明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

デジタル弱者の戦い(10)完全ワイヤレスイヤホン、その後の評価はどうなったか?

2023-11-17 13:33:53 | 科学・デジタル

新しく買ったイヤホンはFINALのZE2000です。最初私の持っているKLIPSCHとの「音の違い」が余りにも差があったので驚いた訳ですが、まあ15000円というレベルはそんなもんかも知れないと思い直して、しばらく使ってみることにした・・・というのが水曜日までの経過でした。

使い勝手はどうかというと「こりゃあもう抜群に」良い、と言える扱い易さです。ケースから取り出したら即「接続」。バッテリーの持ちは連続何時間?と結構持つらしいけど、今まで4時間付けっぱなしでも問題なく使えていますね。

● バッテリーは全く問題なしです。

装着感はどんな感じかというとこれもビッタシ耳たぶの外周に嵌り、ビクともしない安定感が漂っていて安心かつ気持ちが良いです。スポーツしてて大丈夫かな?と心配していたが、これがゴルフのスイングをしてても「全く問題なし」と言う結果が出て、気持ち良く練習出来ました。

● 耳に貼り付いたかのような使い心地で外れる心配は皆無です。

使い勝手もバッテリーも完璧。唯一問題があるのは本体を一回叩くと消音とか電話とか何か操作が出来るらしいんだけど、これが髪を直したりメガネを外したりする度に「勝手に反応」して音楽を切るのがウザいのだ。そこでスイッチ面に触らないように「両脇をつまんで」持つのだがこれが結構「持ちにくい」のです(もう、嫌っ!)。何とかならないか?とイライラしてその都度再接続しているが鬱陶しい。ここはメーカーに「作り直し」を要望するところである。

● 余計な機能は付けないでも良い

そうそう、もう一つ忘れていたが、ケースから取り出す時にイヤホンの操作面に触れて変な挙動をしてしまうのが嫌で、側面をつまむようにしているのだがこれがとにかく「出しづらい」のです。これも前述の余計な機能を付けることから起きている事なので、操作するのを「ボタン」にするか、あるいは誤タッチを防ぐために「2回連続してタッチ」するとか、何か操作方法を変えてくれないと「どうにも使えない」ように思いました。

この本体の面にタッチするとスイッチを操作出来る仕組みは殆どのメーカーで採用してるが、このFINALは「本体の形状が操作面に触れないと持ちにくい」から駄目なのです。メーカーさんは実際に試して無いのかしらん?。そこを「認識して」改良することがユーザーから受け入れられる第一歩です。今のままでは残念ながらお勧め出来ません。

最後にこれはイヤホンの出来とは関係ないのですが、収納ケースの形が「まるっこ過ぎ」て、蓋を開けた状態で上を向いて立たないのです!。信じられますか?

イヤホンの片方を取り出して耳に装着していると、その間にケースは「コロンっと転がって」横を向いて寝てしまいます。毎回そうです。余程慎重にバランスを取れば何とか立ちますが、「そうまでして気を付けて立てる必要」がどこにありますかねぇ?。デザイナーの見識を心底疑います。これだけでFINALの商品は駄目だな、と思いました。ユーザーの使い勝手を考えてなく、作る側の「一方的な思い込みだけ」で製品を出している、そういうメーカーだと評価しました(これは最終的な総合評価です)。

まあ、ユーザーの希望もあるからそうそう私の意見だけを尊重するわけにはいかない、というのは理解しましょう。ただし、音質と関係ない所でこれだけの不満が出るのだから、せめて音質だけは「文句なし!」と言えれば良いのですが、果たしてどうでしょうか?

正直に言えば最初に聴いた段階では低音や高音、なんなら中音さえも「解像度が低くて、ぼんやりとボヤケた音像」しか感じられず、こりゃあ使い物にはならないなぁと思った訳です。しかししばらく使ってみると「慣れ」でしょうか、これはこれで「そんなに酷くはないかな?」と思えて来ました。最初はただデカいだけでモッサリしてた低音も「心無しか締まって」きたようだし、ボーカルが奥に引っ込んで周りの音に混ざっていたのが多少は「前に出てくる」ようになった気がしていて、まあまあこれでも良いかもね?という評価に変わっています。

操作スイッチの問題やケースの底面の形状なども段々と慣れてきて、気にならなくなってきました。まあこれはデザインが適正だと言うより「私の適応力」を褒めるべきでしょう。それにFINALを使っていた間はKLIPSCHを聴いてないので、「音の感覚」が鈍っているのかも知れません。

● 最終的には音質は慣れですね

こんどKLIPSCHのワイヤレスを聴いてもう一度比較してみようと思います。結果はブログで報告しますので期待していて下さい。



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