出資理由① ミュージカルロマンスの17

ミュージカルロマンスの17
血統A・配合D・馬体A・動きA

この馬は配合は全然評価していないのですが、「動き」が抜群に良く見えました。馬体は小さいのは遅生まれだからで、そこそこ大きくなると見ています。当初はやめとこうかとも思ったのですが、周回動画を見ても運動神経が良さそうな動きをするし、全然人気ないから一般で確実に取れそうだったので突っ込むことにしました。

全兄のキラーコンテンツの募集時の写真も見ましたが、タイプは違うと思います。兄はスプリンター路線に行ってるようですがこの馬はもう少し距離はもつと見てます。

私は動きで選んで失敗してきたのでまったく自信はありませんが、もしかしたら大物かもと思わせるので、2017年産はこの馬で夢を見たいと思います。

今年の出資馬⑥ ジュアンレパンの16

血統評価はこちら。

おそらくキャロットでは募集されないであろうグランプリボス産駒。母父はダイナフォーマーですが母系は地味。普通に考えたら走る可能性は高くないですが、その割には値段がそこまで安いわけではなく、セールではそれなりの評価がされたのではないかと思います。

ロードはセール出身馬がわりと走りますのでいっぺん買ってみようというそれだけの意図ですが、馬体は非常に良く見えるのでもしかしたらそこそこやれるかもと思ってます。

今年の出資馬⑤ レディルージュの16

血統評価はこちら。

ハーツクライにはブライアンズタイムが合うはずだと以前から考え、ハーツクライ×エレンウィルモット（母父ブライアンズタイム）のムーランジュビリーを去年買ったけど故障で涙を飲んだ私としては、ハーツクライ×母父ブライアンズタイムのタイムフライヤーがホープフルSを勝ったのは嬉しかったですねー。レディルージュの16もハーツクライ×母父ブライアンズタイムでタイムフライヤーと同配合ですが、今のところ全然売れてません。安いし安田厩舎だし配合良いし馬体も悪くないと思うんですけど、確かに動きを見てると「ん？」となるんですよね。なんかぎこちないというか。僕は自分の目を信じてないので、字面と写真で迷いなく行きましたけど。

高くないお馬さんですので期待はそこそこに、安田厩舎の手腕を楽しみたいと思います。

今年の出資馬④ インディアナギャルの16

朝日杯を圧勝したダノンプレミアムの半妹です。父はディープからオルフェに代わるので不安しかありません。

インディアナギャル＝インティカブ × デインヒル × Joma Kaanem（祖母）

インティカブの祖母ZienelleはDanzig × Buckpasserなので、Danzig × His Majesty × Buckpasserのデインヒルと近い血統構成です。よってインディアナギャルはかなりデインヒルな繁殖牝馬のはずで、デインヒルと相性の良いディープとの配合で結果が出たのも納得ですし、デインヒルと相性の良かったステイゴールドの後継種牡馬であるオルフェーヴルとも相性は良いはずだという考えで出資しました。インティカブの父Red Ransomはロベルト系でやや重いのでむしろオルフェのほうが合うんじゃないかと思っていましたが、よくよく見るとディープとの配合のほうが確かに良いかもしれないと思い直したりというのは最近書いたところです。

それにしてもオルフェ産駒の成績が悲惨ですので、あまり期待せずに見守ろうと思います。オルフェ産駒の牝馬が活躍したのが救いです。

今年の出資馬③ ワイルドココの16

ロードは4頭、牝馬ばかりです。

まず本命はワイルドココの16。お姉さんのシグナライズが強い勝ち方でオープン入りしたので人気でした。評価は過去にこちらに書いてます。ワイルドココはドイツ系でノーザンダンサー色が弱いので、ノーザンダンサーガチガチのフランケルも合うでしょうし（シグナライズ）、ロードカナロアも合うだろう（本馬）という評価ですが、今のところのロードカナロア産駒の活躍馬を見ているとドイツ牝系の馬はおらず、異系を入れるよりもミスプロなどのメインの米血を入れたほうが良いのかもしれません。

馬体は背中のラインがきれいで、全体に筋肉質ですごく良いと思います。牝馬は距離短めだし早く活躍しないといけないので、こういうムッチリしたタイプのほうが良いですね。カナロア産駒は走ってきているのでこの馬は今年のロードの本命です。

今年の出資馬② スカイディーバの16

キャロットのもう1頭はスカイディーバの16。血統評価はこちら参照。ディープ産駒としてはまあまあくらいの評価でしたが、血統に詳しい方から相性良い旨のコメントをいただき、なるほどと思い直しました。

馬自体はディープにしてはデカくてガッチリしてるなと思ってたんですが、どうもそんなことはなく、むしろ体が薄いようです。ゆったりした造りでいかにも仕上がりに時間がかかりそうですが、何か一発感を秘めている気もします。

