整列機とは?

部品供給方法、部品供給装置のいろいろ

タッチパネルはお年寄りには使い難い?

2017-06-23 09:55:51 | 効率アップ
コーヒータイム(与太話)

スマホは使いやすいコンピューターといった感じで、
操作しやすく、機能も豊富です。

スマホでできる事は、もはや携帯電話の領域を
越えています。

テレビCMでも流れていますが、スマホで離れた場所の
ネットワークカメラを動かしたり、エアコンの
スイッチを入れたり、農家の温室の管理を行なったりなど、
既に数年前からできるようになっていた機能もあります。

スマホに対応している機器ならば、
設定変更なども行えます。

例えば、今は補聴器も進化していますが、
スマホで微調整ができるようです。

患者さんが聞き取り難い周波数の音域を調べ、
その周波数の音だけ拾いやすいように
設定するそうです。

全ての周波数の音が聞こえやすい状態ですと、
もともとよく聞こえる音域は、必要以上に
うるさくなったりするらしいです。

実は、ウエステックの整列機もスマホで操作できます。
制御課の社員が遊びで作ったアプリで、簡易的ながら、
スマホで整列機を動かしました。

スマホのコンピュータとしての機能を前面に出せば、
もっといろいろな事ができます。

モバイル端末でもある事から、ネットワークに常に
つながっている状態ですので、ビッグデータを参照し、
サービスの範囲も質も、どんどん広がって行きます。

ところで、パソコンは苦手という人も、
スマホやタブレットなら簡単、
という人は多いかと思います。

その使い勝手の良さは、タッチパネルの秀逸さに
他なりません。

以前からもタッチパネルは有りましたが、
画面の決まった場所にボタンが現れ、
それを押す、という操作方法でした。

なので、タッチペンが付属し、
ペン先で画面上のボタンを押す、
といった使い方が主流でした。

これだと、パソコンの画面上のボタンを
マウスでクリックするのと変わりません。

しかし、画面上で指を滑らせるという
操作方法の登場で、スクロールや拡大などをはじめ、
直感的に動かせるものが多くなり、
操作のハードルが一気に下がりました。

スマホのユーザー数が増えれば、
スマホで操作できる製品も、
その収益が見込めますので、
いろいろな商品が出て来ます。
見事に進化の循環に乗っかった感じです。

一方で、ガラケーもしぶとく残っています。

電話という機能に絞れば、ガラケーの方が
確かに使いやすい気がします。

あと、お年寄りにはスマホは意外と不評です。

スマホの普及に必要不可欠だった
タッチパネルが、逆にネックになって
しまっているようです。

高齢になればなるほど、自分の体が
思うように動かなくなって来ます。

タッチパネルの、触っただけで反応する、
というのが、デメリットに転じる時です。

私達でも、たまに隣のキーを触ったり
してしまう事がありますが、お年寄りだと
これが頻発します。

また、操作する所以外は、タッチパネルに
触れてはいけない、というのもネックです。

例えば、スマホを持っている方の手の指が、
画面に触れると反応してしまいますので、
フレームの外側を持たなくてはなりません。

しかし、スマホが大きいと、しっかり持てません。
手が小さく、力が弱っていればなおさらです。

かと言って、小さいスマホにすると、
画面も小さくなり、今度はタッチ操作が
しにくくなります。

ガラケーの方は、プッシュボタンに触れただけでは
反応しません。押し込まなくてはなりません。
クリック感も有り、押した事を認識できます。

ガラケーでメールを書けるお年寄りも、
スマホでは無理、という人もいます。

これからは高齢化社会ですから、
高齢者用に専用開発した商品も、
それなりに出荷台数が見込めます。

せっかく長生きしても、技術の進歩を
体感できないのでは可哀想です。


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