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年末には高校生が家庭でインターネットで授業を受けられる

2009-04-23 | Weblog
 こんなことが本当にできればすごいですね、在宅勤務ならぬ在宅通学です。でも家庭にコンピューターがない人は差がつけられそうです。

 今年末には、北京市の高校の課程が改められ、高2の学生は一部の学科の学習をインターネットでできるようになる。その時には家庭で授業を受け、バーチャル教室と実際の教室で勉強することになる。国語、数学、地理、歴史、音楽がネット上で選択できる。

 本市の300余りの普通高校では、選択課目を行うのに教師、教室などが不足しており、市教委は100校近くの学校で「空中教室」の実験を行った。この実験に10,000人近くの学生が参加し、国語、数学、地理、歴史、音楽の5科目はネット上の講義モジュールを開発した。

 市教委の責任者は、ネットでの学習は学生に時間と空間を超越させる革命的な方式だという。区や県の違いを打破し、全市の資源を享有でき、また違う学年の学生が同じ授業を受けることもでき、好きな時間に、学校ででも家庭ででも勉強できる。