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大学入試をより公正に:高3クラスの教師は試験監督になれない

2009-04-22 | Weblog
 もう大学入試まで2ヶ月を切り、受験生はラストスパートをかけていますが、例年入試不正は必ず発生しており、今年もその取締りをしっかりやるぞと教育部(文部省)は気合を入れているのですが、効き目のほどは・・・?

 教育部はさらに詳細な規定を作り、大学入試の公正に保険をかけると発表した。大学入試の原則は「科学的、公平、安全、規範化」であるとした上で、試験問題は開封、使用完了までは国家の極秘文書としての管理を行い、答案と点数配分も試験が終るまでは極秘扱いとする。

 近年、入試関係者が不正事件に関わっている状況に対し、入試関係が専門の人の直系親族が当年の大学入試を受験する場合、その人は試験問題、答案、点数配分に触れないようにし、兼職で入試にかかわる人は、直系親族が受験する場合、その年の入試作業には参加させない。

 その他、大学入試の試験官は高3担任教師やクラス主任は担任できない。