ヒストリックスターの17

リュラで大火傷した古傷が痛みますが、ヒストリックスターの17は父がキンカメに変わって、良い繁殖牝馬になりそうだなあという配合です。

ヌレイエフ≒フェアリーキング 4×3がちょっと重いような気もしますし、母のノーザンダンサー4×4はちょっと濃いような気もしますが、相性の良いトニービンがあってHornbeam 6×5、何より祖母ベガというのがどんな大物が出ても不思議ではないです。

サンデーも入りませんし、将来、繁殖牝馬としては間違いなく楽しめると思います。

今週の出走結果 7/28-29

7/28
新潟7R 3歳未勝利
ムーランジュビリー（石川）11着

札幌10R 羊ヶ丘特別
ロードラズライト（岩田）10着

札幌12R 北海道150年記念
アインザッツ（藤岡佑）9着

7/29
札幌12R 道新スポーツ杯
パルティトゥーラ（横山典）7着

今週も散々な結果でした。パルティトゥーラは能力的にどうこうというよりも走る気をなくしてるかんじで、こりゃやばいですねえ。

キングジョージはポエッツワード

キングジョージは日本馬が出てなかったためかグリーンチャンネルではやらず、DAZNでやってました。ロイヤルアスコットもDAZNでやってたので、アスコット競馬場の大レースはやるのかも。

勝ったのはポエッツワード。G1連勝です。父のポエッツヴォイスはドバウィ×ブライトティアラ。ブライトティアラはあのゴールドティアラの母です。

ブライトティアラ
- ゴールドティアラ
- ココシュニック
- ステファノス

ステファノスの牝系、わりと良かったんですねー。

ポエッツワードの母父はナシュワンですがその母はHeight of Fashion。Height of Fashionの妹がBurghclereです（しかも3/4同血）。

Burghclere
- ウインドインハーヘア
- ディープインパクト

ポエッツワードとステファノスは、ブライトティアラ、バーグクレア、シーキングザゴールドなどが共通します。だから何というわけではありませんが、面白いもんですね。

レディシャツィの17

レディシャツィはペルーのG1を3勝。ペルー馬とはまた珍しい…。

血統もあまり見ない血で、ダマスカス系×シアトルスルー系×セクレタリアト。異系色が強いですが、北米の優秀な血をきちんと入れてはいます。

キンカメとの配合ではグリーンダンサー5×5というクロスができるだけ。こういう異系っぽい血はキンカメには合うはずで、もしかしたら一発あるかも。

ディマイベイビーの17

ここからはキンカメ産駒。

ディマイベイビーはディープ×オールザウェイベイビー。キングカメハメハをつけたということで、繁殖牝馬としての期待がうかがえます。

オールザウェイベイビーの父グランドスラムがゴーンウエスト×エルグランセニョールで、エルグランセニョールはトライマイベストの全兄弟なので、キンカメとの配合ではトライマイベスト=エルグランセニョール 4×5となります。ゴーンウエストの母父はセクレタリアトなので、キンカメと相性の良いノーザンダンサー+セクレタリアトがグランドスラムに含まれます。

全体のバランスも良く、配合は良いと思います。あとは母のポテンシャルをどう見るかですね。

今週の出走予定 7/28-29

7/28
新潟7R 3歳未勝利
ムーランジュビリー（石川）

札幌10R 羊ヶ丘特別
ロードラズライト（岩田）

札幌12R 北海道150年記念
アインザッツ（藤岡佑）

7/29
札幌12R 道新スポーツ杯
パルティトゥーラ（横山典）

ムーランジュビリーは脚部不安を押しての一発勝負。状態から二度目はありません。負ければ引退です。

ロードラズライトは骨折明けの復帰戦。調教よさそうなのでそこそこやれるかも。

アインザッツは騎手が替わりました。前目のレースを期待します。

パルティトゥーラも横山典さんに戻ってきました。とりあえず距離伸ばしてくれてよかったですが、もっと伸ばしてほしいところです。

ロードカナロア産駒に一言ずつ。

ロードカナロア産駒はやはり配合的に面白くないので、残りざっと流します。

・ローズノーブルの17
カナロア×ディープで悪くないのですが、母が小さいのと柔らかすぎるのがちょっとどうかなと。

・ローガンサファイアの17
カナロア×ダイワメジャー。祖母ダークサファイアがノーザンダンサーを持たないのが良いです。ただ、キンカメにノーザンテースト入れるとダートに出そうで好きじゃないです。

・リリサイドの17
母がもつミルリーフのクロスが良いですがバツなしで取れそうにありません。

・シシリアンブリーズの17
母はゼンノロブロイ×ブルーアヴェニュー。ちょっと繁殖牝馬として弱い気がします。

・マチカネエンジイロの17
キングカメハメハ≒マチカネササメユキ 2×2のおそろしい配合で、しかも牝馬に出ました。繁殖牝馬として特に期待できると思われますので、将来の母馬になることを期待してここで行くというのもありかなと。

・エクレールアンジュの17
母はゼンノロブロイ×アドマイヤキラメキ。母にはミスプロが多く、カナロアとの配合ではミスプロの4・5×5×6となります。あまり好きな配合じゃないです。

・フロアクラフトの17
これは良いと思いますがバツなしでは無理でしょう。母父フジキセキはノーザンダンサーを持たないこととインリアリティを持つことがカナロアには良いと思ってます。祖母リッチダンサーはノーザンダンサー3×5、そこに非ノーザンダンサーのフジキセキをもってきて、さらにノーザンダンサー5×5×7・4のカナロアをつけて1/4異系の出来上がり。

・クルミナルの17
これも良いですが、同じく人気しそう。クルソラのような異系色の濃い優秀な血はカナロアが欲しい血のはずです。

・パッシフローラの17
注目してます。ディープ×ブライアンズタイム×サドラー×Kris。ブライアンズタイムはカナロアに合うと勝手に思ってます。母父ディープなので馬体重が大きく出てくれれば出資候補です。

ペルレンケッテの17

ペルレンケッテはディープ×ドイツ血統。ここにカナロアを配したのが本馬ですが、カナロア×母父ディープは小さくて非力な馬が多いかんじ。ペルレンケッテは質実剛健ドイツ血統で、自身の馬体重も480キロ代とやや大柄ですので、小さくて非力な子が産まれるリスクは小さいのかと思います。

カナロアのクロスがきついのでドイツ血統を入れるのも良く、ただやはり瞬発力に欠ける馬が出るリスクは高いように思いますので、出資はしない気がします。

グランデアモーレの17

ここからロードカナロア産駒ですが、3世代目だからなのか、全体に良い配合だと思う馬が少ないのであっさりいきます。

グランデアモーレはネオユニ×ヒカルアモーレ（=クロフネ×グレイトフィーヴァー）。ネオユニは母父としてアエロリットを出していて、ロブロイとかよりは良さそうです。

ノーザンダンサーがクロフネのところに薄く1本入るだけなのはカナロアの相手としては良いと思いますが、ネオユニ×クロフネでキレに欠けることや、アウトブリード配合を何代も継続してることなどがあまり好みではないです。

フェリシアの17

フェリシアはフェアリーステークスの勝ち馬。グラスワンダー×Irish River×コンキスタドールシエロ。これまで母の産駒に活躍馬はなく、さらに母15歳のときの産駒ということで大きく割り引く必要があります。

配合は母父グラスワンダーというのが世代的に心惹かれます。

・ノーザンダンサー4×4
・DanzigとRiverman持ち
・ロベルト持ち
・ミスプロ持ち

ということでハーツクライの配合としては良いと思いますが、やはり母のポテンシャルが心配ですかね。