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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ絶対上手くなってやるぅ(9)またしても基本から練習し直す

2021-07-02 18:00:55 | スポーツ・ゴルフ

今まで私は散々偉そうなことを書きまくってきたが、実は何を隠そう、私は「当てること」が大の苦手なのだ(皆なさんそう思ってらっしゃるだろうから、心配しなくてもいいって?、アチャーッ。とっくにバレてたんかい!)。ということで、これからは難しい5番アイアンを徹底的に打ち込むことにした。実はこないだの火曜日、4番アイアンをちょっと試して見たら、これが全然当たらなくてスゴスゴ帰ってきたのである。ああ、私は才能なしダメダメ人間だぁー、シクシクシク・・・。私は日頃傾倒している「ちゃごる理論」がそこそこ身に付いてきたぜ、と自信持っていたところだったのに「まるで当たらなかった」ので、途轍もない大ショックだったのだ(完全な落ち込み状態!)。そこで一念発起、基本に戻って難しい5番から徹底的に打ち込み、それから最終的には「超難敵の4番とスプーン」を攻略することにした(おおっ、何と無謀な計画だこと)。

さて、練習で注意する点は次の3つ。

0、素振り100回

先ず、ボールを「正しい位置に置く」こと。これが案外出来ていなかった。それで、どうしたら正しい位置が見つけられるかと考えると、自分の考えている理想のインパクトの形が固まっていないと決められないことに気がついた。正しい前傾姿勢と正しい軸、それにこれが一番肝心だが、「力が最大限に加えられる」場所でなければならない。それは「身体と頭の位置、それと腕の角度」である。色々試して打感を比較し、そのうちに段々定まって来るんじゃないか、と思う。要は「既存のセオリーなど」をそのまま当てはめるのではなく、自分で探して見つけることが大事なのだ。とにかく下半身を第一に考えて、安定して前にのめったり後ろにのけぞったりせず、しっかり上半身の動きを下から支えられる形が良いと思う。

すなわちバックスイングからフィニッシュまで、下半身は上半身とは独立して「真っ直ぐ」立っているのが理想である。そして上半身はそのどっしりとした下半身の上で、「自由に柔らかく、しかも激しく回転」しなくてはならない。勿論、そのためには「回転軸」が大事なのは言うまでもない。一般的に言われているように「背骨」を軸と考えれば、左足と背骨の角度が「不変であれば」正しい前傾姿勢だと言えそうである(角度は不変だが、方向は変わる)。それは、クラブの落下とインパクトの衝撃を受け止めて、なおかつ250ヤード先まで飛ばすための推進力を生む捻転をしっかり「軸で支える」事である。これが出来ないとそもそもスイングは始まらない。で、私は全然出来ていないのだ(ああーっ、悲しい・・・)。結局は、最初にしなくてはならないことは「軸の安定」であった!

この軸を安定させる練習なら、何も練習場に行かなくても自宅で出来ることである(ラッキー!)。まず軸を一定にしてバットを振ること、これを毎日「100スイング」することにした。ゴルフの上達を望む人であれば、何より基本以前の「当然」だと思う。なお、「今頃気がついたのかい!」、という御批判は甘んじて御受けしたい。

1、ボールを正しい場所に置く

さて、軸回転と前傾維持が出来てくると、自然とクラブヘッドが「地面を摺る場所」が分かってくる(と、思う。何しろ私は、まだ何も出来ていないから)。そして、そこに毎回キッチリと当たるようにクラブを振る練習をすること。ハーフスイングでもフルスイングでもいいから「途中で調整せずに」トップから一気に振り下ろすことである。途中で調整してしまったら何にもならない。勿論、当たる瞬間までに微妙に調整して、上手くヘッドを当てる人もいるとは思うが、そういう人は私のブログなど読んでも「共感する部分は一つもない」だろうから、ここでは気にしないでおこうと思う。

そして言わずもがなではあるが、ボールの正しい位置は、クラブが地面を摺る「5〜10センチ手前」が良いと思う。これは人によって違うだろうが、クラブヘッドの「芯より下」でヒットするためには必須である。芯の下でヒットすればフェースは下向きに回転してボールにバックスピンが掛かり、グリーンでピタッと止まる球になる(一応、理論ではそうなる)。というか、山なりのボールは飛距離は出るだろうが、グリーンで止められないから役に立たないのだ。ショートアイアンでは高さで止めることも可能だと思うが、5番や4番(私のアイアンはマッスルバックなので、5番で27度・4番で24度である)では、ピタッと止まるというわけには行かない。今どきの「飛び系アイアン」は打ったことがないので分からないが、7番で23度などという超ストロング系では、まず止まらないんじゃないんだろうか?(知らんけど〜)。

