0822

労働　トラックドライバーではなく　プロセッサーオペレーターであった。
　　　変なものを見た。飛行機雲を後方に作りながら飛んでいく飛行機の傍に何か別の物体が一定の距離を保ちながらついていく。その物体からは雲は出ていない。なんだろう。
申の刻 頃　猛烈な雷雨が襲う。近くの鉄塔に落雷。飛び上がって驚いた。

帰　イカ焼き　茄子の御付　玉子どうふ　茄子の漬物　Ｒん柔道へ送る

イカは私の分までなかった。目玉焼き　冷や奴　枝豆　豆腐ヨウ　茄子の御付で白ワイン　

宅ライ　


トクビサのトートはＴ.Ｔと表記することとす。

揉んでもらう時はいくらかお金を渡していた。父は８０年代の記憶であるが500円渡していたと思う。
T. Tはずっと死ぬまで新生（タバコ）一筋であったが私が物心つく頃には50円くらいであったはずだ。祖母はお布施？もマッサージ代もそのくらいしか渡していなかったように思う。毎日のように来るのだからそれ以上渡すなぞということは厳しかったであろう。勿論タバコが値上がりするにつれて渡すお金も値上げされた。
　Ｔ．Ｔが唱える念仏は完全にお経から着想を得たものであると断言できる。「ナンマンナ、ナンマンナ」とずっと同じワードを繰り返すのであるがこれは南無阿弥陀仏を変形させたものであろう。祖母もナンマンナといって仏壇を拝んでいたし、私の住んでいた地方は皆そういっていたのかもしれない。ただＴ．Ｔが独特なのはそれを唄うように唱えるところであった。おわらやコキリコのようにペンタトニック音階でブルースと同じスケールである。今思い出してもあれはブルースだった。私はよく真似をしたし、Ｔ．Ｔに毎日この念仏を唱えるよう強要されてもいた。私の音楽性や歌唱に影響を及ぼしているのかもしれない。
　
　Ｔ．Ｔは大体、来ると仏壇に向かって念仏を唱え祈ると同時に何かしらメッセージを受け取っていた。学校の勉強をがんばれとかそういった俗的なことから将来のこと身体に気をつけるようにといった事まで仏様が言っているというのだ。仏様は如来様であったり先祖であったりした。Ｔ．Ｔは戦争中、兵士であったのだがこの能力は負傷して今わの際を彷徨った挙句に身についたということであった。

　偶に具体的なメッセージを受け取ることがあった。自転車に乗っている時の事故に注意するようにと言われた母が本当に自転車に乗っていて事故にあい病院に運ばれたことがあった。

今日はここまで。なにか新聞小説のようになってきた。