明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今夜はレアル・マドリーについて語り明かそう(1)久々にクラシコを堪能する

2022-03-22 21:48:18 | スポーツ・ゴルフ

何を隠そう、私は10年ほど前には「サッカー大好き人間」だったのである。特にスペインサッカーのレアル・マドリーが大好きで、カシージャスがゴールを守り、ヴァラン・ぺぺ・セルヒオラモスの守備陣にマルセロ・ナチョのサイドバック、そしてエジル・モドリッチの強力な中盤をベースにして、クリスティアーノ・ベンゼマ・イグアイン・ディマリア・ギャレスベイルと揃えた華麗な攻撃陣は、まさに「スター銀河系軍団」の名に相応しい顔ぶれであった。

途中からクルトワ・カルバハル・トニクロース・カゼミロが加入して一層分厚い布陣となり、レアルマドリーの栄光の伝統をつないでいる。どこからでもゲールを奪ってくるベンゼマ・ヴィニシウスの攻撃力と、モドリッチ・クロースのファンタスティックなゲームメイクは、マドリーの魅力に更なる輝きを加えて「今一番見ていてワクワクするサッカー」を作り上げている。そのマドリーがCLベスト16でPSGと相まみえた一戦をWOWOWのライブ放送で見てからは、私はすっかり「元通り」のサッカー・ファンに戻ってしまったのだ。

クリスティアーノがユーベからマンチェスター・ユナイテッドに移り、メッシがパリ・サンジェルマンに移籍したのは何となく知ってはいたが、実際に WOWOW で試合を見ると、「見ると聞くのでは大違い」なのである。そしてPSGはメッシとネイマールに「あの神童エンバペ」がいて、むしろマドリー以上に「綺羅星の銀河系」に変貌していたのだ!(オーマイガっ!)。これはマドリーと雖も「今回は完敗」だな、と諦めていた所「何となんと、ベンゼマの大活躍」で、奇跡の大逆転劇を見せてくれたからもう、最近に無い「最高の感動」を味わったのは言うまでも無い。やっぱマドリー最高!、ベンゼマ最高!である。

うなだれて歩くメッシの姿は流石に痛々しい。だがこれがサッカー、これがチャンピオンズリーグの魅力である。サッカーは嘘つかない、強いものが勝つのだ!

と言うわけで、いよいよ待ちに待ったクラシコがやってきた。目下絶好調のマドリーに対し、なかなか調子が上がらない苦しいバルサ。ベルナベウで「鎧袖一触」とばかりに、あっさりとバルサを粉砕!、と安心してみていたら、これまたまさかまさかの「5ー0」で完敗(何もいうことはない、しゅん・・・である)。ベンゼマが怪我で欠場していたとは言え、シャビ監督の元でバルサ黄金時代復活!と歓喜するバルサファンを、あろうことか「アシストしてしまった」のは痛すぎる敗戦である。この負けを取り返すにはCLで優勝するしか無い。マドリーに再び「王者の自信」が戻る日はいつなのか?

要するに、私は WOWOWに加入して「大正解だった」と言うこと。USLPGAで活躍する古江彩佳に畑岡奈沙・渋野日向子・笹生優花を加えて、これから「本場の女子ゴルフ」を満喫しようと言うのが、そもそもの WOWOW に加入した理由であった。それがサッカーという凄い「オマケ」を連れてきたモンだから「大喜び」しちゃってるわけなのである。私のスポーツ観戦はこれで、ゴルフ(女子のみ)とサッカー(特にリーガとブンデス)をメインにして、卓球・バドミントンに自転車がサブという構成になった。卓球は東京オリンピック以来見るようになり、バドミントンは、たまたまマレーシアの女子選手が気に入ってファンになった。どちらも「女子限定」である(ゴルフは米国男子も見るし、サッカーと自転車(ツール・ド・フランスが主)は男だけ。・・・不思議だな)。

昔は米バスケットの「 NBA 」がメイン一択だったが、何年か前に「楽天」で独占配信するようになってから、ちょっと加入するのを「躊躇」して今に至っている。まあ、加入してもいいのだが、バスケットを見始めると「シーズン中はそれで一杯一杯になってしまう」から考え物なのだ。ゴルフは試合のある季節が「冬と夏」で被らなくていいけど、サッカーは「モロかぶり」になるから難しい。さて、どちらを取るか?。もし両方見たら、それだけで「他のテレビ番組は見れない」くらい時間を取ってしまうから問題だ。ああ、困ったなぁ・・・・。

というわけで、秋の NBA 開幕までは「大いに悩む」ことになりそう。まあ取り合えず、今日はサッカーに特化して「私の好きなレアルマドリーの選手」を書いてみたい。

① カリム・ベンゼマ
今やクリスティアーノやメッシを「超えた」とさえ言われるほどの、老獪なテクニシャンである。チームのために長い間クリスティアーノの下働きに徹して、なおかつ「彼は働いていない」などとサポーターからブーイングを浴びせられた時期もあったベンゼマ。しかし今や、彼の不在は「クラシコでバルサに記録的な大敗を喫した」ことで分かる通り、マドリーになくてはならない「大黒柱」になっている。彼の真価が、これからの「チャンピオンズリーグ」でどれだけ発揮されるか。WOWOW でそれを「つぶさに」見ることが出来るというのは、マジ加入している者だけの特権である(バンザイ!)。

② クルトワ
とにかくデカい!。更にその長い手足でマドリーのゴールを守っているのがクルトワだ。カシージャスからケイロル・ナバスに変わった時には、サポーターからも「何んで辞めさせるんだ!」という非難の声が激しかったそうだが、結果的にはナバスで正解だったようである。その後しばらくナバスが守っていたが、一時アレオラが勤めた後、現在はこの「ティボー・クルトワ」がしっかりマドリーのゴールを守っている。とにかく大柄なのに敏捷で、相手のシュートコースを読むのが上手い「頭のいいゴールキーパー」と言うのが私の印象。まさに欠点が見当たらない、マドリーの守護神である。とにかく沈着冷静で頼れる男、それがクルトワなのだ(カッコいい!)。

③ カゼミーロ
モドリッチも重要な選手だが、私は中盤で相手の攻撃の目を摘んで、試合を落ち着かせるカゼミーロの「絶妙のコントロール」が凄いと思う。まあ、こないだのクラシコでは「いつものカゼミーロ」が見られなくて残念だったが、ヴィニシウスとロドリゴの攻撃陣が悉くバルサのディフェンスに跳ね返されて、すぐさまカウンターを浴びてしまっては流石のカゼミーロでも「止められない」のは仕方ないだろう。とにかく彼ほど「サッカーというゲーム」を熟知している男は他にいない!。今は休養を十分とって次のチャンピオンズリーグに備え、「彼本来の泥臭いディフェンス」を披露してくれることを願っている。私は彼の、試合中に見せる「不敵な笑い」が大好きである。

以上、三人の選手を挙げました。勿論レアルには、もっと一杯良い選手がいますが、取り合えずこの三人に注目してみました。今後はしがないマドリニスタの一員として、熱くサッカーを語ってみたいと思います。では次回もよろしく。


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