さて今日、暑い盛りの3時にJRに乗ったんだが・・・と書き出したのでは、直ぐにでも何か事件が起こりそうで具合がよろしくない。そうじゃない、先ずはここ一週間の私の生活環境から話すのが筋だろう・・・と言う訳で、私のだらし無い一日の始まりから書いていこう。
毎朝28度設定の冷房を効かせながら昼頃までグズグズと寝ていてそれから納豆とゴボウを食べ、血圧と前立腺肥大症の薬を飲み(それも5錠も!)、紙パックのアイスコーヒーの冷えたのをコップ一杯飲んでからようやく「うっすら」と目が醒める、というのが私の最近の日課である。今朝は何だか随分年を取ったなぁ・・・とふと脳梗塞前の昔を思い出して、しばし遠い目になってしまった。
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確か脳梗塞になるまでは、会社に勤めていたので朝9時半には「御徒町」のビルに到着していた筈。その頃には私は調布の実家に住んでいたので、7時半にはもう家を出て調布駅8時何分かの急行に乗って新宿に向かう、というのがルーティンである。その時間帯は既にラッシュは過ぎていたので混み方もそれ程酷くは無かった。そして新宿に着いたら取り敢えず立ち食い蕎麦屋かカレー屋に入って朝食を取る、というのが私の毎日の楽しみであった。
今は柏に引っ越してしまったので新宿とは縁が切れてしまったが、その当時は夏は京王線出口脇の「箱根蕎麦」で冷やしおろし蕎麦を食べ、春と秋はJRに向かう途中の細長い通路にある「C&C」でコロッケカレーを食べてから意気揚々と会社に向かったものである。で、冬はデカイ駐車場の向うの蕎麦屋(有名な蕎麦屋だが名前は分からない。今度、新宿に詳しいSN氏に聞いておこう)で「ちくわ天の温かいうどん」をゆっくりと賞味し、この世の「幸せを独り占め」しながら最高の満足感に浸っていた。
まあ、こういう幸せな日々というのはご多分に漏れず、そうは長続きしないものである。そして14年の暮れのゴルフの帰りにあの忌まわしい脳梗塞を発症してしまったのだ。以来、今年でかれこれ9年が経ってしまった。・・・時が経つのは早いものである。
確かに身体は年々着実に衰えており、昼頃に起きて深夜までテレビを見るという夜昼逆転の日々が続いている。で今日、北柏のリハビリ病院で「検査採血」をして来た(やっと本題に辿り着いたよ、年寄りは話が長い!)。最近右足が浮腫んできたので「腎機能の状態」を見ようという訳なのだ。前回問診した時に医者から指摘されて以来、まず体重を減らす事に目標を置いて精進した。結果、3ヶ月で「4キロほど減量」出来たと言う訳である。まあまあのダイエット成功と言えるのじゃないだろうか(これは自慢しても良いかも知れない)。
じゃあ、どうやってダイエットしたかと言えば「糖質」を減らして「食べる量」も減らすという、昔から誰もがやっている例の方法である。要は朝に納豆と豆腐とゴボウを食べ、夜は小松菜にキノコと豚肉少々で食事はお終いにした。後はプリン体ゼロ糖質ゼロのキリン淡麗プラチナダブルを飲んで、テレビを見て寝るだけ。それで3ヶ月を何とかやり過ごした。この所の「記録的な熱波」が功を奏して上手い具合に食欲も無くなり、加えて週に2回の「ゴルフパートナー通い」も後押ししたのかどうかわからないが、体重は「スルスルと下降」したのである(やった!)。
5月に72.5キロもあった体重は現在67.8キロまで減っており、何より気持ちの上で体調はすこぶる良好、「元気溌剌、リポビタンD!」って感じでノリノリである。私の感覚で言うならばここ10年の内で「一番元気」かも知れないな、と思いながら、帰りに柏西口の「ドトール」で久しぶりに休んで行くことにした。
ところが入ってみると店内はそこそこ混んでいて、入口のレジ前の席しか空いていないじゃーないの?
・・・まあ良しとしよう、冷たいアイスコーヒーを飲んで涼むだけだから・・・と、小さい椅子に腰を下ろした。今日は暑い中を結構歩いたので相当汗が出ていて冷房が心地良い。250円のアイスコーヒーをストローで「チューっ」と吸い込むと、キンキンに冷えた液体が体の中をお腹辺りまで下りていき、今までの暑さが嘘のようにスーッと消えて「あゝ、極楽ぅ」って言葉が思わず出た。
アイスコーヒーって、何てこうも美味いんだろうね、最高じゃん!
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やはり暑い日は無理してでも外に出て、色々歩き回って用事を片付けてそれから冷房の効いた喫茶店に入って冷たいアイスコーヒーを飲むに限る!
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というわけで、私の今年の「猛暑撃退法」でした。
なおついでにその時、私はNHKの「らじる聞き逃し」でビートルズの日曜日放送分を聞いていて、丁度流れてきたのはビートルズ最高傑作の「ツイスト・アンド・シャウト」だったのである。偶然というのか何というのか、幸せな瞬間には図ったように「幸せな音楽」が聞こえてくるもんだねぇ。
そして大好きなサビの部分で低音から徐々に4人が和音を作りながら上昇していって、既存の社会の古臭いしきたりや足枷からの「雷が鳴り響く」ような解放感と勝利の雄叫びとが訪れてまさに「天上の恍惚」が我々を包み込む・・・と思ったその瞬間、雲の間から立ち現れる「ジョンの圧倒的な力強い歌声」がヘッドフォン越しに私を我に返らせてくれた!
行けるぜ!、俺もまだまだ「青春してる」んチャウ?
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というわけで、今夜はいつもの第三のビール350ml缶じゃ無く、目一杯頑張って「辛口の白ワイン」を開けてみました!。お気に入りの「ポリーニのショパン」をじっくりと聞きながら、心ゆくまで「私の青春」を味わいたいと思います。健康万歳!青春万歳!(・・・幸せは、今しか無いよ!・・・)
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