タスティエーラ、最優秀3歳牡馬受賞!

2024-01-12 23:12:00 | タスティエーラ
遅くなりましたが、タスティエーラが最優秀3歳牡馬を受賞しました。関係者の皆様、おめでとうございます!

昨年はクラシック全出走全連対のうえ有馬記念に出走という本当にありがたい経験をさせてもらいました。ダービーを獲るなど夢にも思っておりませんでした。もういつ死んでも競馬人生に悔いなしです。

タスティエーラは血統的に晩成の馬だと考えております。堀調教師もそのように度々仰っていますし、堀厩舎は長く大事に走らせてくれる厩舎だと思います。焦らずじっくり、息の長い競走生活が送れることを祈ります。
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タスティエーラ、有馬記念は不完全燃焼の6着。

2023-12-24 22:01:00 | タスティエーラ
12月23日(土)
中山2R 2歳未勝利
セルース 横山琉 4着

12月24日(日)
中山11R 有馬記念
タスティエーラ ムーア 6着

タスティエーラはスタートで出足がつかず、そのまま中盤より後ろで進み、最後は不利を受けて終了。なんとも消化不良の悔しいレースでした。前目で競馬しなければ良さが出ないことは共同通信杯で学んだはず。能力的にそもそも足りていなかったのかもしれませんが、負けるなら力を出し切って負けてほしかった…。枠も騎乗も展開も、色々噛み合わなかったなと。

が、一競馬ファンとしては最高のレースだったなと。有馬記念は奇跡の復活のレースですから、他の馬が勝つならドウデュースが勝ってほしいと思っていました。やはり武豊は美しく勝ちます。良いものを見させてもらいました。
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菊花賞、タスティエーラは悔しい2着。

2023-10-23 09:24:00 | タスティエーラ
10月21日(土)
京都8R 3歳以上1勝クラス
ロードトラスト 川田 1着

10月22日(日)
京都11R 菊花賞
タスティエーラ モレイラ 2着

京都3R 2歳未勝利 
コルレオニス ルメール 3着

タスティエーラは悔しい2着でした。前目につけられず、位置取りが徐々に後ろになってしまったのが悔やまれます。とはいえ、ドゥレッツァは逃げて上がり最速なので勝ち目はなかったとも言えます。タスティエーラは4角の手応えが今ひとつに見えましたが、後ろからソールオリエンスよりも良い脚で追い上げてきたのには驚きました。

ただ、これでクラシック皆勤で、2着、1着、2着。華はありませんが、名馬といってよいと思います。

やはりタフなレースがこの馬がもっとも力を発揮できる条件に見えますので、次走はぜひ有馬記念を狙ってほしいなと思います。

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タスティエーラ日本ダービー祝賀会

2023-07-02 01:49:00 | タスティエーラ
タスティエーラの日本ダービー優勝祝賀会に参加してきました。キャロットの会員の皆様は例外なく競馬狂で、競馬狂たちが自分の出資馬の勝利を祝うという、一般人から見たら意味不明な会合ですから、そりゃもうただいるだけでも楽しい会でした。

印象に残ったのはやはり堀調教師でした。寡黙な印象があったのですが終始笑顔で、トークセッションでは非常に饒舌に話されていて、そういえば確かにあのダービー前の異例に長い近況報告があったとおり、この方は馬のことについては本当によく語られる方でした。競馬界に伝手もない状況で脱サラして調教師にまでなった堀調教師こそが、あの会場の誰よりも競馬狂だということを忘れていました。

そしてやはり興味深かったのは吉田勝己NF代表。記憶がおぼろげで正確ではないのですが以下のようなことを話されていました。
「むかし、キョウエイマーチという無茶苦茶強い馬がいまして、どうしても欲しかったので、松岡さん(キョウエイマーチの馬主・オーナーブリーダー)に何度も頼み込みに行きました。松岡さんはお酒がお好きで、酔うと私の肩や頭を叩いてくる(笑)。そうやって叩かれながら、キョウエイマーチを譲っていただいて、で、ついでにキョウエイフォルテも譲ってくれと(笑)。キョウエイフォルテはうちで生産した馬なんですが、松岡さんが所有していたものですから、その時に譲ってもらって、そのキョウエイフォルテの血筋からダービー馬が出たということで、そんなことを思い出していました。」
強さを求めて頭を下げることも厭わないその姿勢が、ノーザンファームの強さ、日本馬の強さにつながっているのだと、あらためてすごいなと思いました。

お忙しいはずなのに、会員のために集まってくださった堀厩舎・ノーザンファーム・キャロットクラブなど関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。




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タスティエーラ、日本ダービー優勝!

2023-06-02 21:09:00 | タスティエーラ
5月28日(日)
東京11R 日本ダービー
タスティエーラ レーン 1着

ダービーは家でテレビ観戦でした。大レースのときは妻と子どもが一緒に応援してくれます。家族で一緒に喜ぶことができて、一生の思い出になりました。

それにしても、まさか勝つとは思いませんでした。もちろん誰よりもタスティエーラを応援しているのですが、東京コースが向いているとは思えず、正直なところ、ソールオリエンスが後方からぶっこ抜くイメージしかできませんでした。

明らかなスローペースの中、ソールオリエンスはタスティエーラの少し後ろ、抜群の位置につけていて、さすが横山武史、ポジションをとりにきたな、と思っていたのですが、最後は思ったほどの脚ではありませんでした。何よりも想定と違ったのが大外を回していないこと。レースを見返すとソールオリエンスはずっと内に閉じ込められていて、そう仕向けたのはタスティエーラのレーン騎手とハーツコンチェルトの松山騎手でした。

