明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

健康になるために気を付けること(7)嚥下障害を改善する

2024-01-25 15:50:33 | 生命・健康・医療

1、飲み込みを改善する
私は今まで牛乳とかコーヒーとか、またはビールでも焼酎でも構わないが、それらの液体を「グイッ」と一気に飲むことがどうしても出来なかった。それは「むせる」からである(以前はこういう危険は考えた事も無かったが)。脳梗塞の後遺症で飲み込みが悪く、医者はこれを「嚥下障害」と呼ぶらしいが老人になると「誤嚥性肺炎」という、場合によっては死につながる危険があると考えられるのだ。これを何とか治そうとしているが、私は「まだグイッ」と飲めない段階である。別に、ビールなぞグイグイ飲めたからってどうってことは無いのだが、気を付けてタイミングを測って飲まないと「むせちゃう」のが辛い。一旦むせたら元に戻るまで10分やそこら「呼吸困難」に陥って死にそうになる。特に「レモンなどの柑橘系」は大敵だ。なので常に「おそるおそる」むせないように祈りながら飲んでいるので楽しめないのである。それで仲間と飲み会などに参加する時は、レモンサワーの代わりに「焼酎のお茶割」なぞを飲むようにしている(本当は私だってレモンサワーをグイっと飲んでみたいのです、グスン・・・)。

ところがこないだ飲む時の「舌の位置」を変えたら上手く飲めたのである、ああ快哉かな!

その方法はと言うと、飲もうとする液体を口に入れる時に先ず「ちょっと舌を上顎に付けるか付けないか」ぐらいに近づけて、全体量のうち「少量」を舌の奥側・喉側に置き、残りを唇側に含む形に分けるのである。舌で「2分割」するのだ(ここがポイント)。そして奥側の液体を飲む瞬間に「舌をまるめて」奥側から唇側に向けてパンっと跳ねさせて伸ばすように「奥側と唇側の液体を合体」し、それを一気に飲み込むのである。奥側の液体を「嚥下反射を起こさせる呼び水」にするというわけだ。これで全部をむせる事なく飲み込める。

これ、私の開発したスルッと飲めちゃう「スル飲み」法です!(素晴らしい!)

これの何が良いかと言うと、飲む時に液体が「一切気管支の入口に触れない」事なのです。今まではチョット触れることもあったが少々むせるだけで何と乗り切って我慢して飲んでいた(心の中ではヤバかったぁと思っている)。しかしこのスル飲み法に変えてからは「カスリもしない」で飲めているのです、唯の一度も・・・だ!(多分、最初に分割する量を余り多くしなければ、完璧だと思う)。これ、凄くないですか?(凄いと思う!)。

ようやく嚥下障害、「撲滅」達成で〜す!

2、花粉症
今年の花粉は去年より多いそうだ。そう言えば去年の暮頃はコロナが猛威を振るっていて、インフルエンザとか他の季節性の病気は問題にすらならなかったとも言える。まあ今年は普通に花粉症が話題になり、ある意味「平和な一年」がスタートする?と喜んでいいのかも(能登の地震は別)。しかし花粉性が日本人の国民病と言われることには「日本人の行き過ぎた清潔信仰」が原因の一つではないかと私は疑っている。特にコロナが蔓延したせいで「なんでもかんでも消毒」するようになってしまったのは異常である。今や若い世代の女性などは「殆ど無菌状態」じゃないのか?と思う程に清潔に熱心だと聞いている。昔は子供のうちに野原で泥まみれになりながら遊んで「バイ菌に対する耐性」を獲得したものだが、現代ではそういう病原菌と自然の中で触れる機会がなくなっているんじゃないだろうか。そうなれば元々外敵を撃退するシステムとして人間に備わっているはずの「免疫力」が徐々に弱まって、一層感染症などに掛かりやすくなっているんじゃないかと危惧している。勿論、これが「現在の医療の進歩」から見れば「大間違い」なのは明らかだが、まあ昭和世代の老人が考える「健康」というものが「ここに来て大きく変化し始めている」時代に差し掛かっているな、とは言えそうだ。

つまり、ますます医療費が増えて「ますます税金がかかる」ってことである。何だか生きていくのが嫌になるねぇ。



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