明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

健康になるために気を付けること(6)どうも最近体の衰えを感じるが・・・

2023-11-18 18:52:00 | 生命・健康・医療

1、どんな動作も「倍速」でやる事
自分では普通と思ってやっている事が、他人から「ジジ臭く」見えることにようやく気が付いた。人間は日々衰えていく。普段は変化の度合いが小さいので気が付かないが、ある日突然にその事を知って愕然とするのだ(これ、老人の「あるある」です)。普通の人間はそのパターンで老いを感じるのだと思う。だが私は病気で右半身片麻痺と嚥下障害を患ったために、他人が意識せず行っていることを私は出来ないという「マイナス」からスタートしたので、その辺が違っていたわけだ。

そして65歳から10年近くリハビリをやる内に徐々に後遺症から回復し、いろんな事が普通に出来るようになって来たわけである。私は自分の身体にまだ回復力が残っている事で気持ちの上では「65歳のまま」年を取っていないと勘違いしていたのだ。正直、だんだんと健康体に近づいている実感はあった。つまり老化現象を感じるより「元の健康な体に戻っている」という錯覚に陥っていたわけである。しかしとうとう自分の年齢に気づく時が来た。

その最も顕著な例は「歩くのが遅くなった」事である。以前は病気の後遺症のせいで遅いのだと思っていた。勿論それもあっただろう。だが最近感じるのはむしろ「意欲の減退」で時間がかかっていることである。知らず知らずのうちに年は取っているもので、いつも行っているコンビニが「遠く感じる」ようになってハタと気付いた。歩いて2、3分の場所が遠く感じ、そして些細な事に「疲れ」を感じることが多くなったのである。こないだもゴルフの練習に行こうとしてグローブを忘れ、50m程の距離を家まで戻ったことがあった。普通なら忘れっぽくなったのかな?と心配するところだが、私は「ムダに疲れた」と疲労を感じたのである。これってヤバくない?

年齢より若く見える人のやっている習慣は、何でも「動きが速い」である。

冷蔵庫に行ってペットボトルを取り出すのでもトイレに行って用を足すのでも、とにかくすることが「きびきび」しててクイックなのだ。勿論歩くのも速いし、何ならしゃべるのもとてつもなく速い(女子高生の会話スピードは超高速だ)。動きが速いということが「若さの証明」なのである。それは当然、意識して速くしているのでは無いことは分かっているが私のような老人が若さを保つためには「意識してでも速くする」事が必要だろう。

日常的に行なっている「すべての動作を2倍速」でやってみる。これで10年くらいは若返るんではないだろうか。試しに1か月くらいやって見る価値はあると思う。何か「疲れが倍加するだけ」で徒労に終わる気がしないでもないが、何事もチャレンジである。私は明日からやる事に決めた。何故今日から始めないのかって?

だって何か疲れそうだもん・・・8こりゃあダメだわ)

2、私は近年眠りが浅くて困っている。夜中に何度か起きるのである。まあこれは年を取ると誰にでもあることで、「老化現象」だと諦めていた。問題は「時間帯」である。10時か11時に寝て6時か7時に起きるのなら正常だ。余談だが友人のSN氏はこれが出来ているみたいで、何とも羨ましい限りである。私の場合は夜遅くなってくるに従って返って「目が冴えて」来て寝れないのが癖になっていて、どうにも治らなくて困っていた。悪くすれば3時という夜型の生活が続き、逆に朝は反動で12時頃まで寝てしまう。ああ、このままじゃ「社会生活」が出来なくなる!と「危機感」を持ったわけである。何とかして治さねばと色々工夫はするのだが、何れも失敗して「さらに悪くなる」を繰り返していた。何とかなんないだろうか?

そんな睡眠と悪戦苦闘してる中で最近ちょっと改善したのが「枕」である。

もともと私の枕は「片方が高くもう片方が低い」という、高さの異なる二種類の厚みがある高級なタイプだった。しかしこれが最近はどうも「しっくり」しなくて、仰向けに寝ている状態に高さを合わせると寝返りをうった時に高さ不足で肩が痛くなり、横向きに合わせて高い方を使用すると今度は仰向けの時に「首が痛く」なるという困りものである。首の高さは選べても「左右の高さは一緒で寝返りには対応していないモデル」だったのである。それでビックカメラの寝具売り場を見たり、テレビでやっている西川の布団の宣伝などを見たりして色々研究をしてはしていたが中々「これだ!」と言うのがなくて悩んでいたところ、こないだ高島屋の「東急ハンズ」で偶然見つけた枕が「ちょっとデジタルっぽい作り」で何か感じる者があったようで、気に入って即買いしたのである。

素材はプラスチック系のさらさらした不織布で内部のクッションは結構な弾力があり、特に頭の形状に合わせて「左右が高く、真ん中が低く」なっていて、私が求めているものにピッタリだったので即買いしたわけだ。で、その日の夜に早速試したら「思っていたのと違って何とも頭の座りが悪い」のである。一晩あーでもないこーでもないと位置を変えながら試してみたが結局朝になって首が痛くなり、こりゃ期待外れかな?とガッカリして元の枕に取り換えた次第である。それで新品は押し入れに突っ込み、「やっぱり試してから買うべきだよね」で終わってしまった。

ところがテレビで「たまたま似たような枕のCМ」をやっていて、枕を「前後逆」にしていることに気が付いたのだった(何って事だ!)。

すぐさま押し入れから引っ張り出して前後を逆にして寝て見たらあーれ不思議にも「抜群の寝心地で、寝返りにも完璧に対応」した理想の枕だったということが分かったのである(捨てなくてホント良かったぁ~)。何故使う方向を間違えたかと言うと、真ん中が抉れていて左右がちょっと出ている形の側が「手前にする」ように見えるのだが実は逆なのである。説明書には多分書いてあると思うのだが捨ててしまったので手元には無い。どんなものであれ、説明書は一通り読むべきだと痛感した。

それ以来、朝起きて首や肩が痛いと思ったことは無くなった。快適である。ただ、起きる時間は相変わらず昼過ぎである。これ、何とかならないかなぁ・・・



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