染色工場がひどい汚染排出、瑞宝河の色が変った

　この程度の汚染はどうということもないのですが、真っ赤な色の写真があったので取り上げました。このように問題が発覚しそうになると、すぐに逃げてしまうので、なかなか取締りも進みません。

　広州市海珠区の川が突然血の赤色に変ったとの通報があった。「最初は薄い赤色だったが、間もなく濃い真っ赤になった」と市民が携帯電話で撮影した写真を送ってくれた。

　記者が行って見ると汚染は衣服工場から出ており、工場のおよそ70平米の部屋で、5人の工員が染色機械を運転していた。そばには染料を入れたプラスチック容器が何十個も置かれていた。一人の工員が水道ホースを持って機械についた赤い色の染料を洗い流していた。赤い水はマンホールに入り、その先は見えない。

　工場の女の責任者は、工場の下には4つの大きなタンクがあって廃水を受入れ、処理していると言った。記者が外の川が赤色に染まっている、工場の廃水の出口を見せて欲しいというと、記者は追い出されてしまった。

　記者が工場を離れようとした時、工員たちはワゴン車とトラックに布や塗料を運び始めた。記者が翌日午後5時半に再び現場へ行って見ると、川と汚染排出口は以前の濁った色に戻っていた。

写真：http://www.nanfangdaily.com.cn/tpxw/200903100023.asp