「いつも陳情している人の99％は精神に欠陥」と北京大学教授

　どんな場で、なぜこんなことを言ったのかよく分りませんが、いくらなんでもおかしいでしょう。この教授はすぐに謝罪をしましたが、その記事を読んでも背景はよく分りませんでした。

　国家衛生部の専門家委員、北京大学司法鑑定室主任孫東東が最近、「いつも陳情をしている人について言えば、100％とは言わないまでも、少なくても99％以上は精神に問題があり、全て偏執型の精神障害だと責任を持って言える」と公開で述べ、大問題となっている。インターネットでは彼に謝罪を要求する署名運動が始まった。

　陳情者が精神病院へ送られる事件はときおり発生している。去年10月、山東省新泰の農民孫法武が陳情に行った時、鎮政府に連れ戻され、精神病院へ20日余り入れられ、もう陳情に行かないと保証書を書いてやっと出された事件があったばかり。