この馬に関しては血統も馬体もようわからんというのが正直なところで、ジークカイザーに出資したときとすごく似てます。もしかしたら大物かもという大振りですので三振しても納得ですが、一発どでかいホームランを打ってくれるよう藤原アニキ（調教師）に祈るのみです。

今年の出資馬① シーザリオの16

今更ですが今年の出資馬紹介です。今年の出資馬はキャロットとロードをあわせて6頭です。

シーザリオの16は母はG1馬、エピファネイア、リオンディーズの半弟というわかりやすい良血馬です。血統評価はこちらを参照。父がロードカナロアに代わりましたが、キンカメとの配合よりも良いのではないかと思ってます。

馬体は胴が短くお尻が大きくて、いかにも短距離馬というかんじ。血統的にマイルまでは持つと思いますけど、それ以上はわかんないですね。顔は小さく、筋肉は柔らかそうで、繋ぎの角度も良く、背中のライン、トモの張りも容量も素晴らしいと思います。

シーザリオの仔は当然例年人気するのですが、中でも今年は非常に高額にもかかわらず格別人気したという印象です。ミーハーですがとにかくG1勝ちを狙うために出資しましたので、大物であることを願うのみです。

【出資理由】ロードソリスト

ロードソリストはディープ×フレンチデピュティ×Unbridled ×Angelic Song(Glorious Songの全妹、Rahyの半妹)で、ディープはそのどれとも相性が良く、良血かつ好配合の一切隙がない血統構成です。ロードは動画が見にくくて馬の出来がよくわからないのと、調教師の選択が気にはなりましたが、これは血統派として行かねば後悔すると思って出資したので悔いはありません。今のところレースの使い方がまずくて脚を痛め、やはり調教師は大事だなと実感してます。ただ未勝利の勝ち方は良かったので、今後に期待です。

【出資理由】パルティトゥーラ

先週の500万下で２着だったパルティトゥーラはマンカフェ×フォルテピアノの牝馬です。取りこぼしと言ってよいレースでしたが、それゆえに新馬戦勝っててほんとによかったなあと。この馬が新馬戦を勝ったことはキャロットクラブにとって大きな意味があって、パルティトゥーラが母になったとき、その産駒がキャロットで募集される可能性は高いと思います。なぜならパルティトゥーラはキャロットではレアなクラフテイワイフ牝系だからです。

フォルテピアノの祖母は名繁殖クラフテイワイフで、フレンチデピュティ×キョウエイフォルテ（＝ノーザンテースト×クラフテイワイフ）という配合。キョウエイフォルテはブリリアントベリー（カンパニー・ヒストリカルの母）、エヴリウィスパー（トーセンジョーダン・トーセンホマレボシの母、トーセンスターダムの祖母）と全姉妹ですが、なぜかキョウエイフォルテだけ妙にダート寄りで、そこにフレンチデピュティなんてかけてしまったもんだから、フォルテピアノは当然のようにダート馬になりました。フォルテピアノはキャロットクラブの所有馬だったので、これまではキャロット唯一の貴重なクラフテイワイフ系として毎年産駒が募集されていました（昨年はアドマイヤキラメキの産駒が募集されましたが）。

フォルテピアノはフレンチデピュティ×ノーザンテースト×クラフテイワイフで、Vice Regent ≒ ノーザンテーストのパワー寄りのニアリークロスがあって完全にアメリカンなダート馬ですが、ここにノーザンダンサーを持たずドイツ牝系出身のアウトブリードの柔らか種牡馬マンカフェを配したのはこれまでのフォルテピアノ産駒でもっとも良い配合で、狙い通りパルティトゥーラはしなやかに素軽く動く芝馬として生まれてくれました。つまり、パルティトゥーラはキャロットにとって初めての芝適性をもつクラフテイワイフ系の牝馬というわけで、まだ３戦しかしてませんが、将来母馬優先を行使する気満々なのが出資者としての偽らざる思いです。前走からは能力もかなり高そうですし、がんばってほしいです！

【出資理由】ロードアルバータ

プリンシパルで3着だったロードアルバータはレディアルバローザの初年度産駒です。レディアルバローザは異系色の強い母ワンフォーローズにノーザンダンサー本流のキンカメをかけつつ、The Dancer ＝ Kazadancoa という血統ファンが大好きな全姉妹クロスをつくった血統ファンが大好きな牝馬です。さらにワンフォーローズ×ディープでもキャトルフィーユが出ていて、なんというか失敗する確率が低い堅い配合です。ダービー夢見て買っちゃいましたが、多少近いところまでは行けたので満足です。晩成っぽいのでこれからに期待です！