念フォトパドック

重賞の前のお楽しみのフォトパドックです。大阪杯が肋骨が浮かぶくらいギリギリのところまで絞ったのに対して、今回はガッチリしているような印象です。やはりマイル向きに馬体を作ってきたのだと思います。久々のマイルがどうかですが、仕上がっているようなので楽しみです。

【今週の１枚～カラーPHOTOパドック】安田記念に出走予定のステファノス。「しっかりと地に脚がつき、いつも通りの力強い立ち姿。重賞を制した舞台で、初のＧ１タイトルを！」とカメラマン。 pic.twitter.com/hBAaw15oYd

— 競馬ブック (@keiba_book) 2017年5月28日

【宝塚記念】投票中間発表

宝塚記念ファン投票の中間発表がありました。ステファノスくんは大躍進の12位でした！大阪杯の2着が大きかったようです。

2016 宝塚記念 31位
2016 有馬記念 25位
2017 宝塚記念 12位

優先出走権が得られるのは10位以内なのでそこに届いてはいないのですが、知名度が上がってきたのは嬉しい限りです。

まあ、ローテ的に今年は宝塚はたぶん出ないと思いますが…。有力馬が回避しまくってるので、もし出たら3番人気あたりになってしまいそうなくらい手薄です。

ロザリンドの2016

BTMさん、ロザリンドの2016はレイデオロのダービー制覇を受けて大人気になっちゃいそうですね…。

ロザリンド
＝キンカメ×エアグルーヴ
× シンクリ×シーザリオ

そもそもシーザリオ×キンカメはリオンディーズを出していて相性良いです。キンカメとスペシャルウィークは相性が良くて、タガノグランパやクラリティシチーを出してます。キンカメとスペシャルウィークはいずれもStorm Catと相性が良いことで知られますが、根拠はおっしゃるとおり、Storm Cat ≒ ラストタイクーン ≒ マルゼンスキーと言われます。

そのうえ、キンカメ×シンクリはレイデオロが出ちゃいました。キンカメの母父にはノーザンダンサーを持たない血を持ってくるのが定石で、シンクリはその条件を満たします。ルーラーシップもキンカメと勿論同じで、すでに母父シンクリでキングズラッシュが出ています。

ロザリンドの配合はKris.S ≒ Habitat の2×4で、今のところルーラーシップはそういう血と相性が良くみえます。

というわけで、配合は良いと思います。しかもルーラーシップで狙いたい牡馬のようですので、こりゃ人気になりそう。母馬優先もあるので最優先抽選とかですかねえ。

レイデオロ！

ついにキャロットがダービーを勝ってしまいました。私が会員になった頃のキャロットクラブの代表馬はハットトリックとトールポピーでしたが、ついに悲願達成ですね。タイムを見なくてもスローとわかる超スローペースの中でルメールがまくっていったとき、香港クイーンエリザベスのネオリアリズムのモレイラの仕掛けとそっくりで、ああ、これは勝ったなと思いました。レイデオロの出資者の皆様、おめでとうございます。

レイデオロの祖母レディブロンドはロードの馬でした。5歳でデビューして5連勝したとんでもない名牝です。マル外でアメリカの牧場に戻す契約のところを吉田勝己氏が買い戻したようです。ラドラーダは父シンボリクリスエスで、レイデオロは父キンカメなのでサンデーが入りません。まだ気が早いですが、種牡馬になったとき、すさまじい人気になること間違いないでしょう。ディープの孫と配合すればウインドインハーヘアの3×4というたまらない牝馬クロスが出来上がります。

エピファネイアといいレイデオロといい、キャロットのOur Bloodが名馬を送り出しているのを見ると、やっぱ牝系って大事だなとあらためて思い知らされます。名牝欲しいなあ。

今週の出走結果（5/27-28）

5/27
京都8R 京都ハイジャンプ（G2）
アロヒラニ（石神） 7着

5/28
東京9R むらさき賞（1600万下）
ジークカイザー（川田） 5着
レッドルーファス（大野） 3着

アロヒラニは脚を痛めたようで心配です。もう8歳ですから何かあれば引退を覚悟しなければならない年齢です。

むらさき賞は見事に元出資馬のルーファスが先着。良いレースをしましたね。ジークも頑張ったと思います。降級してまた立て直しですね。

今週の出走予定（5/27-28）

5/27
京都8R 京都ハイジャンプ（G2）
アロヒラニ（石神）

5/28
東京9R むらさき賞（1600万下）
ジークカイザー（川田）
レッドルーファス（大野）（元出資馬）

むらさき賞では退会した東サラの元出資馬レッドルーファスと現出資馬ジークカイザーの対決が実現しました。どっちもがんばってほしいけど、やっぱり現出資馬が先着してほしいですねー。

