ユニオン2023ざっと見 その2

2023-06-29 22:28:00 | ユニオン
11. ウェイトゥヴェルサイユの22
配合A・ポテンシャルB
ドゥラメンテ×Tisway×Beau Genius。母はカナダのG2馬。ドゥラメンテの当たり配合がイマイチわかっていないのですが、大物の配合を見ていると、Mixed Marriage持ちというのが一つのポイントのように思われます。タイトルホルダーの母メーヴェはMarriage Marriage 6×6持ち(Out WestがMixed Marriage 4×4)。スターズオンアースもリバティアイランドも1本ですが持っています。本馬は母がMarriage Marriage 6×6。さらにヴァイスリーガル4×5。ヴァイスリーガルはノーザンテーストと生産者が同じで、ノーザンダンサーとVictorianaが共通するので、まあ大きく見ればニアリーな血統。全体に米血が強いのでストライクな配合ではないかもしれませんが、ポテンシャルを秘めた面白い配合だと思います。

12. デルマヒスイの22
配合B・ポテンシャルD
プリックスアンドモルタル×エイシンフラッシュ×ディープ×ノーブルステラ。母デルマヒスイはノーブルステラの孫で、ドイツ牝系にエイシンフラッシュをかけたので、Konigsstuhl4×5、Surumu5×4のクロスを持ちます。プリックスアンドモルタルは自身がStorm Bird 3×3のクロスを持つので、こういう異系のクロスを持つ馬とは合うのでは。ただ、母のポテンシャルがどうか。

13. サクラスリールの22
配合A・ポテンシャルB
ダイワメジャー×ファンタスティックライト×サクラユタカオー×セダンフォーエバー(サクラプレジデントの母)。母はNijinskyの3×4、3頭の産駒から2頭の地方重賞馬を出していて、半姉も未勝利ではありますが堅実に走っています。ダイワメジャーと相性の良いRahy、Nijinskyを持ちますし、全体的なバランスからも好配合だと思います。

14. シムシマーの22
配合B・ポテンシャルD
デクラレーションオブウォー×ポエッツヴォイス。ブラッシンググルーム4×5。ブラッシンググルームのクロスを持つのはトップナイフと同じ。デクラレーションオブウォーはNever Bend系のRiverman≒Mill Reef持ちと相性が良く、本馬はRivermanを持つのでその意味でも好配合。

15. サブトゥエンティの22
配合C・ポテンシャルB
モーリス×キンカメ×フレンチデピュティ×フサイチエアデール。ソリタリオの全弟で安心感のある配合。モーリス×キンカメはノッキングポイントが出ています。基本的にモーリスにはスピード入れないといけないのですが、まあこの母なら大丈夫かなという気がします。

16. レッドレネットの22
配合E・ポテンシャルD
リアルスティール×キンカメ×サンデー。サンデー3×3、Monevassia=キングマンボ3×3。ちょっとクロスが濃すぎて、好みではないです。

17. ステラーホープの22
配合D・ポテンシャルD
ミスターメロディ×グラスワンダー×サンデー。父も母父も母母父も米国産馬のアメリカンな配合。母父グラスワンダーにはもう少しヨーロッパ血統も入る種牡馬のほうがよさそうな気がしますが。

18. スールキートスの22
配合C・ポテンシャルE
リオンディーズ×キングヘイロー×シンボリクリスエス。ノーザンダンサーが濃いリオンディーズにはあまりノーザンダンサーを入れたくないという意味で悪くない配合だと思います。ポイントはキングヘイローのSir Gaylord 4×4と、シーザリオのSir Gaylordがクロスされて、Sir Gaylord 6×6×6となること、さらに祖母のプライムウィッシュがナスキロ血脈のシアトルスルー4×5を持つことでこれと脈絡すること。ハマれば面白いかもしれません。

19. ホウライマツリの22
配合D・ポテンシャルE
ドレフォン×エンパイアメーカー×フジキセキ×フェアリーキング。血統的にはダート馬でしょう。ダート馬としての配合のバランスは悪くないですけど、ポテンシャル的に厳しそう。

20. カノンの22
配合E・ポテンシャルE
カリフォルニアクローム×フォーティナイナーズサン×メジロティターン。ダート馬でしょうけど、カリフォルニアクロームにはもっと主流血統の繁殖牝馬のほうがいいかなと思います。

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