【競馬本】一から始める！サラブレッド血統入門

平出貴昭さんの『一から始める！サラブレッド血統入門』読了。全体に入門らしいことが書かれてありますが、それでも知らないことはたくさん。特筆すべきはニックスの一覧で、これは他の本では見たことがなかった。通勤電車を楽しく過ごせました。

今週の出走結果 4/29

4/29
京都8R 4歳上500万下
ロードマドリード（シュタルケ）3着

相変わらずの善戦マンです。どうしても速い脚がないので、最後の直線は先頭で入らないとダメですね。とにかく騎手を固定してほしいです。

プレンフルール、引退。

2019.04.24
プレンフルールは、レース後も特に異常は認められません。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
・菊川調教師　「大敗の原因が肉体面やレース条件等であれば、巻き返しも可能かも知れません。でも、明らかな気持ちの問題。十分に時間を掛けて立て直し、色々な策を講じた上でも変わらないままです。牝馬の場合は一度気分を害してしまうと、なかなか元には戻らないケースも･･･。何とか挽回したかったものの、協議の上で抹消が決まっています。勝たせることができずに申し訳ないばかりです」
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（公式情報はロードサラブレッドクラブ様より転載の許可を頂いております。）

新馬で4着、その次の未勝利戦で2着になったときはそのうち勝てるかなと思いましたが、現実は厳しいですね。調教師の仰るように特に牝馬は一度負けると続いてしまうことが多いように感じます。低価格帯の馬でしたが頑張ってくれました。今までお疲れ様でした。

ヴェロックスとプルクラ

昨日の東京3R、3歳未勝利戦には自分の出資馬は出ませんが注目していました。金子オーナーのプルクラが出るからです。プルクラはジャスタウェイ×Monsun、ヴェロックスと同じ配合、同じ馬主です。

もともと金子オーナーは配合で狙う馬主だと思っていて、ジャスタウェイ×Monsunは実質この2頭しかいませんし、金子オーナーが持っているジャスタウェイ産駒もこの2頭しかいませんので、これは完全に狙いにいったのだと思います。

が、なぜこれを狙えるのかがわかりません。Monsunは異系でサドラーズウェルズなどと相性が良いことはよく知られています（日本ではフランケル× Monsunのソウルスターリングなど）。なのにジャスタウェイ？

ジャスタウェイはハーツクライ×ワイルドアゲイン×北米牝系。ハーツクライのMy Bupersと4代母Blue Doubleの関係が配合の核と言われていたのでそこを狙うならわかりますが、金子オーナーが狙いにいったのはおそらくジャスタウェイの母父ワイルドアゲインのHyperionとBlandford。ワイルドアゲインはHyperion 4×3、Blandford 5×6。MonsunはBlandford 系でHyperion 5×5、Blandford 6×6。いずれもノーザンダンサーを経ないHyperionであるのが特徴。

ジャスタウェイはノーザンダンサーを1本しか持たないのでノーザンダンサーを強めに入れるのが定石のように思います。アドマイヤジャスタもアウィルアウェイもそんな配合。

Monsunは明らかに前受けして良い血統で、その意味では先行して強い川田や石橋脩が乗っているのにも意味があるのでしょう。つまり金子オーナーはジャスタウェイを先行してこその馬だと見ていたということで、ジャスタウェイ産駒を見るときはHyperionの濃さを見てみようと思います。

今週の出走結果 4/21

4/21
東京4R 3歳未勝利
マカリカ（藤岡康）9着
プレンフルール（三浦）17着

2頭出しで2頭とも掲示板にのらず。積極的なレースをしましたが、現実は厳しいですね。今年はロードが本当に厳しいです。

今週の出走予定 4/21

4/21
東京4R 3歳未勝利
マカリカ（藤岡康）
プレンフルール（三浦）

おぉ、未勝利戦でロード2頭出し…。こんだけレースたくさんあるのになんでまた…。時期的に厳しくなってきましたが、とりあえず優先出走権確保を目標にがんばってほしいです。

リュラの2018

そろそろPOGの２歳馬情報がたくさん出てくる季節で、とりあえず黒本だけはアマゾンで予約しましたが、なんだかんだで他にも色々と買ってしまって、記事の端っこに自分の出資馬が書かれていたりすればちょっとテンションがあがるといういつものあれを今年もやってしまうのだろうと思っています。

