整列機とは?

部品供給方法、部品供給装置のいろいろ

飲み放題・食べ放題の価値観

2017-12-13 12:54:32 | 効率アップ
コーヒータイム(与太話)

2017年も年末となり、忘年会シーズンに
入りました。

忘年会というシチュエーションでは、おとなしく
上品に飲む、というシーンは少ないですから、
飲み放題や食べ放題といったプランが重宝されます。

居酒屋とかから、飲み放題・食べ放題の宣伝が
たまに届きます。その居酒屋の近所の会社に
FAXで来る事が多いですね。そのコースを頼む時は、
届いたFAXを持って来てね、と書いてあります。

会社の職場内での、まとまった人数の来客を
期待しているのでしょう。

しゃぶしゃぶ食べ放題とか、結構魅力的な
チラシも有ります。まあ通常よりも少しばかり
安いかな、程度の値段ですが。。。

しかし、飲み放題・食べ放題は(飲み放題か
食べ放題のどちらか一つでも良いのですが)、
利用する客の価値観(心理)が現れますね。

私達を含め、私達より上の世代だと、
料理や酒があまり残らないように頼みます。

ところが、私達より下の世代だと、余っても良いから、
とにかく頼む、という人が多いように思えます。
少なくとも私の周りではそうです。

確かに、残しても代金は変わりません。
しかし、捨てる事になる料理や酒を、
出来るだけ少なく抑えよう、という心理が
働くのが、私達より上の世代です。

まあ、食欲が若い人達にはかないませんので、
単に頼む量が少ないせいも有りますが。。。

まあ店によっては、あまり残さないように
頼んでね、と謳ってある所も有ります。

私達の世代は、「三丁目の夕日」より少し後の
世代です。子供の頃でも、それなりに
物は揃っていました。

しかし、親は昭和一桁生まれですので、
戦中・戦後に青年だった世代です。

また、私の親から10才ほど年下の世代が、
私が若い頃の上司だった人達なわけですが、
まだ幼い時に終戦ですから、育ち盛りの時期に
食事が充分ではなかったせいか、小柄な人が
多かった気がします。私の親の世代よりも
小柄でした。

昭和一桁生まれと、団塊の世代のちょうど
中間に位置する人達ですね。

この頃の世代の人達と、昭和一桁生まれは、
とにかく物を粗末にしない、物を捨てられない
人達が多いです。

そういう親から教育を受けた私達も、
やはり「もったいない」精神が密かに
受け継がれています。

また、私達の世代くらいまでが、
兄弟が多かった最後の世代かと思います。

小学校のクラスで、兄弟姉妹が何人いるか、
手を上げさせると、一番多かったのが3人。
次が2人か4人ですが、4人の方が若干
多かったような記憶があります。

中には5人や8人兄弟、なんて家も有りました。
一方で、1人っ子は1クラスに1~2人でした。

すると、料理やお菓子やオモチャが、
兄弟どうしで奪い合いになるんですよね。
兄弟全員に不満無く行き渡る、なんて事は
皆無でした。よほど裕福な家でもない限り。

そういう価値観を持って育った人間は、
食べ放題でも、料理が大量に余るのを
目にするのは、無意識にであっても
大変な罪悪感を感じるのです。

また、これは私達より上の世代に限った
話ではありませんが、食べきれないほどの量の
料理が出て来ても、「元を取ろう」と考えて、
無理して食べ過ぎてしまいます。

まあ、若い人達は、それなりに胃袋のキャパも
有りますが、歳を取って来ると、仮にその時は
食べられても、後で大変な事態になる可能性も
ありますから、ブレーキが掛かります。

それに、大量に食べる事で幸せを感じるような
歳でもない事に、否が応でも気付かされますしね。

食事だけに限らず、最近の、「どうせ数年後には
買い換える事になるから、3年くらい保てば良いや」、
みたいな設計の製品には、何か引っ掛かるところが
有るんですよねえ。

コピー機やプリンターの筐体とかでも、
こんな強度の無い設計はダメだろう、
と思える製品が普通に出回っています。

確かに性能には影響ないかと思われますが。。。