まあ、ご自分のクラブと相談してセットバック幅を決めるといいのではないかと思う。とにかくボールに当たってから地面を摺る、というダウンブローを目指そう。勘違いしている人も多いかと思うが、クラブがボールに当たってから地面の芝をザックリ剥ぎ取るのがダウンブローと思っているが「間違い」である。正しくは、ボールに当たった衝撃でヘッドに下向きの力が加わり、そのために下に軌道がずれて「地面に当たる」らしいのだ(これはプロのインパクトを超高速度カメラで写した映像を見て分かったみたいだ)。だから、ボールも何もない「素振りでザックリ」やるのは、ダウンブローとは言わないのである(あ〜れ〜?)。何なら、地面すれすれ位を「サァーっと」撫でるような振り方が一番いいみたいだ(私はこれをシャローというのだと思っている)。そしてこれが肝心なのだが、あくまでインパクトポイントは「ボールの先の地面」である。これを間違うとボールに伝わる力が最大にならずに「飛距離が出ない」ので要注意だ(これが中々出来なくて困っているんだよねぇ〜)。

これは力の入れるタイミングでも同じ事が言えるのである。私は長いこと、このことが分からなくて「球に当たる瞬間」に最大の力を入れようと努力していた。ボールの先で最大のスピードが出るように振る、というのは逆に「力を出し切る前にボールに当たる」ので間違いだとは思うが、要するに「1点でインパクトする」のではなく、ボールの手前5cm位から10cm先まで「線でインパクトする」ことである。単純に考えてボールの手前から先の地面を摺るまで、全力振れば良いのだ。これでインパクトの衝撃を受け止めて、なおかつボールを飛ばすために「圧を持続して掛ける」ことが出来る(と思う。私はまだ出来ていないから、・・・って、聞き飽きたぜそのセリフ!)。

確かに、こんなことは「スポーツ選手には分かりきっている」ことだろうがしょうがない。私はゴルフ初心者なので、「つまらない常識」をさも初めて気がついたように喜び勇んで書いているから、中には気に触る人もいると思う。まあ、そういうアスリート系の人は私のブログなど読まないと信じているから、私は「私の悩みと、それを解決した事例」をひたすら書くことにしたい。まあ、私はゴルフを実地にラウンドしてスコアを競うよりも「書斎であれこれ考えて」、その考えが「正しかった」ことを練習場で証明する、のが好きなんだと思う。本屋に「書斎のゴルフ」という雑誌があるが、こう振ったらこうボールに当たるんじゃないかとか、ああいう風に手首を回せばインパクトでもっと力が入るんじゃないか、とか考えて「これだ!」と思いついて意気揚々と練習場に向かっている時が、一番ワクワクする時なのである(変わってるよ)。

私は暇に任せてあれこれスイングがどうたらこうたら講釈を垂れているが、煎じ詰めれば「真っ芯で捉えた完璧な打感」を求め続ける「夢見るアマチュア」の一人に過ぎない。ゴルフの上手な人はそんな打感など求めてはいないだろうし、そこそこ当たってピンに寄るためには「どうするか」を考えて練習していると思うのだ(聞いたわけじゃない)。ゴルフは「確率」を競うゲームである、と誰かが言ったとか言わないとか。上手い人は100球打って1発の完璧なショットを求めるよりは、10球打って10球そこそこのショットを求めるだろうと思う。だから私のブログは前者を追い求める素人の、ただの「スイング研究、道楽」だということで、ひとまずご理解頂きたい(言い訳が多いねぇ)。

2、スイング軌道は左腕が決める

さて、インパクトで正しくボールを捉えるためには、「正しいボール位置」を保つ必要がある、と書いた。スイング中に前傾姿勢が適正な角度で保たれていれば、嫌でも同じところにヘッドが帰ってきて、インパクトで完璧にボールをヒットするに違いない。私の場合は実際に振った時、勢いよくクラブを振るから遠心力で少し膨らんで、構えた位置よりちょっと「外側」をクラブが通ることになる。何とか構えた位置に戻ってこないかと散々努力したのだが、前傾姿勢が起き上がり気味なのか、まだ治っていないのが難点だ。が、とにかくクラブの軌道上に正しくボールを置けば、インパクトの精度は格段に上がるはずである。多分、前傾姿勢を維持することで解決すると思う。

そして「スイングの軌道」を決めるには「左腕の動き」を主体に考えると良いだろう。それは、右手はインパクト直前まで脱力した状態が望ましいからである。何故なら、手先に力が入っていると「素早く振れない」からだ(と思う)。ダウンスイングは下半身・腰・胸の捻転で行いつつ、それに引っ張られて左肩・左腕がワンテンポ遅れて動く。大事なことはバックスイングで左腕を思い切り伸ばし、「テンション」を目一杯掛けることだと思う。右手は軽く添える程度の力で、左腕の動きを阻害しないようにすればいいのではないか。これが今私の考えている「安定したスイング軌道」の作り方だ。右腕を使うと「どんな角度でも自由に」クラブを下ろせてしまう。逆に言えば「不安定」ということ。これでは毎回正確にボールに当てることは難しくなる。私は、左腕リードは絶対だと思う。