と同時に暖かくなってくると次の年度の募集馬が気にもなってくるところで、私の古傷リュラちゃんの産駒がもしかしたらキャロットで募集されるかもしれないということでちょっと血統表を見てみたのですが、これが意外に良い配合なので募集されたら母馬優先を使いたいなと。

リュラ
＝　ステイゴールド（サンデー × ゴールデンサッシュ）× ファルブラヴ × ベガ

ここにロードカナロアを配して牡馬が誕生しています。
ロードカナロア産駒はサンデーとヌレイエフ（≒サドラー・フェアリーキング）がひとつの成功パターンですが、
それだけではなくおそらくですがベガ（の父トニービン）とも相性良いと思います。

・アーモンドアイとはサンデー・ヌレイエフ（≒フェアリーキング）が共通。
・ステルヴィオとはサンデー・ファルブラヴが共通。
・サートゥルナーリアとはサンデー・サドラー（＝フェアリーキング）が共通。
・ケイデンスコールとはサンデー・トニービン・ベルベットサッシュ（＝ゴールデンサッシュ）が共通。

ケイデンスコールが一番近くて、そこにファルブラヴを入れたかんじですね。
リュラは非力だったので短距離馬のカナロアをつけるというバランスも良いですし、ぜひ狙いたいですねー。

今週の出走結果 4/14

4/14
阪神10R 難波ステークス 1600万下
ジークカイザー（荻野極）8着

中山11R 皐月賞 G1
サートゥルナーリア（ルメール）1着

ジークカイザーは荻野極騎手が上手く乗ってくれましたが最後は失速。馬場が悪かったので仕方ないですね。次に期待です。

サートゥルナーリア、皐月賞優勝！

19/4/14　角居厩舎
１４日の中山競馬ではスタートをポンと出て、好位の後ろにつける。スムーズに外を回り直線を向くと、ゴール前は激しい追い比べを制して優勝。「実戦で跨がるのは初めてでしたが、ホープフルＳが強い競馬でしたし、追い切りの感触も良かったので自信を持って乗りました。道中はずっといい感じで運べましたし、直線もずっと伸びていました。スタンドの方にちょっと物見をして内にモタれてしまいましたが、反応はとても良かったです。今日は休み明けでしたし、次はトップコンディションになると思います。今日はありがとうございました」（ルメール騎手）「ありがとうございました。本当にすごい血統ですね…。パドックでいい状態だと感じましたし、レースもゲートを出てすんなりいいポジションを取れて、かかることなくスムーズに運べていました。ただ、直線あそこまでの追い比べは初めてで、馬が戸惑っていたような感じはありますが、よく頑張ってくれたと思います。次はダービーになりますが、今日の感じなら距離も対応してくれそうですし、一度使って調整も楽になるはずです」（角居師）ゴール前の追い比べはしびれましたが、最後は断然の１番人気に応えてきっちり勝ち切ってくれました。突出した成績を残してきたこの血統にとっても、初めての春のクラシック制覇。休み明けだったことを考えても、次はさらに楽しみです。この後は馬体をしっかりチェックしてから検討します。なお、今のところ１０月６日のロンシャン競馬（凱旋門賞・芝２４００ｍ）にも登録を行う予定です。

（公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております）

最後の最後までヒヤヒヤしましたが、皐月賞優勝です！ちょっとケチのつく勝ち方であれなかんじですが、馬は強かったと思います。着差はわずかでしたので、怪物という前評判通りというわけにはいきませんでしたが、ヴェロックスもダノンキングリーも強かったということなのでしょう。

凱旋門賞にも登録するとのことで、いよいよ海外を視野に入れてきました。角居廐舎はヴィクトワールピサで3歳牡馬での凱旋門賞参戦の経験がありますので、わりと本気なのではないかと思います。そうなれば菊花賞には行けなくなりますので、ある意味、ダービー次第なのかという気もします。

今週の出走予定 4/14

4/14
阪神10R 難波ステークス 1600万下
ジークカイザー（荻野極）

中山11R 皐月賞 G1
サートゥルナーリア（ルメール）

ジークカイザーはG1の裏で荻野極くんに乗り替わり。好きな若手ジョッキーなので良かったです。がんばってほしいです。ジークカイザーは阪神の成績は(2.1.0.1)で得意としてます。やっと阪神使ってくれたので期待です。

サートゥルナーリアはぶっつけ、乗り替わり、相手強化など不安はたくさんありますが、能力を信じるのみです。口取りは大人気で当たりませんでしたので、家でテレビ観戦です。