とにかくレーン騎手はこのダービーで神騎乗をしてくれました。ソールオリエンスを外に出させないように誘導しつつ、単なる瞬発力勝負とは少し違うラスト800のロングスパート戦に持ち込み、自身は直線をまっすぐ走りながら、後ろのソールオリエンスはまっすぐに走らせない好プレー。そしてタスティエーラの課題であった「最後まで集中して走る」ことをいとも簡単にクリア。これまでと異なり、最後まで耳は立っていませんでした。4年前のサートゥルナーリアのダービーの悔しさを素晴らしい騎乗で晴らしてくれました。

それにしても、どうにも後味の悪いレースではありました。この祭典で誰もが見たくはなかったのですが、競馬には残酷な面がやはりあるのだということを突きつけられてしまいました。

そして不可解なレースでもありました。なぜソールオリエンスはみんなが思うより伸びなかったのか。横山武の騎乗は個人的には良かったと思います。少し掛かったのか、内で揉まれた経験がなかったのか。思い当たるのは「負けたことがないこと」くらいでした。タスティエーラは過去の負けから学んで、レースで力を出し切れるよう改善していきました。負けた経験がなければ、自身の弱点には気づかないものです。

客観的に見ればペースが遅かったりケチのつくレースだったと思いますが、それでも勝ったタスティエーラ陣営がとんでもない努力を積み重ねてきたことを私は知っています。その小さな積み重ねが今回の結果に結びついて、本当に感動しました。特に普段は物静かに見えた堀調教師の熱い信念を垣間見ることができ、またその手腕にしびれました。

マヤノトップガンの天皇賞・春で競馬の虜になった中学生の頃から、私の夢は一口馬主になることでした。重賞に出走できるような馬を持ちたい、と思っていました。ダービーに出走できるだけでも夢のようでしたが、ダービーで勝つなんて本当に夢のまた夢で、直後は信じられずただただソワソワと家の中を歩き回っておりました。タスティエーラに関わる関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
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タスティエーラ、ダービーは6枠12番。

2023-05-27 18:41:00 | タスティエーラ
いよいよダービーです。タスティエーラは6枠12番。内枠がほしかったのですが、こればかりは仕方がありません。

弥生賞出走の決断から皐月賞2着まで、堀調教師の手腕と判断力は凄まじいと思わされるばかりですが、ダービーへ向かう中で堀調教師のコメントは日に日に静かな熱さを帯びるようになってきました。直前の今回は騎手の乗り替わりについても触れられており、自身が競馬の世界ではアウトサイダーであったがゆえに、地方騎手や海外騎手などのアウトサイダーを応援してきたという信念が語られていて、ああ、一口馬主やってて本当に良かったなと思わされましたし、これを聞いてしまえばもうダミアンさん(と堀調教師は呼んでいるらしい)を素直に応援してしまいます。それだけでなく、ダービーの共同会見では皐月賞の松山騎手の騎乗を褒めており、やはり「降ろした」わけではないし、堀調教師の優しさが窺い知れます。

ずっと調整過程を見てきていますが、追い切りは皐月賞前と同じく非常に良かったと思います。こんな伸びやかに走る馬だったかなという印象でした。何より堀調教師の感触がいつにも増してポジティブなので、この馬として良い出来にあることは間違いないです。

おそらく4番人気での出走となります。やはり競馬ファンはよく見ています。東京よりは中山向きでしょうし、皐月賞は重馬場が向いたと見られているのでしょう。タスティエーラは上がり3ハロンで最速を出したことが一度もない先行持続力タイプなので、特に瞬発力が求められるこのレースには不向きなように感じます。

正直なところ、ソールオリエンスがぶっこ抜くイメージしか湧きませんが、競馬は何があるかわかりません。とにかくキレでは負けるので、うまく先行して抜け出してくれることを祈ります。
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タスティエーラ、ダービーはレーンに乗り替わり。

2023-05-10 09:12:00 | タスティエーラ
タスティエーラですが、ダービーはレーン騎手に乗り替わりになりました。松山騎手がデビュー戦からずっと乗っているハーツコンチェルトに継続騎乗の要請があったであろうことや、堀調教師の騎手選択の方針として可能な限り乗れる外人騎手を選択することなどがあり、松山騎手を降ろしたとかそういうことではまったくないと思います。そもそもタスティエーラはデビュー以来騎手を替えてきていますしわ堀調教師は以前からこうなのであって、ダービーであってもいつもと同じことをやったにすぎないのでしょう。

ダービーはテン乗りでは勝てないレースですので、正直なところ複雑な気持ちはあります。もちろんこれはジンクスで、いつも通り目の前のレースでベストの選択をするという堀調教師の判断が合理的なのでしょう。個人的にはサートゥルナーリアに続き、2回ともレーン騎手のテン乗りということで、あの悪夢がよみがえりますが…。

とはいえ、明らかにダービー向きのソールオリエンスに勝つためには、レーン騎手に替えて新味を出そうというチャレンジはやはり必要なのでしょう。タスティエーラは最後まで集中して走っていないという課題がありますので、レーン騎手が最後まで追ってしっかり走らせてくれればと思います。

ダービーは特別なレースですので、出られるだけでも本当にありがたいです。とにかく当日まで無事にいってほしいです。

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