なお、トップの高さであるが、両肩を結んだ線の「少し上」に止めるのが良いと思う。何故「少し上」なのかと言うと、本当は両肩のラインが正しいと思うのだが、実際はそれより上で「しかも少し背屈してオープン」にした方が動きが良くなるみたいである。両肩を結んだラインがボールを指していれば、このラインに沿って振り下ろせばいい。だが大概の人はボールより「上」を指している。これは身体の前傾が足りない結果だとも言えるが、クラブの長さ(脚の短い日本人は特に)もあるので、無理に合わせる必要はないと思う。それよりもむしろ、正しい位置と「ちょっと内側の位置」から外に振り出すことでキッカケを作り、ダウンで力を入れる段階で「一気に掌屈、フェースをクローズ」にするほうが合っていると感じた(これは私に取って良い方法であって、人それぞれのやり方があると思うが・・・)。これによって、気持ち「時計回し」に振ることが出来て、スイング全体がインサイドから振りおろせるようになると思う。なおかつ、物理学の「遠心力」の運動の法則によって、スイングに「横振りの力」を加えることにより、ヘッドの先端が「起き上がって」回って来る利点も活用したい(小沢康祐のスイング物理学による)。

つまり、インパクトでフェースが正面を向きやすくなるわけだ。クラブは「縦振り」をすればするほどヘッドが「後ろ側に落ちて」ダフりやすくなってしまう。これはクラブがL字型になっていることによる「構造上の動き」である。つまり、縦振りになればなるほど、「自分で意識的にヘッドを戻してくる」必要が出てくるのだ。このために以前からのスイング理論では、「手首を返す」動きが絶対に必要になる。しかし、いわゆる「後ろ回し」でヘッドを前に持ってくるように振れば、物理学の法則によって「自然とヘッドは返ってくる」という寸法だ。これは意識的にヘッドを返しているわけではないので、「返しすぎて引っ掛ける」ということがないので安心である。じゃあ、いつもそうすればいいじゃないか、と言われるかも知れないが「そればっかりでもない」ところがゴルフの難しさである(ええーっ、どゆこと?)。

まず、クラブを肩とボールを結んだ線より「下側で振らないと」このヘッドが自然に返る現象は起きない。だが「やり過ぎる」と遠心力が強くなって、肝心のボールへのアタックが弱くなり、インパクトの位置も外側に流れ「チーピンまたはシャンク」を誘発する(最悪だ)。私が調子こいてシャローのマネごとをすると、即座にシャンクの嵐に見舞われることになる。いままで何回これで恥ずかしい思いをしてきたことか。これが本コースのラウンドで出るとボコボコの悲惨な事になる。おおよそ一回のラウンドで「1発か2発」出るのが今の私のスイングだ。これでそのホールはダボ確定である(何だかなぁ〜)。これを完全撲滅出来れば、私のゴルフも90切りに一歩近づくと思うんだけど・・・。

3、後はインパクトで当てるだけ

一定のプレーンでクラブを下ろせるようになったら(なったら、という仮定の話だが)、ボールを点で捉えずに「20cm位の長い下降線」と考えて、インパクトする練習を繰り返す。ダウンスイングでクラブを軌道に乗せたら、後はその「線の先端」を見て、そこが最下点になるように思い切って振り切ることである。後はひたすら「真っ芯で捉える感触」が得られるまで、練習を繰り返すだけだ。こうして4番アイアンとスプーンがある程度当たるようになったら(なったら、という仮定の話であるが・・・しつこいね!)、次はユーティリティ・5番・6番と150ヤード前後の距離を打ち分ける練習を続ける。

私の場合、150ヤードを自信を持って打てれば「とりあえず満足」なのだ。ドライバーの飛距離220ヤードから逆算すると、パー4ホールの標準が370ヤードとして、グリーンまで大体「残り150ヤード」というのが平均的パーオンの距離である(若い人はウェッジなどを使うらしい)。これをある程度の確率で乗っけられれば、取手桜ヶ丘のような真っ直ぐでラフも短いコースなら、「90を切る」のは時間の問題だと言える(打てたら、であるが)。まあ、この目標は今年中に達成しようと考えているが、またスイング理論で「気持ちが揺れ動かないとも」限らないので「一応」との但し書き付き目標にした。

とにかく当てること。それから遠くに飛ばすこと。この2つは、スイング理論が間違っていなければ当然「同時達成する」筈である。多分年齢の関係で「パーオンした後」までは手が回らないだろう。だから私のゴルフ人生は「90切り」で終わりである(残念!)。アプローチもパターもバンカーも「練習する時間」は無しだから、当然スコアはボロボロであるに違いない。私は「夢の途中」でリタイアである。だが今まで充分に楽しんで来たし、やってきたスイングの探求に「後悔」は全然ない。何より私にとっては「正しいスイングを身につることが出来た」というのが嬉しくてならないのだ・・・ではなくて、今はまだ「正しいスイングを見つけた」だろうか?。

まあいい、答えは練習場にある。明日早速行ってみよう!


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