【出資理由】パルティトゥーラ

2017-05-11 01:30:26 | 出資理由
先週の500万下で2着だったパルティトゥーラはマンカフェ×フォルテピアノの牝馬です。取りこぼしと言ってよいレースでしたが、それゆえに新馬戦勝っててほんとによかったなあと。この馬が新馬戦を勝ったことはキャロットクラブにとって大きな意味があって、パルティトゥーラが母になったとき、その産駒がキャロットで募集される可能性は高いと思います。なぜならパルティトゥーラはキャロットではレアなクラフテイワイフ牝系だからです。

フォルテピアノの祖母は名繁殖クラフテイワイフで、フレンチデピュティ×キョウエイフォルテ(=ノーザンテースト×クラフテイワイフ)という配合。キョウエイフォルテはブリリアントベリー(カンパニー・ヒストリカルの母)、エヴリウィスパー(トーセンジョーダン・トーセンホマレボシの母、トーセンスターダムの祖母)と全姉妹ですが、なぜかキョウエイフォルテだけ妙にダート寄りで、そこにフレンチデピュティなんてかけてしまったもんだから、フォルテピアノは当然のようにダート馬になりました。フォルテピアノはキャロットクラブの所有馬だったので、これまではキャロット唯一の貴重なクラフテイワイフ系として毎年産駒が募集されていました(昨年はアドマイヤキラメキの産駒が募集されましたが)。

フォルテピアノはフレンチデピュティ×ノーザンテースト×クラフテイワイフで、Vice Regent ≒ ノーザンテーストのパワー寄りのニアリークロスがあって完全にアメリカンなダート馬ですが、ここにノーザンダンサーを持たずドイツ牝系出身のアウトブリードの柔らか種牡馬マンカフェを配したのはこれまでのフォルテピアノ産駒でもっとも良い配合で、狙い通りパルティトゥーラはしなやかに素軽く動く芝馬として生まれてくれました。つまり、パルティトゥーラはキャロットにとって初めての芝適性をもつクラフテイワイフ系の牝馬というわけで、まだ3戦しかしてませんが、将来母馬優先を行使する気満々なのが出資者としての偽らざる思いです。前走からは能力もかなり高そうですし、がんばってほしいです!

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