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乱暴な発言申し訳ない…田原氏、拉致発言訴訟で

2011-06-04 08:23:05 | 日記

本人尋問を終え、記者の質問に答える田原総一朗氏(神戸地裁前で)=原田拓未撮影
 北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん(失踪当時23歳)の両親が、ジャーナリスト田原総一朗氏(77)によるテレビ番組の発言を巡って、田原氏に慰謝料の支払いを求めた訴訟の第8回口頭弁論が3日、神戸地裁(長井浩一裁判長)であった。
 田原氏は本人尋問で「乱暴な発言をして申し訳ない」と両親に謝罪した。
 田原氏は2009年4月のテレビ番組で、有本さんについて「外務省も生きていないことはわかっている」と発言した。この日、尋問で田原氏は発言の根拠として「外務省幹部に取材した際、『生きて帰国させる』とは言わなかった。日朝交渉で、(実際には)同省は生存を前提にしていない」と説明した。
 両親に対しては「(交渉方法について)政府や外務省を批判するための発言で、(家族を)傷つける意図はなかった」と釈明した。
 有本さんの両親の尋問もあり、母嘉代子さん(85)は「親には耐え難い発言。私たちの心を思ってくれればできないはずだ」と述べた。
 閉廷後、田原氏は「発言は言葉足らずだったかもしれない。ご両親を前に説明できてよかった」と話し、父明弘さん(82)は「発言の証拠が出ていない。虚偽との認識は変わらない」と語気を強めた。
(2011年6月3日21時09分
読売新聞)


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