空観方程式

「色」と「空」の一体化によって可視化され、相互作用で共感・共鳴が生じ、新たなる思いや生命力が実体化される。

違いを呑み込んだ同一性 ビジュアル編

2019年10月08日 | 記事のコメント
二元領域で表現される意識空間であって、
それにより多様性への対応を維持しながら、
混合することなく
一つの関係で結ばれていて一体化している。
(違いを呑み込んだ同一性:中沢新一)
任意における、対立のない世界の表現となっている。


明治神宮内苑と外苑
  通路でつながれる(往来している)


内苑:分析評価空間(隠なる状態)と外苑:実体空間(顕現)   

比叡山延暦寺のにない堂
  通路でつながれる(往来している)


分析体現評価空間(動的:追認すること)      純粋実体空間(静的:知ること)   


金剛界と胎蔵(界)
  精神(悟りと慈悲)と多様性(現実)とが 
  秩序化(顕現化)でつながれている(往来している)

   分析評価空間(動的)          実体空間(静的)    


原子配列空間(結晶周期)とスペクトル空間とが
  フーリエ変換でつながっている(往来している)

   分析評価空間               実体空間  (AlMnCo合金結晶) 

機械運転振動と周波数スペクトルとが
  フーリエ変換でつながっている
   安定した(日常の)機械運転分析評価を帰還させる

    分析評価空間                実体空間


  
複素空間は分析評価空間(オイラーの公式)であって、
         実空間と一体である(オイラーの等式)
  

空観方程式では
複素空間と実空間の二元意識領域は
波動関数とエネルギーの関係であって、
波動関数の二乗でつながっている(虚往実帰
対立のない(争いのない)意識空間としての表現。

     分析評価空間            純粋実体空間  

複素空間
プラス思考とマイナス思考との相互作用
プラスとマイナスとが共存する感情(渇愛)
とを優先して一体化する分析評価空間である。
例えば感情スペクトルとして分析評価する。
実空間
プラスのみの純粋実体空間
(複素空間へ帰還させることでつながる)


虚(今何をしたいのか?)が実空間で混在すると、
成功を選ぶから失敗する」となってしまう。(下図)
(良いか悪いか、損か得かのような分別の世界となる)




他方、
一体化空間でありながら、尚
対立のない世界の表現については、
混合の弁証法であって、
無分別と無条件での救済(宗教)がある。
「無明」の発見による、あらゆる苦しみからの解放。
色と空、自灯明と他灯明等ゴータマの教えであって、
意識的相互依存との関係によって混合一体化する。
(マインドフルネス瞑想法などでは、
心の反応することがないように訓練し、混合領域を拡大する)

違いを呑み込む同一性の事例
自力と他力
  ほとけの救済の場(共存)でつながる





無分別の世界と、違いを呑み込む同一性は、
「無明」の発見による帰還にある。
実空間において苦しみは存在する。しかし渇愛がなければ
(複素空間があることで心の反応がなければ)
苦悩に陥ることはない。(そのために複素空間がある)
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