アソルータの2017はセレクトへ。

アソルータの2017（牝馬・父ルーラーシップ）はセレクトセール当歳に行ってしまいました。たぶんキャロットが買うことはないでしょう。母馬優先を使うことはなくなりますが、応援したいと思います。兄も父ルーラーシップで昨年のセレクトセール当歳で取引されました。4,000万円で売れたのでなかなか高額でした。

配合ですが、まあ悪くないかなと思います。バレークイーン牝系は今年もアドミラブルを出しており、やはり優秀な牝系であることを証明しました。ルーラーシップをつけてもらえてるのも牧場の期待を感じます。本馬は、Nureyev ≒ Sadler's Wellsの5×4、ノーザンテースト ≒ Vice Regentの4×5、ミスプロの4×5。似たような血が多いです。グレースアドマイヤがトニービン×バレークイーンなので、ルーラーシップに入るトニービンもおそらく悪くないと思います。グレースアドマイヤの全弟ミラクルアドマイヤの代表産駒カンパニーの血統構成は、トニービン×バレークイーン×ノーザンテースト×ミスプロ×バックパサーで、そのへんは本馬に全部入ってはいます。が、相似配合っぽいのでやっぱり母のポテンシャルがどうかですね。いい仔を産んで繁殖牝馬として活躍してほしいです。

Yoshida、ベルモントダービーへ。

「日本産ハーツクライ産駒・ヨシダが2連勝でベルモントダービーへ」というニュースを例によって世界の合田さんが書かれていますが、このYoshidaはジークカイザーの半弟です。

ハーツクライ×ヒルダズパッションという血統ですが、実はこの馬もお兄ちゃんに続き狙ってたので、セレクトセールに出たときは少し残念でした（と同時に出費を抑えられてちょっとほっとしました）。配合的にはこっちのほうが好きです。

ヒルダズパッションの血統はヌレイエフ≒サドラーズウェルズの4×3がまず目に留まりますが、そのまわりは米血ばかりです。父カナディアンフロンティアは、ミスプロ、セクレタリアト、トムフール、シアトルスルーで出来てるようなもんで、母Executrickerは父エルプラド、母父クレバートリック。ガチガチのダート馬というかんじです。でも、ハーツクライはそれくらいのほうがいいと思うんですよね。ヒルダズパッションにはBull dog ＝ Sir Gallahadが数えるのが面倒なくらいいっぱい入ってて、ハーツの配合のキーのMy Bupersと絡みます。ヌレイエフ、サドラーとも相性良いですしね。

まあ、ホウオウパフュームとすごく似た配合なので、母の能力を考えたら少なくともそれくらいは行くんじゃないかと今となっては後出しで言えちゃいますね。

【投票】宝塚記念

毎年恒例の宝塚記念の投票を済ませました。ローテ的に今年はたぶん出ないと思いますが。ステファノスくんはあんまり人気ないので、身内票を入れて存在感をアピールしようと地道にがんばってます。

宝塚記念ファン投票サイト
ステファノス・ロードヴァンドール・キタサンブラック・サトノクラウン・サトノダイヤモンド・リアルスティール・アンビシャス・ヤマカツエース・ネオリアリズム・ルージュバックに投票しました。 https://t.co/ZQf9llItlU

— ほわいと (@whitebaby24) 2017年5月19日

今週の出走結果（5/21）

5/21
東京3R　３歳未勝利
スターズインヘヴン（吉田豊） 13着

新潟3R　３歳未勝利
メイズオブオナー（坂井） 3着

スターズインヘヴンはまた後方から。道中でこれはあかんと思いましたが、4角では集団から置いていかれ、思った以上に完全に消えてしまいました。母父ホワイトマズルなんだから気性が悪いのは当たり前で、スタートが遅かろうとなんだろうと逃げないと勝ち目ないです。

メイズオブオナーはまた3着。ダート向きではないように思うんですがねえ。