明日香の細い道を尋ねて

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ゴルフ練習日誌 11/30/2023(41)ハンドファースト再挑戦(7)やはりスイングは腰が起点

2023-11-30 22:05:00 | スポーツ・ゴルフ

月曜日のゴルフパートナーでの自主練は、ほぼ完成していたスイングの「動きの流れ」を再確認することに目標に置いていた。で、バックスイングの始動から順番を守って、ゆっくりと振っていく・・・と、あれ〜?

全然思った通り行かないじゃん、何で〜?

スイングは全体的には前回の練習時の成果が残っていて、動き自体はおぼろげながら出来てはいたと思う。ただ、リズムよくタイミングを合わせて「インパクトに最高の形で力を集中する」というところまではスイングの流れが全然出来ていないので上手く行かなかったんだと思う。残念!

一つ一つのパーツは形になってはいても、それを全体として「ワンピースのスイング」に仕上げなければ実際のコースでは使い物にならないんじゃないだろうか。プロの分解写真をどれだけ真似ても、実際に球を打って真っ直ぐ飛ばすには「スイングイメージ」として自分の物にまとめる必要があると思う。そしてまとめた上で「一つ」のシンプルなワード・・・つまり「バシッ」とか「ブンッ」とか、とにかく一言で言い表せるイメージにしてプレイすることが絶対条件だろう。何故に「一つのワード」が良いのかというと、全体の流れが重要だからです。個々の動きは考えに入れず、スイング全体の「リズム」で打つ方が結果が出ると思う。

それで今回の練習時に気が付いた「意識すべき点」を書き出すと

1、左腰を引いて切り返す

スイングを開始して「打ちに行く」タイミングは間違いなく「切り返し」です。切り返しに入ったらフィニッシュまでは「一瞬の動作」だから、何がどうとか色々考えている暇は無い筈。練習で体が覚えている事を単に再現することに集中すべきだと思う。だからその「前段階」として、切り返し直前までの動きを「繰り返し練習」する必要があると考えたわけだ。切り返すキッカケをいつも同じに決めておけば、タイミングは一定になる。

具体的には
① バックスイングしながら右のお尻を「左の腰の後ろ」に引き
② 次に左膝を曲げて左に倒れ込むようにして回転の準備に入る。腰の位置はアドレスより左で、この間クラブは上がり続ける
③ クラブがトップに上がる直前のタイミングで左腰を右腰と並行の位置までグッと引き(それにつられて右腰も回る)
④ 体重を左脚の股関節に掛けながら、最終トップから一気に「切り返し」に入る
⑤ その時左腕を伸ばしたまま右足の前にお辞儀をして左広背筋をピーンと伸ばすと「打ちに行く態勢」が完成する

ここまでが「切り返しの瞬間のイメージ」だと考えています。イメージは「ムンっ!」という表現が一番ピッタリくるかな。ポイントは左股関節に体重が乗って、「左の広背筋の張りを維持したまま切り返す」点だと考えています。ここに意識が集中していればオーケーではないでしょうか。

2、クラブの軌道はインサイドから

クラブの軌道は前傾姿勢の次に重要だと私は思う。実はゴルフパートナーでハンドファーストを練習し始めてから、出球が左右に散らばるようになって困っていた。ハンドファーストも良いけど、常に一定の軌道でクラブを操作できるように練習することがもっと重要だと思う。私は少しアウトサイド・イン気味に入ってくる癖があるので、ボールへの進入角度は「ややインサイドアウト」になるよう、毎回注意してダウンスイングに入る位置を練習をすること。

今回気が付いた事だが、インパクトの時「右手のグリップの通り道」に注意すると上手くミート出来るようだ。その時、左手は掌屈して引っ張る動作を行い、右手は「左手の下を通す」つもりで丁度良いと思う。右手が遠心力でついつい外側に行きがちだが、外側を通るとクラブフェースが外に流れてシャンクの原因になる。とにかく正確にボールに当てる為には、右手の通る位置が大事だと思う。

3、左手首はしっかり握って角度を保つ

先週アーリーリリース & ハンドファーストの対策として「左手首を掌屈して振り抜く」というのがあった。今回試して見たらすごく調子が良いので、これは続けていこうと思っている。どの位角度を保つかと言えば、グリップがボールの上に来た時にクラブが水平になっている位を目標にします(これ相当なタメだと思うけど)。

コツはなんと言っても「左手首に力を入れて握ること」です。アーリーリリースを無くしてタメを作ろうと思うとどうしても「右手首を曲げよう」としがちですが、これは経験上どうしても上手く行かない。と言うか、インパクトのタイミングでリリースしようと我慢するので、スイングが腕に頼って体の筋肉が使えなくなり、ギクシャクしたスイングになるからです。

我慢するのは「左手首」です。これなら右手のインパクトを邪魔することなく角度を保持する事が出来るから問題なし。そして左手首をインパクトで開放するのではなく、インパクト後も「保持したまま振り切る」練習をすることがハンドファーストには効果的だと思う。リリースはインパクトを過ぎてから勢いに任せて勝手に手首が返る、で丁度良い。

4、腕の力は意識してはいけない

私はどうしても以前からの癖で「左手を止め」て右手で打ちに行く癖が治らなくて困っていた。これをやると体は無意識にインパクトに向けて「リリースの準備」に入る訳だ。結果は惨めなアーリーリリースである。これを無くすにはインパクトまで「打たない」ことが絶対に必要ではないかと考えた。それには腕の力に頼るのでなく、体の回転力を上げて振り抜くことが重要である(何か飛ばないような気もしないでもないけど)。

理論的な裏付けがないので何とも言えないが、とにかく今は「ボールは打たず」に当たってから引っ張る練習をすること。

以上です。

何だか飛ばないスイングを必死に覚えているようで、これで果たして良いのか?と思うけど、とにかく形だけでも「ハンドファーストでしっかり打てる」ようになるまでは、この練習を続けるつもりで頑張るつもり。多分、今年いっぱいはこのやり方でいくんではないだろうか。飛距離を出すのは、だいぶ先。今の調子では来年の春までお預けですね。果たして、青空に向かって真っ白なボールを「真っ直ぐ遠くへ飛ばす日」が来るのはいつのことだろう?(そんな日が来るとして・・・だが)

今度の練習は明日です。



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