W.C.カラスの駄々漏れ日記

駄々漏れに日記をつけています

230211

2023-02-14 22:58:14 | 日常
休み
今日はしっかり曲の格好をつけねばならん。
いくらなんでも今日が限度だ。
みなに伝えねばならん。

いつも来てくれるひとには新しい歌を聴かせたい。
そうせねば私もテンションが上がらない。

そう思っていて
実は1ヶ月くらい前のテンションのわりに上がった日に新曲の大まかな輪郭は出来ていた。
だがそれからまた寝かしておいてそしたらまたいろんな思念が沸いてきてぐちゃぐちゃになったりこれでは脈絡もないなにもないなぞ思っていやになったりとかするものなのだ。
しかしながらそうなってしまったものを整えてなんとなく体裁を保つというのもまた嫌なんである。
ひとつの方法論みたなというかあのような感じにとかで創ることもあるにはあるが基本的にはそうした体質ではないのだ。わけのわからぬ、これは少し脳が弱っているか人格に問題があるか考え方が脆弱であるとか、いい年をしてよくもまあとか、自分を見失っているなとか、嫌らしいとか、恥ずかしいような、腐りきっているなとか感じるようなそんな混沌として混乱している歌の方がまだ面白くて美しく感じたりもするのだ。理屈や言葉で説明することの出来ないある種の美感がないと歌は全くだめだと私は思っている。におひがする歌を創りたい。

それで私は実になんとも云えぬ歌を創った。
何かが間違っている風にも感じられるような何かが駄々もれになってしまったような
構造からして妙であり微妙な美感を持っていると私は思うが、

それはおおいなる勘違いかもしれず、まことに私にとってスリリングだ。
久しぶりにそういうなんでもよいからぶちまけたような野心的な歌を創れたと思う。
完全に私の出身はそこであり本領を発揮したと思う。こんな歌を創っていては必ず一般に人気は出ぬとは思うのだが仕方がない。


それでうちは石油ストーブなので豚バラ軟骨を入れた鍋をかけてことこと煮ながら新曲の歌やギターを練習した。

夕刻 SM

夜はん たらこスパ サラド カレイ煮付け

それから皆を居間から所払いしてREC.に入った。
そうしたらやはり気に食わぬような、これはこの言葉ではないだろうとかここはこんなたくさんコードをつけるのは小癪な感じがしてダサいなとか私の場合必ずなってくるもんなんである。

今はワイルドチルンを見据えて作るからみなが嫌がるのでそういうわけにも行かぬしまず録音してラフを聴かせねばならんが
大体ソロの耐えて眠れの時まではちょっと出来たら誰にも聴かせるわけでもないからすぐに見きり発車でライヴでやってみていた。
むちゃくちゃにメタクソになることも多々あるわけだが、客前でやるそのこと、それでもってああ、この言葉はスパークしているなとか弱いなとかすぐさま感じ取られて次また練り直しより良いものになるようにしていた感じなのだ。

その作業をばまずひとりで録音の中にみつけなければならず、私にしてみればなかなか辛いものがある。まず演奏のテンションが上がらない。あまりうるさいと家のものたちが嫌がるというのがまずあって、小声で歌うのが常だ。それではスパークはあまり掴めない。そこをなんとかしているような塩梅で本日は朝五時までかかってしまったのである。

おかげでソーキはとろとろになっていた。

寝る。